第5回『印籠』 - アークヒルズクラブ

2017年2月17日(金)
≪日本の技と美
-
細密工芸の「極み」≫
特別ゲスト:清水三年坂美術館 館長
村田理如氏
第5回『印籠』
時 間: 18:30 ~ 19:00 村田氏のお話
19:00 ~ 19:30 作品鑑賞・質疑応答
19:30 ~ 21:00 お食事
参加費: 会員・ゲスト/¥12,000 (お料理・お飲み物、税・サ込み)
京都、清水三年坂美術館 館長 村田理如(むらたまさゆき)氏をお迎えし、日本の匠たちが、幕末・
明治にかけて創作した日本美術の素晴らしい作品に触れる特別企画の第5回をお届け致します。
1986年に、ニューヨークのアンティーク・ショップで出会った印籠の美しさ、細密工芸の極致ともいう
べき作品に感動した村田氏。以来、村田氏は本格的に幕末・明治の工芸品の蒐集を続け、今や、1
万2000点を超える作品を所蔵する世界屈指のコレクションを築き上げられました。
5回目のテーマは「印籠」です。印籠の魅力は、手のひらに乗る小さなサイズの箱にありとあらゆる工
芸の技法を使って作られた美が凝縮していることにあり、まさに掌上の小宇宙と呼ぶにふさわしい、緻
密で細密な美術品です。本体の素材もバラエティに富んでおり、技法的にも、漆塗、蒔絵、杣田、堆
朱、堆黒、鍛金、七宝、牙彫り、木彫、鼈甲彫り、等正に工芸技法のオンパーレードと言える。
印籠はもともと、その名の通り、印鑑や印肉を
いれておくための箱であった。 それが携帯用
の印鑑入れになり、やがて薬入れとしても使われ
出し、むしろそちらが主流になり、武士の間で流
行り出した。
ニューヨークで出会った印籠が村田氏の日本
美術コレクションの出発点でもあるといわれ、清
水三年坂美術館に収集された美術品の中で
も、特に愛着があるそうです。
今回は村田氏が厳選した作品の数々を当クラ
ブにご持参頂き、歴史背景などに触れながら、
細密工芸の魅力についてお話頂きます。普段は
ガラス越しにしか見る事のできない、「印籠」の逸
品を間近で、また、作品によっては手に取って鑑
柴田是真:カタバミに蝶図蒔絵印籠
梶川:蘭陵王図蒔絵印籠
賞いただける大変貴重な機会です。
Shibata Zeshin, make inro,
[金工=濱野矩随]
Oxalis, Three-Leaf/Arrowhead
皆様のご予約を心よりお待ちしております。
Kajikawa, makino inro, Bugaku Performance
and Butterflies
of Ranryo O
Gold work: Hamano Noriyuki
February 17 (Fri.), 2017 Special Cultural Salon featuring
Japan’s Masterpieces of Inro
Special Guest – Mr. Masayuki Murata, Director of the Kiyomizu Sannenzaka Museum
Time: 18:30 ~ 19:00 Talk by Mr. Murata
19:00 ~ 19:30 Viewing of Japanese Crafts/Q&A
19:30 ~ 21:00Dinner
Fee: Member/Guest - ¥12,000 including dinner, drinks, tax & service charge
お申し込みは: アークヒルズクラブへお電話下さい。℡ 03-5562-8201
又はE-メール [email protected]
For reservation: Please call us at 03-5562-8201 or e-mail [email protected]
★イベントのキャンセルは実施日より3日前までにお願い致します。以降のキャンセルは参加費全額を
キャンセルチャージとして頂戴いたしますので、何卒ご了承の程お願い申し上げます。
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For cancellations made later than three days prior, the full fee will be charged.