0116 KTM_AMA-SX02修正01

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2017 年 1 月 16 日
2017AMA-SX第2戦サンディエゴ
450/250合わせて
3つの表彰台を獲得
『2017スーパークロス/第2戦サンディエゴ』。Red Bull KTM
Factory Racing Teamから450SXクラスに参戦した#1Ryan
Dungey(ライアン・ダンジー)、#25Marvin Musquin(マービン・
ムスキャン)は開幕戦に続き、2戦連続で2位および3位を獲得。開
幕戦を怪我でリタイヤした#41Trey Canard(トレイ・カナード)は
怪我の回復が遅れ今大会をキャンセルしました。また250SXクラ
ス西地区は、KTMが供給するファクトリー仕様の 250SX-F を走
らせるTroy Lee Designs Red Bull KTMチームから参戦した
#38Shane McElrath(シェーン・マッケラス)が、開幕戦に続き2連
勝を果たしました。
■450SXクラス
ダンジーは予選で好タイムをマークし、ヒートレースのスタートで好
位置を確保します。またムスキャンは予選5番手を獲得し、ダンジーと
同じヒートレースに出場します。ダンジーは、そのヒートレースで好
スタートを切り、2番手、ムスキャンはトップ5位に位置します。その
後ダンジーは2位をキープし、7周のヒートレースを終了。ムスキャン
は終盤に2人をかわし、3位でチェッカー。2人 って決勝に進みます。
迎えた決勝。ダンジーはホールショットを獲得、ムスキャンもそれに
続きます。しかし直後、ムスキャンがミスを犯し、あわやクラッシュ
かと思いましたが何とか立て直しコース復帰。その間にK・ロクツェン
(ホンダ)にかわされ3位にポジションダウンします。またトップを走っ
#1 ダンジー/450SX
ていたダンジーは中盤、それまでも激しくプッシュしていたロクツェ
ンにかわされ2位に。この2人はその後も好バトルを展開します。
AMA-SXは今シーズンから決勝のレースフォーマットを変更。450SX
クラスは新たに『20分+1周』という決勝レース形式を採用。そのため
24周まで周回数が増えたのです。その周回数を生かし、いかに戦うか
が今シーズンの肝になるのです。
ダンジーは徐々にトップとの差をつめ、新レースフォーマットの特徴
を利用しその瞬間を狙い続けます。しかしダンジーは最終ラップで痛
恨のミス。その結果ダンジーは、トップに2.5秒差の2位でチェッカ
ー。ムスキャンは、ダンジーに続く3位でレースを終えました。
ダンジーのコメント:
「今日は予選から良いフィーリングが続いていた。レースの進行も早
く集中力を高めることができた。決勝ではケニー(ケン・ロクツェン)と
良いレースができた。最初は自分がリードし、その後かわされてしま
った。その後も2人で速いペースを刻むことができた。我々は一貫して
同じラインを選んで走り、コースが荒れていたため、それ以外のライ
ンは試さなかった。最後の最後で仕掛けようと試みたが、彼をかわす
ことはできなかった。それでも2位に入れて良かった。マシンのセット
アップは完璧。それによってレースを楽しむことができた。今日は自
分らしいレースができたと感じている。そして集中力を切らすこと無
く、これから長いシーズンを戦っていかなければならない。今日、
我々はシーズンを戦ううえで重要な一歩を踏み出したと感じている。
#25 ムスキャン/450SX
それは、本当に嬉しいことだ」
ムスキャンのコメント:
「決勝では良いスタートが切れた。今日はアグレッシブに行こうと誓
っていたことからスタートからプッシュし、オープニングラップでラ
イアン(ダンジー)をかわすことができた。しかし二連ジャンプの途中で
突然リズムを崩しクラッシュしそうになった。何故バランスを崩した
か、またどうやって体制を立て直したか分からないが、何とかコース
に戻ることができ、表彰台にまで上がることができ、今日はラッキー
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2017 年 1 月 16 日
だった。上位2人についていこうプッシュしたが、彼らのペースは最後
まで衰えることなく、ついていくことができなかった」
■250SXクラス西地区
マッケラスは決勝、決して良いスタートポジションではありませんで
した。しかし好反応でスタートしたマッケラスと250SX-Fファクトリ
ーエディションの好加速によってオープニングラップをトップ5でクリ
ア。その後もスマートに周回を重ねたマッケラスは5周目に3位に浮上
します。そしてマッケラスはトップを奪うための準備を進めていまし
た。11周目に2位にあがり、 15分+1周 という250SXクラスの新決勝フ
ォーマットを十分に理解していたマッケラスは15分クリア直前にトッ
プに浮上。残り1周でしっかりとスパートし、トップでチェッカー。開
幕戦に続く2連勝を達成しました。
マッケラスのコメント:
「2連勝できた理由を冷静に説明するのは、いまは難しい。しかし決勝
でも、トレーニングをしているときと変わらない精神状態でいようと
心がけている。精神的にも戦略的にも、もちろん肉体的にもハードな
トレーニングを続けている。その成果が出ている証拠だ。チームは、
いつも自分がベストで居られるよう準備してくれる。それには本当に
感謝している。開幕戦の優勝はまぐれのようなものだった。しかし今
夜は違う。これは本物の勝利だ。我々はこれを続けなければならな
い」
■450SXクラス 決勝結果:
1. Ken Roczen
2. Ryan Dungey - KTM
3. Marvin Musquin - KTM
4. Jason Anderson
5. Cole Seely
Other KTM
8. David Millsaps
DNS Trey Canard
◎450SXクラス ポイントスタンディング
1. Roczen
50 points
2. Dungey(KTM)
44
3. Musquin(KTM)
40
4. Anderson
36
5. Tomac
31
#38 マッケラス/250SX
■250SXクラス西地区 決勝結果:
1. Shane McElrath - KTM
2. Justin Hill
3. Aaron Plessinger
4. Martin Davalos
5. Austin Forkner
◎250SXクラス西地区 ポイントスタンディング
1. McElrath(KTM)
50 points
2. Plessinger
42
3. Hill
38
4. Davalos
38
5. Forkner
29
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