総括:地 方 自治の可能性

2017年年1⽉月20⽇日
第14回「地⽅方⾃自治論論Ⅱ」
総括:地⽅方⾃自治の可能性
社会学科
⾼高橋 洋
授業の感想を聞かせて下さい
●⾯面⽩白かった点、難しかった点
・
・
●取り挙げた政策課題について
・
・
●進め⽅方について、レポートについて
・
・
●その他、要望、意⾒見見、悩み・・・
2
政治・政策ができること
●市場の失敗への対応
・公共財の供給:安全保障、⼀一般道路路の建設
・外部性:教育、公害対策、景観保護
●所得再分配
・地⽅方交付税
●社会保障
・年年⾦金金、健康保険、⽣生活保護
・⼦子育て⽀支援
⇒そのための意思決定:議会、⾸首⻑⾧長
3
地域社会の課題
経済停滞 少⼦子⾼高齢化 ⼈人⼝口減少 雇⽤用減 地⽅方消滅?
社会保障費⽤用の増⼤大
財政⾚赤字 4
いかに地域を元気にするか?
〜~7回:地域活性化と産業振興
●全国的趨勢
・第1次産業⇒第3次産業、少⼦子⾼高齢化
●失敗例例?
・シャープ⻲亀⼭山⼯工場
・公共事業:無駄?
・農業:どうして衰退した? ⇔欧⽶米
●成功例例?
・はっぱビジネス、観光業
⇒失敗事例例・成功事例例の共通点は?
5
誰が地⽅方⾃自治を担うべきなのか?
〜~11回:教育政策と教育委員会
①⾸首⻑⾧長
②(⾸首⻑⾧長配下の)官僚僚
③独⽴立立⾏行行政委員会
④市⺠民、住⺠民:レイマンコントロール、住⺠民⾃自治
⑤国(が指⽰示):機関委任事務
⇒政策分野にもよる?
6
国と地⽅方の関係Ⅰ
〜~12回:都市計画と景観条例例
●明治以来の中央集権の伝統
・機関委任事務
●1990年年代〜~:地⽅方分権改⾰革
・都市計画も⾃自治事務へ
●国法としての古都保存法からの政策波及
⇒景観条例例:条例例の横出し
⇒まちづくり条例例
⇒景観法
⇒適切切な役割分担とは?:補完性の原理理
7
国と地⽅方の関係Ⅱ
〜~10回:沖縄基地問題
●国の安全保障政策>地⽅方⾃自治?
・沖縄の特殊な歴史的背景:琉琉球国⇒沖縄県、⽶米軍統治
●沖縄振興体制
・国が予算を使って開発:基地の⾒見見返り?
・沖縄は経済発展したのか?
●沖縄県⺠民の⼈人権問題
・⽇日⽶米地位協定、暴暴⾏行行事件
⇒⽇日本⼈人としてどう考えるか?
8
⾼高橋の地域エネルギー政策研究
●国のエネルギー政策の⾏行行き詰まり
・原⼦子⼒力力・⼤大規模電源重視
・⼤大企業・独占企業中⼼心
・⼤大前提としての経済成⻑⾧長、規模拡⼤大
●世界的な潮流流
・再⽣生可能エネルギーの⼤大量量導⼊入
・エネルギー⾃自治の拡⼤大:地域企業、NPO、⾃自治体の活躍
・電⼒力力⾃自由化:消費側の論論理理
●⽇日本の地⽅方の現実
・⼈人⼝口減、経済縮⼩小
・豊富な再⽣生可能エネルギー
・エネルギー事業・政策を担う⼈人材不不⾜足、ノウハウ不不⾜足
9
⾼高橋がこの1年年間で訪れた⾃自治体
●再エネ発電事業関連
・兵庫県宝塚市、札幌市、⻑⾧長野県飯⽥田市
・⼤大阪市
●電⼒力力⼩小売⾃自由化関連
・福岡県みやま市、⿃鳥取市、⽶米⼦子市、浜松市、群⾺馬県中之条町
・⿅鹿鹿児島県⽇日置市、いちき串串⽊木野市
●その他
・京都市、福知⼭山市
・都留留市、甲府市
・国分寺市、市川市
10
いかにして⾃自治体の政策を研究するか?
●⽇日頃から⾃自治体の政策課題に関⼼心を持つ
・新聞・ニュース記事を読む
・書籍・論論⽂文を読む
●地域を歩く、⾃自治体の⼈人と話をする
・⽬目で⾒見見る、触れる、対話する
・ヒアリング:⾃自治体関係者、住⺠民
●⾃自分の頭で柔軟に考える
・「若若者、よそ者、⾺馬⿅鹿鹿者」:皆さんは??
⇒失敗を恐れず、積極的に⾏行行動を起こす!
11