■地球環境・インフラ事業グループ ■新産業金融事業グループ ■エネルギー事業グループ ■金属グループ ■機械グループ ■化学品グループ ■生活産業グループ 金属グループ 金属グループは、薄板・厚板などの鉄鋼製品、石炭・鉄鉱石などの鉄鋼原料、 銅・アルミなどの非鉄金属原料・製品の分野において、 販売取引、事業開発、投資などを行っています。 常務執行役員 金属グループCEO 1980 年三菱商事入社 ( 鉄鋼第一部)。1981 年アラビ ア語研修生 (カイロ) 。1983 年鋼管輸出部。1986 年 NTIアルコバル。1989 年鋼管貿易部。1993 年英国三 菱商事会社 (ロンドン) 。1999 年鋼管事業部。2001 年 鉄鋼本部鉄鋼海外事業ユニット。2003 年メタルワン 出向。2009 年金属グループCEOオフィス室長。2010 年執行役員。2011 年非鉄金属本部長。2013 年金属 資源第一本部長(兼)MDP事業部長。2014年金属資 源本部長(兼)MDP 事業部長。2015 年常務執行役 員、金属グループCOO。2016年より現職。 当期純利益(純損失)/ROA (単位:億円) 80 Our Vision 139 0 0.2% 0.3% 原料炭・銅を中心に保有資産の競争力強化と トレーディング事業の収益積み増しを目指します ▲8.6% ▲3,607 2014.3 2015.3 2016.3 2017.3 ( 見通し) 長らく金属資源価格の低迷が続いていましたが、今年に入り底打ちの兆しが見えてきています。また、中長期的には新興国の経済 成長や人口増加による需要増加の影響で需給が引き締まり、本格的な市況回復が見込まれています。 金属グループの金属資源投資事業では、投資魅力度の高い商品を厳選し、コスト競争力、資源量、拡張余力等の投資規律に沿った 金属グループ 金属グループ CEO オフィス 金属グループ管理部 ■鉄鋼製品本部 メタルワン事業部、自動車部品事業部 ■金属資源トレーディング本部 RtM 事業室、トライランド事業室 ■金属資源本部 鉄鉱石事業部、MDP 事業部、ベースメタル事業部、 アルミ事業部、Hernic 事業部 優良資産を保有していますが、継続的なコスト削減や事業環境の変化によって競争力が相対的に低下した資産の入れ替えにも取り組 んでいます。中でも、原料炭と銅は中長期的な需給環境の魅力度が高く、当グループの保有資産には収益性と成長性があることから、 ポートフォリオの中核として位置付けています。 一方、安定収益基盤である鉄鋼製品・金属資源トレーディング事業では、主に新興国の需要取り込みを通じた収益の積み増しを目 指します。 メタルワンでは、鉄鋼総合商社の強みをより発揮すべく、国内では再編や撤退、販売体制の見直しを進め、海外では加工・販売体 制を強化しています。また、自動車・エネルギー・インフラを重点分野、日本・NAFTA・中国・タイ・インドネシア等を重点地域 と位置付け、分野と地域を組み合わせ、厳選した投資・事業開発に取り組んでいます。 営業開始から 3 年を経た RtM を中核とする金属資源トレーディング事業では、順調に事業を拡充しています。当グループの中長 期的な成長の柱に育て上げるべく、事業投資先からの調達をてこにした供給ソースの多様化と拡大を推進し、優良顧客との関係もさ らに強化しながら、グローバル目線で積極的に事業を展開します。 76 MITSUBISHI CORPORATION INTEGRATED REPORT 2016 MITSUBISHI CORPORATION INTEGRATED REPORT 2016 77
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