■地球環境・インフラ事業グループ ■新産業金融事業グループ ■エネルギー事業グループ ■金属グループ ■機械グループ ■化学品グループ ■生活産業グループ エネルギー事業グループ エネルギー事業グループは、石油・ガスの探鉱・開発・生産事業や、 天然ガス液化プロジェクトへの投資、原油・石油製品・炭素製品・LNG・LPG などの販売取引、 新規エネルギー事業の企画開発などを行っています。 常務執行役員 エネルギー事業グループCEO 1979年三菱商事入社(石油製品部)。1986年シンガ ポール支店。1989 年 Petro-Diamond Singapore 出向。1990 年石油製品部。1993 年電力燃料部。 1997年ジャカルタ駐在事務所。2001年電力燃料部、 電力燃料ユニット。2003 年電力燃料ユニットマネー ジャー。2007 年国内石油事業ユニットマネージャー。 2008 年三菱商事石油出向(取締役 常務執行役 員)。2010年執行役員、石油事業本部長。2013年天 然ガス事業本部副本部長。2014 年常務執行役員、 天然ガス事業本部長。2015年エネルギー事業グルー プ COO(石油・ガス探鉱開発事業、天然ガス事業関 係) (兼)天然ガス事業本部長。2016年より現職。 当期純利益(純損失) /ROA (単位:億円) Our Vision 1,186 823 5.0% 「守り」「工夫」「攻め」の三原則で 3.5% 300 ▲98 ▲0.5% 2014.3 2015.3 2016.3 2017.3 ( 見通し) エネルギー事業グループ エネルギー事業グループ CEO オフィス エネルギー事業グループ管理部 天然ガス事業のバリューチェーンと石油・ガスの販売力を強化し エネルギーの持続的な安定供給に貢献します エネルギー事業グループは、私たちの生活に欠かせないエネルギー資源の安定供給を実現するために、原油・天然ガス・LNG、ま た石油製品や炭素材・LPG など、社会や時代に合わせてさまざまな商品や事業への取り組みを進めてきています。 当グループの収益に影響する油価市況は、近年続いた低油価が底打ちと回復の兆しを見せ始めており、需給予測面からは今後緩や かに油価が上昇していくことが見込まれています。一方で地政学リスクの高まりや、新興国の需要動向の不透明性、産業の技術革新 ■石油・ガス探鉱開発事業本部 アジア E&P 事業部、欧州・アフリカ E&P 事業部、米州・オセアニア E&P 事業部 ■天然ガス事業本部 LNG オペレーション需給部、ブルネイ天然ガス事業部、マレーシア天然ガス事業部、 オーストラリア天然ガス事業部、インドネシア天然ガス事業部、 中東天然ガス事業部、ロシア天然ガス事業部、米州天然ガス事業部、シェールガス事業部 ■石油事業本部 原油部、石油製品部、電力・産業燃料部、石油原料部 ■炭素・LPG 事業本部 炭素原料部、石油コークス部、アルミ炭素材事業部、LPG 事業総括部 など、将来を見通すには以前よりも不確実な要素が増えていることも見過ごせません。このような環境下で、当グループは「低油価 環境にも耐え得る事業ポートフォリオの構築」を基本方針として、不確実性の高い環境下でも一定収益を上げられる収益基盤の強化 に努めていきます。具体的には「守り」 「工夫」「攻め」という「三原則」をグループの基本姿勢とし、今後全ての事業において徹底 したコスト削減に取り組むこと( 「守り」)、価格変動に左右されにくい新しいビジネスモデルの組み入れやグローバルな販売力の底 上げを進め、環境変化への対応力をさらに高めていくこと( 「工夫」 )、さらに現在保有する資産のポートフォリオをさらに競争力が 高いものに入れ替えるべく、買い時にも備えていきます(「攻め」)。 長い期間をかけ事業を通じて築いた産油ガス国や顧客との信頼関係を大事にし、今後も実績のある北米・東南アジア・オーストラ リアなどで天然ガス事業のバリューチェーンを着実に広げつつ、シンガポールなどグローバルベースでの販売拠点・販売力を強化し、 エネルギーの持続的な安定供給に貢献していきます。 72 MITSUBISHI CORPORATION INTEGRATED REPORT 2016 MITSUBISHI CORPORATION INTEGRATED REPORT 2016 73
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