カラーマーケティング実践講座

経験値やセンスに頼らず、社内やデザイナーを説得したい方のための
カラーマーケティング実践講座
2017年3月24日(金)1日集中【東京教室】
「なんとなく」や好き嫌いで色を決めていませんか?
CONCEPT PROMOTION IMAGE
読み手への
メッセージが伝わる色
訴求ポイントに合わせた
色の選び方が分からない。
目立つと思った色が
売り場で沈んで見える。
店頭で競合と
並んでも目立つ色
イメージの
伝達手段になる色
同じような特徴の商品が多く、
パッケージにも個性が乏しい。
売れる自信はあるのに、
上司を納得させる裏付けがない。
ブランド規定が厳しく、
同じような色合いになりがち。
狙っていた
イメージと違っても
デザイナーに
言いくるめられてしまう。
▶広告、販促物を発注する
宣伝・販促担当の方
▶パッケージを発注する
商品開発担当の方
▶会社案内、Webを発注する
広報・Web担当の方
にオススメ
訴求点にはこだわるのに色はなんとなくで決めていませんか?
目的にあった色をデザイナーに選ばせ裏付けを得るためのセオリー
色の話は専門外と思っていませんか?
最低限の知識があれば、社内もデザイナーも説得できる!
彩度、
明度、
色相や色の持つ情報など
発注側でも知っておくべきいろはとは?
色を言葉に置き換えられれば、
根拠のある判断が断然しやすくなる
感性や好みで良し悪しを判断しがちな制作物やWeb、
パッケージにお
制作の目的に合った色を選ぶプロセスを、文章を書くプロセスにたとえ
いて、色はなかでもとりわけそれに頼った判断を下しがちな要素です。
ると、
色の情報は単語を知ることに相当します。
その後に必要なのは文
しかし、本来であれば色こそもっと根拠を持って選ぶべき要素です。
な
法、つまり色を使った戦略の組み立て方です。発注側ではこの組み立
ぜならば読み手の第一印象はコピーや写真よりも色によって決まって
てをしっかりとしておくことが、
目的に合った色に仕上げる上では欠か
しまうためです。
そして裏付けを持って色を判断するためには、
まず色
せません。そこで宣伝会議では、企業の発注担当者に必要な色の基
の情報について理解することが必要です。色にも基礎知識やルール
礎知識から、
テレビ、新聞雑誌といった広告、パンフレット、
チラシ、
ポス
があります。
一見デザイナーだけが知っていれば良さそうなこの知識を
ター、POPといった販促物、Webやパッケージなどで目的に合った色に
押さえておくことが、上がってきた案とのズレを修正したり、社内を説得
仕上げる実践的なノウハウまでを学ぶ「カラーマーケティング実践講
したりする際には必要となります。
座」
を開催します。
本講座で学ぶこと
目的やテーマに合わせた配色を
デザイナー任せにせず決めるためのノウハウ
STEP 1
色の役割と特性
発注前に押さえておきたい色の基礎知識を整理する
色が果たす5つの役割
大前提のルール3大属性
「なぜこの色にするのか」
を説得する第一歩は、
色の機能と役割を知る
数少ないデザインの大前提のルールのひとつである色の3大属性。
これ
ことにあります。
色を付ける目的は右図のような5つに大別することができ
を正しく知ることが色を知る第一歩です。
コンセプトが読み手に伝わる仕
ます。
その目的に対して記憶に内在する個々の色へのイメージを用いる
上がりにするためには、
左図のように彩度・明度・色相の3つの特徴を意
ことで、
その色を選ぶことの論理的な判断を下すことができます。
経験や
識して、
ベースになる色と組み合わせる色を導き出すことが必要です。
勘での修正指示に反論するためには、
この論理を理解するのが近道で
そこで本講座では3つの属性を押さえた上で、
効果的に色を使うための
す。
そのため、本講座では判断する際の基礎となる色の機能と役割を
原理原則を学びます。
学びます。
①目立つ
+
②他と区別させる
③商品理解を促す
④情報価値の付与
⑤ブランドのテーマカラー
STEP 2
コンセプトメイキングと色の考え方
目的に合った色かを判断するための裏付けをつくる
なんとなくの感覚を言葉に置き換える
色の持つ意味合いの棚卸し
専門的な勉強を積み重ねてきた訳ではない担当者にとって、根拠を
打合せやプレゼンでデザイナーから提示された色を判断する際には、
持って色を選び、
説明することができないのは、
色を言葉に変換する技
色の持つ情報を理解することが必要です。色の持つ情報には、
左図に
術がないためです。
だからこそ色という感覚的な要素を言葉で表現す
ある抽象と具象の2種類が存在します。判断する際は、
その色が企業
る手段が必要です。
そこで有効なのは、
デザインの対象となる企業や商
や商品が持つ人格を表しているか。
そして伝えたいメッセージとしてそ
品を左図のように人格化するという考え方です。企業や商品にはっきり
の色の情報は適切か。
この2点を検討することによって論理的に色を選
とした人格を与えることができれば、
それに応じた色も必然性を持って
ぶことができるようになります。
そのためにはデザイナーでなくとも色が持
決めることができます。
つ情報を押さえておくことが必要です。
STEP 3
デザイナーへの依頼と修正指示の出し方
制作の目的に沿ってデザイナーにイメージを膨らませる
プロをその気にさせるオリエンの方法
紙とWebとでの意識することの違い
ざっくりとした指示を出せば、読み手に伝えたいメッセージがうまく伝わ
Webサイトをつくることがもはや当たり前になった今、
ひとつの企業や商
らない。細かく指示を出しすぎると、
どこかやぼったくなって外注した意
品で、紙媒体の制作物とWebサイトでの色をどう使い分けるかが重要
味を感じにくくなってしまう。
これは発注担当者が抱えやすい外注する
になってきています。
たとえばWebでは彩度が高い色を避けるのが原
際のジレンマです。伝えたいことが伝わるのに、頼んだデザイナーのセ
則です。
これは紙と違って画面の明るさそのものが関わってくるため、
読
ンスを発揮させるのは、
オリエンでの伝え方を変えるのが近道です。
そ
み手の眼精疲労を考慮すると避けるのが無難とされています。
サイトの
こで本講座では企業側で百戦錬磨の講師がオリエンのテクニックにつ
構造や導線をいくら工夫してもこうした原則を無視してはユーザビリ
いて講義を行います。
ティの向上は望めません。
Webの色選びで意識する原則②彩度が高い色は避ける
ディスプレイの明るさによる眼精疲労を考慮する
テーマ
内 容
10:00
色の基礎知識と
カラーマーケティング
色の機能と役割/色の基本知識 三大属性/色を見る目/色の持つ記憶/色に持たせ
る意味/演習:色の持つ印象を言葉に置き換える
∼
色を導く思考回路
「高級感」を訴求する色の選び方/「目立たせたい」場合の色の選び方/企業や商品の
「人格化」/演習:広告の分析
15:15
∼
発注の現場ですぐ使える
カラーテクニック
メディアを横断する色選びのポイント/色で勝つ!オリエン方法と判断基準/紙とWebでの色
選びの違い/ターゲット・テーマ別のカラーテクニック事例
パナソニック
高須泰行氏
店舗を中心とした
売る色の判断基準
売れる色と売る色/色の役割を設定する/商品パッケージの4つの価値/理性情報と感性情報
の掛け合わせ/センスや経験に頼らない判断基準/説得力の上がる色の選び方
ライオン
松田徳巳氏
∼
時 間
∼
カリキュラム
11:30
12:30
15:00
16:15
16:30
17:30
登壇講師
博報堂
小杉幸一氏
※講師・カリキュラムは変更となることがあります。予めご了承ください。
講師紹介
小杉 幸一氏
高須 泰行氏
株式会社博報堂 クリエイティブデザイン局 アートディレクター
SUZUKI
「HUSTLER」
、
資生堂
「50 selfies of Lady
Gaga」、KIRIN「一番搾り」、PARCO「パルコア
ラ」、ZUCCa、特別展「ガウディ×井上雄彦 」、
Gaba、東京国際映画祭2013年ロゴデザイン、本
屋「B&B」
などがある。東京ADC賞、JAGDA新人
賞、NYADC賞、
カンヌ国際広告祭GOLD、ACC
賞、ADFESTグランプリ、JRポスターグランプリ最
優秀賞、
ギャラクシー賞など国内外数多く受賞。
パナソニック株式会社
コンシューマーマーケティング
ジャパン本部
コミュニケーション部
クリエイティブ課
パナソニック宣伝部門のクリエイティブ担当者とし
て、
エアコン・冷蔵庫・洗濯機などの白物家電を中
心に、
さまざまな宣伝キャンペーンを手がける。
グラ
フィックを中心に国内外の広告賞の受賞多数。
松田 徳巳氏
ライオン株式会社
宣伝部 制作室
デザインチームリーダー
1988年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
同年ライオン入社。以来、
商品のパッケージデザイン
開発に従事し実制作とディレクションを務める。現
在、宣伝部制作室にてデザインチームリーダーを務
める。
日本パッケージデザイン大賞2011受賞。
受講者の声
本講義ではじめて
「色の基礎知識」に
関して知りました。意図して色を選んで
いくという視点は、
とても面白いし常に
追求していきたいと感じました。
色については、
デザイナーや代理店の専門
分野で社内では手を出しづらい分野だった
が、根本となる目的、
どう見せたいか、何を伝
えたいかが最も重要であると理解できた。
紙媒体を主に制作しているのですが、
制作会社から上がってくる案に赤字
を入れる際に今までよりも具体的な指
示出しができそうな感じがしました。
主観に偏りがちである色を言語に置
き換えることで説得がしやすくなると思
いました。色というだけでなく考え方の
参考にもなりました。
●開催日程:2017年3月24日
(金)
●講義時間:10:00∼17:30
●受講定員:40名 ●講義会場:東京・南青山 ●受講料金: 49,000円
(税別)
●受講対象:企業の宣伝、
販促、
広報、
Web の担当者。
広告会社、
Web 制作会社、
制作会社のデザイナー。
講義
概要
お申込みはWebから またはこちらまで
FAXにてお送りください
会社情報
申込者様
氏名
派遣責任者様
カラーマーケティング実践講座
お申込み者情報記載欄
会社名
住所
03−3475−3033
TEL
〒
所属部署
役職
所属部署
役職
生年月日
19 年 月 日 Eメール
氏名
生年月日
19 年 月 日 Eメール
申込形態 ①企業申込(請求書を発行します) ②個人申込
お振込み先
宣伝会議からの情報 ①いる ②いらない ③ すでに届いている
三菱東京 UFJ 銀行 青山支店 普通 1145602 口座名義:株式会社宣伝会議
※受講料について、開講前のご入金を原則とさせていただいております。入金が確認できませんと、
ご受講いただけませんのであらかじめご了承ください。※一旦納入された申込金・受講料は、受講前・受講途中にかかわらず、
い
かなる理由であっても払い戻しや次期への振り替えはできません。※受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。企業派遣による申し込みの場合でも、受講者の変更は受け付けておりません。※天
候不順によるアクシデントや講師の都合、受講者数が一定数を下回った場合等、諸事情により直前に開講日程が変更となる場合がございます。
その際、交通費の保証はできかねますのでご了承ください。※弊社と発注者は互
いに暴力団、及びその他の反社会的勢力に該当しないことを表明・確約します。万が一、上記に反していることが判明した場合には、直ちに無条件で本契約を解除します。※弊社と同様の教育講座を開催している企業、人材
紹介業、受講生への営業・勧誘等を目的とするご受講等に関しましては、審査の上、
お申し込みをお断りする場合がございます。
また、
お申し込みから審査までの間に、
ご請求書類の発送など、決済処理の進行が行われる場合
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株式会社宣伝会議 〒107-8550 東京都港区南青山3丁目11番13号
TEL:03-3475-3030 E-mail:[email protected] www.sendenkaigi.com/class/