お問い合わせ先* CKD は、自覚症状がないまま、徐々に腎機能が低下

昨年は、大変多くの方に健康診断の申し込みをいただき、ありがとうございました。特に国保ドック・
後期高齢ドックについては、大変ご好評いただき、例年になく早期に予約満了となりました。
今年もより一層充実した健康診断を受けていただけるよう努力いたしますので、今後ともよろしくお願
いいたします。(スタッフ一同)
○CKD は、自覚症状がないまま、徐々に腎機能が低下していく病気です。
○CKD では心臓病や脳卒中を起こす危険が約3倍に高まります。
○腎臓が悪くなると腎不全になり透析が必要となります。
■血液をきれいにする腎臓の働き
■CKD はたんぱく尿と GFR で診断されます。
腎臓は、そら豆の様な形をした大人の握りこぶし大の
臓器です。腰のやや上に背骨をはさんで左右1つず
つあります。腎臓はさまざまな働きをしていますが、最
も重要なのは体内を流れる血液を糸球体でろ過して
きれいにし、取り除いた老廃物を尿と一緒に排世する
ことです。
以下の項目の両方、またはどちらかが 3 か月以上続くと
CKD と診断されます。
【尿 検 査】 たんぱく尿が出ている。(腎臓の障害)
【血液検査】 GFR が 60mL/分 1.73 ㎡未満
(血清クレアチニンでわかります)
■腎臓の働きを示す GFR(糸球体ろ過量)
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1 分間に糸球体が血液をろ過する量を GFR といいま
す。腎臓の働きは、この GFR で示され、腎臓の働きが
悪くなると GFR の値は低くなります。
■CKD の治療
CKD は適切な治療と自己管理によって、進行を抑えること
ができます。医師からの指導に従って、自己管理に積極的
に取り組みましょう。
■CKD の予防
1.生活習慣の改善
①禁煙
②肥満の是正(適正な体重の維持)
③節酒(1 日男性 20~30ml 以下、女性 10~20ml 以下)
④運動(持病のある方は医師からの指導に従いましよう。)
⑤生活習慣病の予防または適切な管理
2.食事
①減塩、②適度なエネルギー摂取(肥満予防)
自覚症状のない CKD を発見するため、1年に1回
は健康診断を必ず受けましょう。裏面の特定健診プ
ラスのコースにされると CKD を発見できます。
健診申込時には CKD 発見のためとお伝え下さい。
* お問い合わせ先*
太子道診療所健康サポートセンター
℡ 075-822-8246
1 月 12 日は
臨時休診です