2012年8月から2013年8月の間に当院に入院して下痢症状等により糞便

「2012 年 8 月から 2013 年 8 月の間に当院に入院して下痢症状等により糞便培養検査が施行された患者
さん,またはそのご家族へのお知らせ」
臨床研究:
{クロストリジウム・ディフィシル関連下痢症におけるクロストリジウム・ディフィシル培
養の有用性と危険因子に関する検討}
当検査室では,川崎医科大学倫理審査委員会の承認を得て、2012 年 8 月から 2013 年 8 月の間に川崎
医科大学附属病院で、クロストリジウム・ディフィシル関連下痢症または抗菌薬関連下痢症疑いで便中
クロストリジウム・ディフィシル毒素検査を施行された方を対象に,クロストリジウム・ディフィシル
関連下痢症における分離培養の有用性と危険因子に関する検討をするために,過去の診療情報を収集・
解析する研究を実施します。
本研究の目的は,クロストリジウム・ディフィシル関連下痢症における分離培養の有用性を明らかに
し,さらに,クロストリジウム・ディフィシル毒素陽性と関連する危険因子を明らかにすることにより
発症予測や防止に寄与することです。
調査実施期間は,倫理委員会承認日から平成 27 年 10 月の予定です。
1. 本研究は,カルテから既存資料(抗菌薬投与の有無や臨床検査値などの診療情報)を収集する観察研
究であり,患者さんの個人情報は新しく別の符号をつけて解析します。したがって,患者さんの個人
情報が外部に漏れる心配はありません。
2. ご本人またはご家族の方が本試験への参加取りやめ希望される場合は,下記までご連絡ください。デ
ータを削除致します。
3. データ解析中は,データの削除はできます。学会発表後は,取りやめを希望されても、データの削除
はできません。ただし,患者さんの個人情報を削除して発表しますので,外部に漏れる心配はありま
せん。
4. 本研究は,研究費を使用しません。したがって,研究結果が特定の企業体の利害に影響されるような
利益相反の状態にはなりません。さらに,本研究は中央検査部 微生物検査室に便中 C.D 毒素検査
依頼のあった患者の診療情報および臨床検査値を利用しますので,個人への金銭的負担は無く,謝
礼の支払いは発生しません。また,検査・薬剤等の費用も発生しません。
問い合わせ先:川崎医科大学附属病院 中央検査部
電子メール:[email protected]
TEL:086-462-1111(内線 23121)
FAX:086-464-1141
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田村 昌代