中学校数学 全国を基準とした清水町の子どもの学習指導要領の領域別学力の定着 (2016 年) 数と式 図形 関数 資料の活用 数学 A ☆ ☆☆ ☆☆ 数学 B ☆☆ ☆☆ - - - 全国とほぼ同じ水準である。 ☆☆ 全国を大きく上回っている。 ☆ ★ ☆☆ 全国をやや下回っている。 全国をやや上回っている。 ★★ 全国を大きく下回っている。 これまでの取り組みの成果(十分な定着が見られる) ・分数の乗法・除法の計算や、正の数と負の数の四則計算はよく身に付いています。 ・簡単な場合について、確率を求めることができています。 ・図形の構成要素間の関係を考えたり、記号で読み取ったりすることができています。 「対角線 AC と BD は垂直に交わる」を「AC⊥BD」と簡潔に表すなど、辺や角などについての関係を、記号 を用いて表すことなどはよくできています。 これからの課題(定着が十分でない) ・与えられた情報を読み、必要な情報を適切に選択し、判断することに苦手を感じている生徒が多 いです。また、問題解決の方法を数学的に説明することが清水町の生徒の課題です。 ・条件を基に、表から数量の変化や対応の特徴を捉え、それらが適している理由を説明することが 苦手な生徒が多いです。 ・具体的な事象の中から、2 つの数量の関係を捉え、反比例などの関係を見出すことが苦手な生徒 が多いです。式の形から 2 つの数量がどのような関数なのか判断する力を伸ばす必要があります。 成果を伸ばし、課題を改善する手立てなど ・計算力の向上は繰り返しの学習です。日頃から途中の計算過程を丁寧に書くことや、計算の目的 を考えながら反復練習を行い計算問題に触れる機会を多く持つと良いです。 ・問題を読んで説明をするなど論理的に考え、説明する分野に苦手意識を持っている生徒が多いで す。実生活の場面で、与えられた情報から、目的に応じて必要な情報を適切に選択し、事象を数 学的に処理できるように意識していくといいでしょう。 ・平面図形空間図形など、図形の分野は、質問紙より、説明することに苦手感を感じている生徒が 多いです。問題を理解し解答できるように、授業で学習したことを基にして、応用問題に取り組 むようにしたいです。 ・具体的な事象の中から、2 つの数量の関係を捉え、反比例などの関係を見出すことができるよう にしていく必要があります。さらに、それらの数量の関係を式に表すことにより、式の形から 2 つの数量がどのような関数なのか判断できるようにする必要があります。式に表すことに苦手意 識を持っている生徒に対しては、数量の関係を言葉の式や線分図などで表すことや、表をつくっ て具体的な数値を基に変化の様子を求めるようにする習慣をつけておく必要があります。
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