実施説明書

補助第 26 号線沿道一体コーディネート委託に係るプロポーザル実施説明書
平成 29 年 1 月 18 日
1
業務の概要
⑴ 件 名
補助第 26 号線沿道一体コーディネート委託
⑵ プロポーザル方式実施の趣旨
板橋区が現在行っている、板橋区大山地区補助第 26 号線生活再建サポート委託及び補
助第 26 号線沿道まちづくり促進業務委託、さらに来年度から追加する不燃化特区促進検
討委託を実施するにあたり、価格だけでなく、事業の最適な実効性の観点から、より多
くの事業者から多様な提案を求め、総合的な見地から、また、公正かつ公平な方法で、
本事業に最適な事業者を選定します。
⑶ 業務内容
下記の業務内容は、板橋区が考えているものであり、これに拘束されることなく、具
体的な提案や自由な発想による提案を求めます。
①相談窓口の管理・運営
別紙「平成 29 年度
板橋区大山地区補助第 26 号線生活再建サポート委託仕様書
(案)」のとおり
②生活再建プランの検討・提案
別紙「平成 29 年度 補助第 26 号線沿道まちづくり促進業務委託仕様書(案)」のと
おり
③不燃化まちづくり方針の検討
別紙「平成 29 年度 不燃化特区促進検討委託仕様書(案)」のとおり
④報告書の提出
⑷ 委託期間
①平成 29 年度 板橋区大山地区補助第 26 号線生活再建サポート委託
平成29年4月1日~平成33年3月31日
※ただし、契約期間は単年度とし、該当年度の予算が議決され、かつ履行状況が良
好な場合に限り契約の更新を行います。
②平成 29 年度 補助第 26 号線沿道まちづくり促進業務委託
平成29年4月1日~平成33年3月31日
※ただし、契約期間は単年度とし、該当年度の予算が議決され、かつ履行状況が良
好な場合に限り契約の更新を行います。
③平成 29 年度 不燃化特区促進検討委託
平成29年4月1日~平成30年3月31日
⑸ 委託仕様書
業務内容の詳細については、プロポーザル実施後に、委託事業者の提案書を基に、区
と委託事業者における協議により、委託仕様書を作成し、決定します。
⑹ 予算概要
①平成 29 年度 板橋区大山地区補助第 26 号線生活再建サポート委託
1
30,000,000円(消費税相当分含む)
※ただし、契約期間は単年度とし、該当年度の予算が議決され、かつ履行状況が良
好な場合に限り金額の検討を含めて契約の更新を行います。
②平成 29 年度 補助第 26 号線沿道まちづくり促進業務委託
4,000,000円(消費税相当分含む)
※ただし、契約期間は単年度とし、該当年度の予算が議決され、かつ履行状況が良
好な場合に限り金額の検討を含めて契約の更新を行います
③平成 29 年度 不燃化特区促進検討委託
1,500,000円(消費税相当分含む)
※契約期間は単年度とする。
※予算額については、本年3月末の区議会の議決により確定します。
2
参加資格要件
公募に関しては、次の事項を参加条件とします。
⑴
都市計画道路における権利者の生活再建サポートを目的とした相談窓口業務について
過去10年以内で受託実績があること。
⑵
都市計画道路における沿道一体整備事業(東京都が定義する「道路整備と一体的に進
める沿道まちづくり」)と同等の業務について過去10年以内で受託実績があること。
⑶
地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項(同令第167
条の11第1項において準用する場合を含む。)の規定に該当していないこと。
⑷
東京都板橋区競争入札参加有資格者指名停止要綱(平成17年3月31日区長決定)
による指名停止を受けていないこと。
⑸ 参加者及びその役員等が以下の項目に該当しないこと。
ア 暴力団員等である又は暴力団員等が経営に事実上参加している。
イ 暴力団員等を雇用している。
ウ 暴力団員又は暴力団員等と社会的に非難される関係を有している。
⑹ 提出された書類の記載事項に虚偽がない。
⑺ 提案金額が契約上限額の範囲内であること。
3
提出書類及びその様式
参加事業者は本説明書を確認の上、次に示す書類を提出してください。
なお、様式が示されているものについては、交付する様式を使用してください。様式に
定めがないものは任意ですが、用紙サイズはA4にしてください。
提出部数については、⑴は1部、⑵は正本1部、副本10部とします。
なお、副本の提案書(様式2-1及び①から⑦の書類)の記載内容において、参加事業
者の会社名、団体名が特定できるような表現はしないでください。
【厳守】
⑴ 「プロポーザル参加申込書」
(様式1)
⑵ 提案書(様式2-1)
① 会社概要
② 業務実績調書
2
③ 業務実施体制(様式2-2)
④ 予定技術者の経歴等(様式2-3)
⑤ 見積金額及び積算内訳書
⑥ 提案説明書
ア 内容
・板橋区大山地区補助第 26 号線生活再建サポート委託
〔背景〕
平成 32 年度の完成を予定している補助第 26 号線は平成 29 年度より用地買収が本
格化していく。そのため住民に対し、より具体的な生活再建に向けての提案が必
要となってくる。
〔記載内容〕
住民の事情に対応した移転先の提案、共同化計画の提案、残地活用の提案(相談
者の状況を想定し、共同化や残地活用の提案を行う等の対応シミュレーション)、
平成 32 年度までの取り組み内容。
・補助第 26 号線沿道まちづくり促進業務委託
〔背景〕
本格化する補助第 26 号線整備に向けて生活再建の選択肢の一つである、沿道の隣
接後背地を活用した共同化を進めていく必要がある。
〔記載内容〕
権利者の状況に合わせた効率的かつ実現性の高い共同化を推進する取り組みにつ
いての提案、平成 32 年度までの取り組み内容。
・不燃化特区促進検討委託
〔背景〕
不燃化特区事業を開始してから 2 年目になるが、一部地区での建替えが進んでい
ない状況である。事業目標である平成 32 年度に不燃領域率 70%の達成をめざし、
不燃領域率の増加に寄与する都市施設導入の検討や共同化の促進、老朽建築物除
却・建替え促進を現在より加速させていく必要がある。
大山駅周辺地区では補助第 26 号線の整備や東武東上線の連続立体交差事業等が計
画されており、各事業と連携し計画的に都市施設の導入や共同化推進街区等の不
燃化まちづくり方針を定めた上で、事業を進めていく必要がある。
〔記載内容〕
不燃化特区の助成制度を活用するために必要な現況調査方法の提案や不燃化を推
進するための取り組みについて調査方法及び各住戸街区の状況に合わせた不燃化
まちづくりの方針について。
イ 仕様
・A4版両面印刷
文字方向:横書き
用紙方向:縦使い
文字サイズ:10.5ポイント以上(注意書きを除く)
・ホッチキス2点止め(左とじ)
3
・表紙・目次を除き10ページを限度
・A3版は2ページ換算をし、一部綴じ込み可
・カラー印刷可
⑦貸借対照表及び損益計算書(各3期分)
4
提出場所等について
⑴ 提出場所
事務局宛に提出してください。
〔事務局〕
板橋区都市整備部拠点整備課大山事業グループ(板橋区役所 本庁舎北館5階)
住所:東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2449(直通)
E-mail:[email protected]
⑵ 提出方法
書面により⑴の提出場所へ直接持参してください。(郵送・宅配等は不可)
⑶ 提出期限
① 参加申込書
平成29年1月24日(火) 午後5時まで
② 提
平成29年1月31日(火) 正午まで
案 書
⑷ そ の他
① 参加申込書(様式1)等の交付は参加申込書提出期限の前日までとします。
② 参加申込書(様式1)を提出していない者の質問書及び提案書は受付できません。
③ 提案書は1事業者につき1案のみの提出とします。
④ 提案書の再提出及び記載内容の変更は認めません。
⑤ 提案書に記載した担当者は、原則として変更できません。ただし、正当な理由がある
場合はこの限りではありません。
5
質疑・回答について
提出書類作成にあたって質問がある場合は、質問書(様式3)に質問内容を簡潔に記載
し、事務局へ電子メールにて問合わせてください。電話による口頭質問は受付けません。
質問書の提出期限は、平成29年1月24日(火)正午までとします。
質問書に対する回答は、平成29年1月26日(木)午後5時(予定)までに本プロポ
ーザルへの参加申込書の提出者全てに対して電子メールにて通知します。
質問書の電子メールに使用する、件名、添付ファイル名は次の標記にしてください。
6
・件 名
「補助第 26 号線沿道一体コーディネート委託質問書」
・添付ファイル名
「平成 29 年○月○日_事業者名.doc」
審査方法
提案書の審査は、以下に示す第一次審査及び第二次審査を行い、最も優秀と思われる1
者を選定します。なお、審査にあたっては、「補助第 26 号線沿道一体コーディネート委託
事業者選定委員会」が採点審査を行い、事業者の選定を行います。
4
⑴ 第一次審査(書類審査)
提案書の提出書類を審査し、
「7審査基準(1)」に基づき、5者を限度とし選定します。
第一次審査の結果については、全ての参加事業者に通知します。
⑵ 第二次審査(プレゼンテーション審査)
① 第一次審査で選定された提案者においてプレゼンテーション審査を行います。プレゼ
ンテーション審査は、提案内容の説明(15分以内)と質疑応答(15分程度)を行
います。審査については「7審査基準(2)」に基づき、審査を実施し、第一次審査及
び第二次審査の評価点の合計点が最も高い者を提案採用者とします。ただし、第二次
審査の評価点の合計が配点合計の半数を超えない場合は、提案採用者としません。
② プレゼンテーション審査を受ける順序は、提案書の提出時に、くじ(数字が記載され
ている)を引いていただき、くじに記載されている数字が小さい順に審査を行います。
順序は、第一次審査の結果通知に記載します。
③ プレゼンテーションの出席者は3名までとし、本件業務の担当者が提案書を説明する
ものとします。
④ 資料を追加することはできません。
⑤ 提案書をOHP、スライド、プロジェクター、パネルで拡大することは可能です。
⑥ その他、詳細(日時、場所等)については、別途通知します。
7
審査基準
提案書の評価項目、評価基準及び配点は、次のとおりです。
⑴ 第一次審査(書類審査)
別表1のとおり。
⑵ 第二次審査(プレゼンテーション審査) 別表2のとおり。
8
その他
⑴ プロポーザルに要した費用は、参加事業者の負担となります。
⑵ 参加申込書及び提案書に虚偽の記載をした場合は、失格となります。
⑶ 使用する言語は日本語、通貨は日本円とします。
⑷ 提案書その他提出資料については返却しません。
⑸
提案書の著作権は、参加事業者に帰属しますが、プロポーザル方式への参加申込手続
以降に、区に提出された書類については、すべて公文書公開請求(情報公開)の対象と
なり、原則公開となることから、あらかじめ了承のうえ提出してください。
なお、区から要請がある場合には、事業者は提案書の補足説明書をすみやかに作成し
提出してください(概ね2週間以内)。補足説明書は公文書公開請求(情報公開)により
開示した提案書の内容を補足する必要があった場合に作成するもので、どのような提案
がなされているか想起できる具体的な内容のものとします。
⑺
本業務委託については、平成29年度予算の成立(板橋区議会で3月下旬議決予定)
を前提として行うものであり、予算が成立しなかった場合には契約締結を行わない場合
があります。
⑻
契約締結前に、提案採用者の提出書類または提案内容に虚偽等があることが判明した
場合は、次点の提案者を繰り上げて受託予定者に決定するものとします。
5
⑼ 本プロポーザル実施についての説明会は行いません。
9
スケジュール(予定)
〔平成29年〕
1月18日(水) プロポーザル募集の公表(区ホームページに掲載)
1月24日(火) 参加申込書の提出期限及び質問書の受付期限
1月26日(木) 質問書に対する回答
1月31日(火) 提案書の提出締切り
2月10日(金) 第一次審査結果通知発送
2月22日(水) 第二次審査(プレゼンテーション・質疑応答)
2月27日(月) 第二次審査結果通知発送
4月 1日(土) 契約・業務実施
6
別表1
評価項目
経
営
状
況
技
術
者
の
技
術
力
と
実
施
体
制
提
案
説
明
書
の
内
容
管
理
技
術
者
(
以
下
「
管
理
」
と
い
う
。
)
及
び
担
当
技
術
者
(
以
下
「
担
当
」
と
い
う
。
)
評価基準
配点
経営規模
履行保証力
当該業務に対して、妥当な経営規模・経営状況かな
ど資本金、売上高、自己資本比率等を総合的に評価
20
資
格
要
件
技術者の資格
その他分野の
内容
管理技術者の取得資格について
技術資格者(1 級建築士)
、その他まちづくり・
不動産に関する資格
○管理
○担当
各5
従事期間
都市計画道路の相談窓口業務従事期間について
従事期間の年数
従事期間
都市計画道路の沿道まちづくり業務従事期間につ
いて
従事期間の年数
専
門
技
術
力
専
任
性
従事期間
(不燃化特区※
3)
同種・類似
事業の実績
(相談窓口※1)
同種・類似
事業の実績
(沿道まちづ
くり※2)
同種・類似
事業の実績
(不燃化特区※
3)
手持ち業務量
不燃化特区のまちづくり業務従事期間について
従事期間の年数
都市計画道路の相談窓口業務の実績について
実績件数
○管理
○担当
各5
○管理
○担当
各5
○管理
○担当
各5
○管理
○担当
各5
都市計画道路の沿道まちづくり業務の実績につい
て
実績件数
○管理
○担当
各5
不燃化特区のまちづくり業務の実績について
実績件数
○管理
○担当
各5
手持ち業務量と当該業務量との重なり程度につい
て
専任性が高い
業務内容の理解度
当該業務に係る現状確認が適切であり、業務の目
的、条件、内容の理解度が高い
業務実施に際しての
実現性及び実効性
当該業務の実施に際して提案内容の実現性及び実
効性が高い
地域理解度
大山駅周辺地区の特性を考慮した内容になってい
る
○管理
○担当
各5
○相談※1
○沿道※2
○不燃※3
各業務 10
○相談※1
○沿道※2
○不燃※3
各業務 10
40
合計 200 点
※1 板橋区大山地区補助第 26 号線生活再建サポート委託
※2 補助第 26 号線沿道まちづくり促進業務委託
※3 不燃化特区促進検討委託
7
別表2
評価項目
担
当
技
術
者
の
技
術
力
提
案
説
明
書
の
プ
レ
ゼ
ン
テ
ー
シ
ョ
ン
取組意欲
評価基準
技術提案に関する説明が明確であり、業務に対する取組
が強く感じられる
コミュニケーション
質問に対する応答が明確で、かつ迅速に対応できた
能力等
決められた時間内に必要な説明ができた
業務内容の理解度
配点
20
当該業務に係る現状確認が適切であり、業務の目的、条
件、内容の理解度が高い
20
○相談※1
○沿道※2
○不燃※3
各業務 10
業務実施に際しての
当該業務の実施に際して提案内容の実現性及び実効性
実現性及び実効性
が高い
○相談※1
○沿道※2
○不燃※3
各業務 10
合計 100 点
※1 板橋区大山地区補助第 26 号線生活再建サポート委託
※2 補助第 26 号線沿道まちづくり促進業務委託
※3 不燃化特区促進検討委託
8