資料3 第二次健康千代田21 計画体系

資 料 3
第二次健康千代田21
基本理念
総合目標
計画体系
子どもから高齢者まで生涯にわたり、健やかで心豊かに生活できるまち
①健康寿命の延伸
②早世の減少
【課題】
【領域】
1)生活習慣病と要介護状態の予防
【分野】
1)がん
働く世代のがん死亡者を減らす
2)糖尿病・メタボリックシンドローム
糖尿病患者の増加を抑制するとともに、重症化を防ぐ
メタボリックシンドローム該当者及び予備群を減らす
がんは早世の原因として最も多く、特に女性はがんによる死亡が
半数を占めています。糖尿病有所見率やメタボリックシンドローム該
当率は、前回調査よりも上昇しています。また、介護認定率が都や
国より高く、要介護の主な原因となる生活習慣病を予防すること等
【目標】
1生活習慣病と要介
3)循環器疾患
護状態の予防
脳血管疾患及び虚血性心疾患の死亡者を減らす
の取組みが必要です。
4)慢性閉塞性肺疾患(COPD)
慢性閉塞性肺疾患(COPD)について知っている人を増やす
2)適切な食生活と運動の推進
5)要介護状態
要介護となる高齢者を減らす
1)栄養・食生活(食育)
適性体重の子どもを増やす
適正体重の人を増やす
適切な量と質の食事をとる人を増やす
2)身体活動・運動
運動を習慣にしている人を増やす
3)休養
睡眠による休養を十分取れていない人を減らす
4)飲酒
生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人を減らす
5)喫煙
喫煙者を減らす
6)歯・口腔の健康
歯の本数を保持している人を増やす
乳幼児期・学齢期におけるむし歯のない子どもを増やす
かかりつけ歯科医を持つ人を増やす
1)こころの健康
自殺者を減らす
悩みを相談できる人がいる人を増やす
2)社会環境の整備
地域や人とのつながりをつくる
高齢者の社会参加を増やす
3)健康的な生活環境の推進
各種施設や建築物の適正な衛生水準を確保する
大人は適切な体重の人が多いものの、バランスの良い食事をして
いる人は多くありません。また、運動習慣のある子どもの割合は国よ
りも少なくなっています。子どもから高齢者まで適切な食生活と運動
を推進する取組みが必要です。
2生活習慣の改善
3)歯の健康の維持向上
区民の歯の健康状態は世代を問わず、良好です。ただし、歯の健
康は生活習慣病と密接に関係し、要介護状態になることを防ぐため
にも非常に重要で、引き続き健康な状態の維持に向けた取組みを
推進します。
4)こころの健康・睡眠・飲酒の改善
自殺死亡率は国や都より高く、特に 20~40 歳代の男性が多いで
す。男性は悩みを相談できる人が少ない傾向があり、取り組みが必
要です。また、十分な睡眠が取れていない人や適量以上の飲酒をす
る人が多く、うつ病やアルコール依存症の予防や早期対応等につい
ての取り組みが必要です。
5)地域とのつながりの醸成
3社会環境の整備と 4)食の安全・安心の推進
健康・医療に関す 5)感染症予防対策の推進
る安全安心の確
保
6)安心して医療が受けられる仕組みの推進
調査結果から、地域とのかかわりが希薄な傾向がみられました。
地域のつながりが豊かなほど、住民の健康状態が良いことが報告さ
形成に向けた工夫が求められます。
感染症の集団発生を減らす
かかりつけ医を持つ人を増やす
在宅療養が受けられる仕組みを推進する
7)動物と共生できる地域社会づくりの推進
狂犬病など人畜共通感染症の発生を予防する
「猫の殺処分ゼロ」を継続する
8)健康危機管理の向上
健康危機管理体制の構築
新型インフルエンザ等対策の充実
災害時の保健医療体制の見直しと整備
れています。 また、高齢者については地域活動など社会参加を促
進することが健康寿命の延伸につながります。地域とのつながりの
食中毒を減らす