記者発表資料 単独受任としては県内最多! 志木市で4人目の「市民後見人」が誕生しました 平成28年12月22日に志木市成年後見支援センターの実施する市民後見人養成講 座の修了者が、さいたま家庭裁判所から、市内在住の90歳代の女性の市民後見人に選 任され、本市で4人目の市民後見人が誕生しました。 本市では、平成25年9月に単独受任として県内初の市民後見人を誕生させて以来、 市民力を活かした身近な市民の立場からの被後見人に寄り添う市民後見人の育成に努め てまいりました。今回の受任で本市において市民後見人が単独で後見活動を担う件数は 4件となり、県内最多の受任件数となりました。 1 市民後見人とは 認知症高齢者や障がい等で判断能力が低下した人たちを支える成年後見制度では、 弁護士や司法書士などの専門職後見人を選任することが多くありますが、高齢化の進 展などにより、成年後見人の数が不足しています。 市民後見人は一般の市民ですが、志木市成年後見支援センターが実施する講座等で 専門知識を研修・研鑽し、家庭裁判所から後見人として選任されるもので、成年後見 制度の新たな担い手として注目されており、平成28年5月に施行された「成年後見 制度の利用の促進に関する法律」においても育成と活用が期待されています。 2 今回の選任について 本市では、平成24年12月に志木市成年後見支援センターを設置し、市民後見人 の育成に取り組んでいます。今回選任された方は、市内在住の60歳代の男性で、権 利擁護人材バンクに登録し、さまざまな地域活動で活躍している方です。今回の選任 においては、本人のこれまでの経験と成年後見支援センターや社会福祉協議会のバッ クアップ体制とが評価されました。 3 その他 本市では今後も市民後見人の育成と 住民同士の助け合いによる権利擁護体 制の構築のため、志木市成年後見支援セ ンターによる成年後見制度講演会や市 民後見人養成講座、個別相談会、制度説 明会などを実施していきます。 記 者 発 表 資 料 平成29年1月16日 担当者/健康福祉部 長寿応援課 いきがい支援グループ 主査 奥田 和治 電話番号/048-473-1111 内線2428 担当者/志木市成年後見支援センター 所長 徳永 幸子 電話番号/048-486-5130 志 木 市
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