2017 年 1 月 13 日号 週刊株式アウトルック 来週の見通しと投資ポイント CONTENTS 1. 日本株式 .............................................................................................. 1 2. 注目テーマ① 重要度を増す情報セキュリティ ........................................... 2 3. 注目テーマ② IT サービスセクター見通し ................................................. 3 4. ドル円相場 ............................................................................................ 4 5. 米国株式 .............................................................................................. 4 6. 投資部門別売買動向 ............................................................................. 5 7. 個人投資家の買付動向 ......................................................................... 6 8. 週間個別銘柄騰落状況(東証 1 部) ........................................................ 6 9. チャート分析 .......................................................................................... 7 10. 来週・再来週の主なスケジュール............................................................. 8 投資情報部 2017 年 1 月 13 日(金) 週刊株式アウトルック 1.日本株式 横山 敦史 【日経平均の推移と来週の見通し】 21,000 (円) (兆円) <来週の予想レンジ:18,600~19,600円> 12 11 20,000 19,600円 10 19,000 9 18,600円 日経平均(左軸) 18,000 8 7 17,000 25日移動平均(左軸) 6 75日移動平均(左軸) 16,000 5 15,000 4 3 14,000 2 13,000 1 東証一部売買代金(右軸) 12,000 7/26 2016年 8/16 9/5 9/27 10/18 11/8 11/29 12/19 1/12 2017年 2/1 0 (月/日) 注:予想はSMBC日興証券 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 トランプ氏に対する期待は一旦収束か 1月11日に行われたトランプ次期米大統領の記者会見は肩透かしの結果となった。一部では、経済政策な どに対する言及が期待されていたが、ポジティブな発言はほとんどなく、20日の大統領就任式でも、新たな 政策や具体策が打ち出される可能性は低いだろう。 引き続きツイッターなどを通じたトランプ氏の発言に個別では一喜一憂する展開も想定されるが、相場全体 への影響は徐々に薄れることとなろう。 マーケットの焦点は米国の実体経済へ 来週以降のマーケットの焦点は米国の各種経済統計と10-12月期決算発表に移ろう。 特に昨年11月中旬以降進んだドル高が米企業収益をどの程度下押ししたかに注目したい。米金利上昇や 相場好転により、金融セクターの10-12月期業績は好調が予想されるものの、海外売上高の比率が高い企 業業績の下振れなどが市場で意識されれば、米株の下押し要因となろう。 足元ではドル円の上値も重く、日本株市場にとっては我慢の時間帯が続いている。ただ、世界全体の景気 は改善基調にあり、「世界景気敏感株」である日本株の上昇基調は変わらないと予想する。 また、月末には日米金融政策会合を控える。昨年12月中旬以降、米金利は下落し、ドル円の重石となって いるが、改めて年内3回の米利上げが意識され、ドル高円安進行で日本株の押し上げ要因となろう。 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 1 2017 年 1 月 13 日(金) 週刊株式アウトルック 2.注目テーマ① 重要度を増す情報セキュリティ 図表1. 国内情報セキュリティ市場規模 12,000 (億円) セキュリティ・ツール 母良田 剛 2016年は、世界的に「セキュリティ(安全・防衛・ 治安)」の重要性を認識させられる1年となった。 欧州ではテロが頻発し、米大統領選中のサイバ ーテロ攻撃ではロシアの関与が報じられた。国 内では、偽造カードによって約18億円がATMか ら不正に引き出されるという事件も起きた。 かつては、株式市場で「セキュリティ関連」と言え ば、セコム(9735)などの警備会社が中心的な存 在であった。その後、PCやEメールの普及に伴い、 トレンドマイクロ(4704)のようなコンピューターウィ ルス対策ソフトの開発企業が高く評価された時 代もあった。現在では、サイバー攻撃の急増によ って関連企業の新規公開が増えつつある。 情報セキュリティ市場は、コンテンツセキュリティ 対策製品などの「セキュリティ・ツール」と、システ ムの構築や運用・管理を手掛ける「セキュリティ・ サービス」に大別される。両者を合わせた市場規 模は、年々着実に拡大しており、1兆円に達しよ うとしている(図表1)。 あらゆるものがインターネットでつながる、いわゆ るIoTが発達するほど、サイバー攻撃によるリスク は大きくなる。電力などのインフラや企業内ネット ワークへの監視が重要になってくる。また、注目 を浴びている自動運転が本格的にスタートすれ ば、エンジンやブレーキの制御、カーナビの改ざ ん、ドアロックなど、さまざまなリスクが顕在化しよ う。 ITサービス大手のNEC(6701)や富士通(6702) は、幅広いセキュリティシステムの構築に注力し ている一方、新興系の企業は特定の分野に特 化している。情報セキュリティ関連の中堅専業企 業を図表3で紹介する。市場規模と将来性に鑑 みれば、これらの中から、時価総額が数千億円 に育つ企業が出てきても不思議ではない。中長 期投資の参考にされたい。 セキュリティ・サービス 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 注:13,14年度は実績推定値、15年度は見込み推定値、16年度は予測値 出所: NPO日本ネットワークセキュリティ協会よりSMBC日興証券作成 図表2. 世帯におけるインターネット利用で感じる不安 個人情報が外部に漏れていないか コンピュータウィルスへの感染 迷惑メールが来ること 電子決済の信頼性 架空請求やインターネットを利用した詐欺 どこまでセキュリティ対策を行えばよいか きちんと理解できているか 認証技術の信頼性 0 20 40 60 80 (%) 100 注:2015年末時点、複数回答 出所: 総務省「通信利用動向調査」よりSMBC日興証券作成 図表3. 主な関連銘柄 コード 銘柄略称 2158 FRONTEO 終値 時価総額 1/11(円) (億円) 872.0 事業内容 不正アクセスや機密情報漏洩などコンピュータに関する 315 法的紛争・訴訟が発生した際に、電子データの情報開示 サービスや証拠保全、調査・分析サービスを提供。 ネット上の有害情報の閲覧や情報漏洩を防止するセ キュリティソフト専業。 2326 デジアーツ 2,686.0 380 3692 FFRI 4,190.0 サイバー・セキュリティ対策を提供。セキュリティ脆弱性 340 分野やマルウェア関連分野、情報家電やスマートフォン などの組み込み機器分野にかかるセキュリティに強み。 3857 ラック 1,082.0 289 3916 DIT 1,862.0 独立系の情報サービス企業。ウェブサイトが改ざんされ 144 ても、自動的に修復・復旧するセキュリティシステムを自 社開発。 3968 セグエ 7,230.0 100 6050 E G 1,493.0 携帯電話やスマホ、パソコンなどネット上の掲示板やブ 155 ログ、SNS、ゲームなどのコミュニティサービス向けに、 投稿記事の監視サービスを手掛ける。 6675 サクサ 226.0 141 日本最大規模のネットワークセキュリティ監視センターを 持ち、検査や監視も展開。 ITインフラおよびネットワークセキュリティ製品に関する設 計、販売、構築、運用、保守を手掛ける。12/21上場。 旧田村電機製作所と旧大興電機製作所が2004年に経 営統合。ネットワーク監視機器など。 注: FFRI(3692)については、本レポート作成時点で日本証券金融の注 意喚起銘柄に指定されている 出所: QUICK、東洋経済「四季報」よりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 2 2017 年 1 月 13 日(金) 週刊株式アウトルック 3.注目テーマ② ITサービスセクター見通し 図表1. 弊社カバレッジ11社の売上高・営業利益推移 (兆円) 5.5 5.0 5,000 4.5 4,500 4.0 4,000 3.5 3,500 3.0 弊社では、2017年のビジネスソフト・ITサービス セクターのファンダメンタルズは昨年と同等か、そ れ以上に良好とみている。また、セクター各社の 株価は業績好調な内需関連の出遅れを選好す る動きが強まれば、大きく上昇する可能性が高 いと考える。 2016年のセクターの株価パフォーマンスは低調 だった。循環的に業績が悪くなるのではないかと いう見方や、マイナス金利による金融機関の収 益悪化に伴うIT投資減少懸念などが要因として あげられる。ただ、2四半期連続の良好な決算を 受け、株式市場ではファンダメンタルズへの懸念 は薄らいでいると考えられる。 日本企業は労働力人口減少や労働時間短縮圧 力により、ITによる生産性の向上が急務となって いる。また、ビッグデータ、オムニチャネル、フィン テックなどITの利用範囲は急速に拡大している。 現在のIT需要は基幹システムの更新ではなく、 このような新しい領域で構造的に増加している。 2017年は2018年から始まると考えられる次のIT 需要サイクルに向け、新しい需要が拡大すると 思われる。 なかでも大きなテーマとなるのがIoT(モノのイン ターネット)だ。インターネットに接続された製品 群からの膨大なデータがAI(人工知能)によって、 分析・判断・実行され、巨大なネットワーク、アプ リケーションシステムに発展し、企業や社会に変 革をもたらす可能性がある。IoTは主に製造業が 意欲的に取り組んでいるが、金融機関やサービ ス業、流通・小売業などすべての業種にこの動き が広まりつつあり、自治体や政府でも大きなテー マとなっている。 弊社カバレッジ銘柄でのトップピックはNTTデー タ(9613)だ。金融機関の決済システムやマイナ ンバーに基く大規模プロジェクトなど、需要拡大 は利益率の改善につながろう。同社のIoTやフィ ンテックへの取り組みも注目だ。 (億円) 5,500 営業利益(右軸) 3,000 売上高(左軸) 2.5 2,500 2.0 2,000 石田 卓也 注:カバレッジ12社(図表3参照)から合併の影響のあるSCSKを除いた 11社の合計。予想は1/11時点のSMBC日興証券予想 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 図表2. 日銀短観ソフトウェア投資計画 14年度 15年度 3月調査 (前年度比、%) 16年度 6月調査 9月調査 12月調査 金融機関含む 全産業 0.1 7.8 2.0 5.3 6.9 6.9 全規模・全産業 2.0 1.2 1.5 4.4 4.0 3.8 -0.8 製造業 5.1 3.9 -1.3 0.6 -0.1 非製造業 0.6 0.0 2.8 6.2 6.1 6.0 金融機関 -6.1 32.4 3.4 8.1 15.2 16.1 注:過去の調査数値は、発表時点でのデータ。製造業・非製造業は全 規模計 出所: 日本銀行よりSMBC日興証券作成 図表3. ビジネスソフト・ITサービスの弊社カバレッジ銘柄 1/12 目標株価 目標株価との 投資評価 (円) かい離率(%) 終値(円) 銘柄 コード 銘柄略称 2327 NSSOL 2,108 1 2,400 13.9 3626 TIS 2,532 1 3,000 18.5 4307 NRI 3,600 1 4,064 12.9 4684 オービック 5,130 1 6,800 32.6 4704 トレンド 4,235 3 3,600 -15.0 4716 日本オラクル 6,090 2 5,800 -4.8 4739 CTC 3,025 2 2,400 -20.7 4768 大塚商 5,450 1 5,500 0.9 7518 ネットワン 755 3 600 -20.5 8056 日ユニシス 1,458 1 1,700 16.6 9613 NTTデータ 5,710 1 7,600 33.1 9719 SCSK 4,215 1 5,600 32.9 注: 投資評価及び目標株価は1/11時点 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 3 2017 年 1 月 13 日(金) 週刊株式アウトルック 4.ドル円相場 龍 翔太 【ドル円相場の推移と来週の見通し】 (円/ドル) この1週間は、週初に英EU離脱に関する 懸念からドル売りが進行すると、トランプ氏 の期待外れな記者会見を受けて一段安と なり、12日に一時113.76円まで下落した。 来週はNY連銀とフィラデルフィア連銀から 1月製造業景況指数が発表される。ドル高 の米 製造 業 活動への影 響が注目される が、良好な結果が示されれば安心感がド ルの下支えとなろう。 一方、20日の米大統領就任式を前に警戒 感の強まりがドルの上値を抑えることが想 定される。次期政権の経済政策は依然明 確化されておらず、引き続き経済政策の具 体的な発言の有無が注目される。また、11 日の会見でみられた対日貿易の不均衡是 正発言を改めて行う可能性がある。トーン を強めるようであれば、一段のドル売り材 料となる可能性があり注意したい。 <来週の予想レンジ:112.00~116.50円> 124 122 120 118 116.50円 116 114 112 112.00円 110 108 106 104 102 100 98 8/1 8/17 2016年 9/2 9/20 10/6 10/24 11/9 11/25 12/13 12/29 (月/日) 出所: BloombergよりSMBC日興証券作成 5.米国株式 田中 浩介 【米平均時給の伸び率の推移(前年比)】 今週は、トランプ次期大統領の記者会見 で、市場が期待していた景気刺激策等へ の言及がなかったことから、失望感によるド ル売りの動きが目立った。しかし、米株市場 は会見日に前日比上昇で引けるなど、投 資家の楽観姿勢を崩すに至っていない。 米12月雇用統計では、平均時給が前年比 +2.9%と前月の+2.5%から加速し、2009年6 月以来、7年半ぶりの高い伸びを記録した。 非農業部門雇用者数の増加幅は市場予想 を下回ったが、完全雇用に近い状況にある 中での雇用の増加ペースの減速は自然な ものであり、大きな懸念事項ではない。 米国では、雇用市場の改善を受け、先行き 経済成長やインフレ圧力の高まり、金利上 昇が予想される。この流れの恩恵が見込ま れる業種に資源や銀行があり、規制緩和な ど政策の追い風も期待されることから、押し 目買いスタンスが有効となろう。 (前年比、%) 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 (年) 出所:米労働省、DatastreamよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 4 2017 年 1 月 13 日(金) 週刊株式アウトルック 6.投資部門別売買動向 長谷川 景子 12月第4週の投資部門別売買動向(現物・先物) 12月第4週は、海外投資家が2,434億円と8週連続で買い越し。米大統領選以降、海外投資家が世界の「景 気敏感株」といわれる日本株を買うスタンスは変わらず、年末相場でも継続となった。 一方、個人投資家は▲1,543億円と8週連続で売り越し。底堅い日本株の勢いに年末まで乗れず。 事業法人は▲94億円と13週ぶりに売り越し。 信託銀行は▲1,027億円と10週連続で売り越しとなった。 【日経平均株価と主な投資部門別売買動向(現物・先物合計)の推移】 (億円) 15,000 日経平均株価(右軸) 事業法人(左軸) 信託銀行(左軸) (円) 19,500 海外投資家(左軸) 個人(左軸) 10,000 18,500 5,000 17,500 0 16,500 ▲ 5,000 15,500 ▲ 10,000 14,500 7/2 2016年 8/6 9/10 10/15 11/19 12/24 (月/日) 注: 売買動向は2016年6月第5週から2016年12月第4週まで、株価は2017年1月12日までのデータ。現物は二市場一・二部等。先物は日経225、 225mini、TOPIX先物、ミニTOPIX、JPX日経400の合計 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 5 2017 年 1 月 13 日(金) 週刊株式アウトルック 7.個人投資家の買付動向 髙山 裕介 【買付代金上位10銘柄(1/6~1/12、銘柄コード順)】 コード 銘柄名 市場 業種 1/5終値 (円) 1/12終値 (円) 騰落率 (%) 1570 日経レバ 東証 ETF 15,140.0 14,520.0 -4.1 2432 DeNA 東証1部 サービス 2,614.0 2,663.0 1.9 4578 大塚HD 東証1部 医薬品 5,109.0 5,661.0 10.8 6502 東 芝 東証1部 電気機器 290.5 284.8 -2.0 6753 シャープ 東証2部 電気機器 325.0 315.0 -3.1 6758 ソニー 東証1部 電気機器 3,296.0 3,532.0 7.2 7203 トヨタ 東証1部 輸送用機器 7,049.0 6,845.0 -2.9 7974 任天堂 東証1部 その他製品 24,085.0 25,200.0 4.6 8306 三菱UFJ 東証1部 銀行 748.3 730.4 -2.4 9984 ソフトバンクG 東証1部 情報・通信 8,153.0 8,430.0 3.4 先週ランクインしたベア型のETFがランク外 へ。先高期待が根強い中、年明け以降の 調整で過熱感が後退した様子。 DeNA(2432)は日産の自動運転車を活用 した交通サービス基盤を開発するとの発表 が材料視され、見直し買いが入った。 ソニー(6758)は年末年始商戦が好調だっ たことで、出遅れ感も相まって物色の矛先 が向かった。 任天堂(7974)は新作ゲーム機「Nintendo Switch」への期待感から個人投資家の買 いが集まった様子。 大塚HD(4578)は日経平均構成銘柄への 採用が発表され、買い需要増を見越した 資金が流入。 注: 弊社のリテール部門での国内上場銘柄の買付手口を集計。ただし、取引所外 取引およびブロックトレードのみデータから除外して集計 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成 8.週間個別銘柄騰落状況(東証1部) 髙山 裕介 【値上がり率上位10銘柄(1/6~1/12)】 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 コード 銘柄名 5302 3655 7818 6050 7916 4344 7873 6093 4578 7971 日カーボン ブレインP トランザクショ E G 光村印 ソースネクスト アーク エスクローAJ 大塚HD 東 リ 業種 ガラス土石製品 情報・通信 その他製品 サービス その他製品 情報・通信 その他製品 サービス 医薬品 化学 1/5 終値 (円) 237.0 1,227.0 1,618.0 1,384.0 227.0 586.0 119.0 1,625.0 5,109.0 379.0 1/12 終値 値上がり率 (% ) (円) 309.0 30.4 1,542.0 25.7 1,929.0 19.2 1,598.0 15.5 256.0 12.8 660.0 12.6 134.0 12.6 1,812.0 11.5 5,661.0 10.8 419.0 10.6 【値下がり率上位10銘柄(1/6~1/12)】 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 コード 銘柄名 8350 3186 9474 9983 6803 9793 8184 1435 7271 7709 みち銀 ネクステージ ゼンリン ファーストリテイ ティアック ダイセキ 島 忠 インベスターC 安 永 クボテック 業種 銀行 小売 情報・通信 小売 電気機器 サービス 小売 建設 輸送用機器 精密機器 1/5 終値 (円) 226.0 2,072.0 2,619.0 42,590.0 56.0 2,461.0 3,060.0 4,230.0 2,035.0 658.0 1/12 終値 値下がり率 (% ) (円) 198.0 -12.4 1,820.0 -12.2 2,337.0 -10.8 38,010.0 -10.8 50.0 -10.7 2,212.0 -10.1 2,761.0 -9.8 3,840.0 -9.2 1,852.0 -9.0 600.0 -8.8 注: 対象は東証1部銘柄 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 6 日経平均は1/6~1/12の間、2.0%下落。 日カーボン(5302): 次世代航空機のエンジン部品向けに新素 材を供給すると報じられたことを好感。 ソースネクスト(4344): セキュリティーソフトをKDDIに提供すると 発表したことを材料視。 大塚HD(4578): 日経平均構成銘柄への採用を材料視。 みち銀(8350): 公募増資発表で需給悪化や希薄化懸念 が高まった。 ファーストリテイ(9983): 12月の低調な月次売上を嫌気。 2017 年 1 月 13 日(金) 週刊株式アウトルック 9.チャート分析 石田 卓也 【日経平均】 20,000 【ドル円相場】 日経平均は大発会に「窓」を空けて上昇していた が、その後の下落で「窓」を埋め、押し目買いのタ イミングといえよう。ただ、大納会の水準を割るよう なら、18,800円程度まで下落する可能性がある。 (円) (円) 125 ドル円相場は12月中旬以降、調整局面が続いて いる。足元では、一目均衡表で遅行スパンがロー ソク足を下抜けつつあり、目先は上値が重い時間 帯となりそうだ。 一目均衡表とは、時間・値幅などを組み合わせたテクニカル手法で転換線、基準線、先行 スパン1、先行スパン2、遅行線は株価のトレンドを表したり、抵抗帯となりやすい。先行ス パン1と先行スパン2に挟まれた領域のことを“雲”といい、抵抗線や支持線となりやすい。 19,800 120 19,600 19,400 115 19,200 110 19,000 18,800 105 18,600 18,400 100 転換線(9日) 先行スパン2 18,200 18,000 16/12/1 16/12/8 16/12/15 16/12/22 16/12/30 基準線(26日) 遅行スパン 先行スパン1 95 17/1/11 (年/月/日) 16/2 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成 16/4 16/6 16/8 16/9 16/11 17/1(年/月) 出所:BloombergよりSMBC日興証券作成 【日本株市場関連データ(1/12時点)】 指数 日経平均株価 25日移動平均 75日移動平均 200日移動平均 売買高(東証1部、万株、①) 25日移動平均 1/12 前週末比 前週末比 (%) (円) 終値(円) 19,134.70 -319.63 -1.64 19,192.69 移動平均 17,924.38 乖離率 17,019.71 指数 TOPIX -0.30 JPX日経400 13,743.96 -184.53 -1.32 6.75 東証2部指数 5,403.05 -19.57 -0.36 12.42 東証マザーズ指数 962.58 -18.43 -1.88 日経JASDAQ平均 2,799.59 7.21 0.26 東証REIT指数 1,834.87 -28.27 -1.52 200,700 211,800 売買代金(東証1部、億円、②) 23,761 東証1部予想配当利回り(%) 25日移動平均 24,769 東証1部予想PER(倍) 売買単価(円、②/①) 1/12 前週末比 前週末比 (%) 終値(円,pt) (円,pt) 1,535.41 -17.91 -1.15 1183.95 1.92 17.18 東証1部PBR(倍) 1.34 東証REIT指数予想分配金利回り(%) 3.59 日経平均は1/12に昨年の11/9以来、約2ヵ月ぶりに 【テクニカル指標】 25日移動平均線を下回った。 騰落レシオ(東証1部、25日) [単位:%] 判定 116.16 ― サイコロジカル(TOPIX) 41.67 ― ストキャスティクス(TOPIX) RSI(TOPIX) 68.79 ― 43.92 ― 注:予想は東証1部配当利回り及び東証1部予想PERは日経予想、東証REIT指数予想分配金利回りはQUICK予想。配当・分配金利回りは加重平 均。テクニカル指標は一般的に、騰落レシオ:120%以上が買われ過ぎ、70%以下が売られ過ぎ、サイコロジカル:75%以上が買われ過ぎ、25%以下 が売られ過ぎ、ストキャスティクス:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎ、RSI:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎと判断される 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 7 2017 年 1 月 13 日(金) 週刊株式アウトルック 10.来週・再来週の主なスケジュール 柴山 真里枝 来週は、国内では機械受注が発表予定。足元の為替・金利水準は、民間設備投資に対して追い風となる。3 ヵ月ぶりに増加に転じた前月に続き、緩やかな回復が見込まれる。 海外では、米国でトランプ次期大統領が正式に就任予定。11日に開催された同氏の記者会見においては、 具体的な経済政策についての言及はなく、就任式や2月の予算教書などで明らかとなろう。保護主義の姿勢 の強まりが懸念される中、トランプ氏の政策運営に関するスタンスを注視したい。 中国では、2016年10-12月期実質GDPが発表される。前年比+6.7%程度と過去3四半期と同水準になると予 想されるものの、政府によるインフラ投資や在庫積み増し等を受けて、上振れる可能性もあろう。 【来週の主なスケジュール】 発表日 1月 16日 (月 ) 1月 17日 (火 ) 国・ 地域 - 米国 1月 18日 (水 ) ユーロ圏 英国 マレーシア 南ア 米国 1月 19日 (木 ) ユーロ圏 豪州 インドネシア マレーシア 日本 1月 20日 (金 ) 米国 中国 1月 21日 (土 ) 1月 22日 (日 ) 市場予想 11月 日本 米国 - 11月 ユーロ圏 12月 インド 12月 インドネシア 12月分・年計 日本 1月 米国 - 1月 独 12月 英国 - フランス - 12月 12月 10-12月期 - 12月 12月 9-11月 12月 12月 12月 12月 12月 12月 1月 - - - 12月 12月 - - 12月 12月 - 10-12月期 - 10-12月期 1-12月 12月 12月 - - 機械受注( 船舶・ 電力除く 民需、 前月比) 米国市場休場(キング牧師の日) 貿易収支(季調済) 卸売物価指数(前年比) 貿易収支 JNTO訪日外客数 ニュ ーヨーク連銀製造業景況指数 ダドリーNY連銀総裁が講演 ZEW景気期待指数 消費者物価指数(前年比) 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議、~20日、中国・習国家主席出席) 消費者物価指数(除食品&エネルギー、前年比) 鉱工業生産指数( 前月比) USバンコープ決算 イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長が講演 消費者物価指数(前年比、確報、前回値は速報値) 失業保険申請件数 ILO失業率 消費者物価指数(前年比) 消費者物価指数(前年比) 住宅着工件数( 前月比) 住宅着工件数(年率換算) 住宅着工許可件数( 前月比) 住宅着工許可件数(年率換算) フィラデルフィア 連銀製造業景況指数 イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長が講演 政策金利 ECB( 欧州中央銀行) 理事会 新規雇用者数(前月比) 失業率 政策金利 政策金利 全国百貨店売上高(前年比) 全国コンビニエンスストア売上高(前年比) 通常国会召集 ゼネラル・エレクトリック決算 新大統領就任式 実質 GDP ( 前年比) 固定資産投資( 都市部、 年初来、 前年比) 小売売上高( 前年比) 鉱工業生産( 前年比) OPEC減産順守査定会合(~22日、ウィーン) 社会党大統領候補予備選の第1回投票 - - - 3.56% - - 7.30 前月・ 前期・ 前年 4.1% - 197億ユーロ 3.15% 8.38億ドル 187 万5 千人 9.00 - - - - 2.1% 0.7% - 2.1% ▲0.4% - - - - - - - 10.1% 120.0万戸 0.7% 122.0万戸 14.8 - - 1.1% 2,400人 4.8% 1.8% 6.6% ▲18.7% 109.0万戸 ▲3.8% 121.2万戸 21.5 - - - - 5.7% - 0.00% - - - - - - - 6.7% 8.3% 10.7% 6.1% - 13.8 1.2% - 39,100人 5.7% 4.75% 3.00% ▲2.4% 0.5% - - 注:発表日は現地時間。市場予想と実績は2017年1月12日12時時点のBloombergの値を表示。スケジュールは予告なしに変更されることがある 出所: Bloombergおよび各種報道などよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 8 - - - 6.7% 8.3% 10.8% 6.2% - - 2017 年 1 月 13 日(金) 週刊株式アウトルック 再来週は、国内では、10-12月期決算発表シーズンが本格的に始まる。米大統領選後に進行した円安によ り、輸出企業を中心に業績拡大が見込まれよう。 また、12月分貿易統計が発表予定。円安を追い風に緩やかな回復基調が維持されよう。 海外では、米国で10-12月期実質GDPが発表される。やや上振れした7-9月期からの反動で伸び率は鈍化見 込みだが、2%近辺の堅調な結果が期待される。 【再来週の主なスケジュール】 発表日 1月 23日 (月 ) 国・ 地域 日本 ロシア 日本 米国 1月 24日 (火 ) ユーロ圏 トルコ 南ア 日本 1月 25日 (水 ) 米国 独 豪州 韓国 ロシア 日本 1月 26日 (木 ) 米国 英国 NZ フィリピン 日本 1月 27日 (金 ) 米国 1月 28日 (土 ) 1月 29日 (日 ) ユーロ圏 英国 中国 メキシコ フランス 市場予想 12月 10-12月期 12月 10-12月期 12月 10-12月期 1月 1月 - - - - 12月 12月 12月 12月 11月 10-12月期 1月 10-12月期 10-12月期 12月 - 10-12月期 12月 10-12月期 10-12月期 10-12月期 10-12月期 12月 1月 10-12月期 10-12月期 12月 12月 12月 1月 - 10-12月期 - 全国スーパー売上高(前年比) 決算:安川電 鉱工業生産(前年比、発表日未定、~24日) 決算:日電産 中古住宅販売件数( 前月比) 決算:ジョンソン・エンド・ジョンソン、インテューイティブ・サージカル 製造業PMI(速報) サービス業PMI(速報) 政策金利(1週間物レポ金利) (翌日物貸出金利) (翌日物借入金利) 政策金利 貿易収支( 季調済) 貿易収支 輸出( 前年比) 輸入( 前年比) FHFA住宅価格指数(前月比) 決算;AT&T、プロクター・アンド・ギャンブル IFO景況指数 消費者物価指数(前期比) 実質GDP(前期比、速報) 実質小売売上高(前年比) 安倍首相、訪米(27日を軸に日米首脳会談調整中) 決算:エムスリー、ファナック、小糸製、オリックス 新築住宅販売件数( 前月比) 決算:スターバックス、アルファベット、マイクロソフト 実質GDP(前期比、速報) 消費者物価指数(前期比) 実質GDP(前期比) 全国消費者物価指数( 生鮮食品除く 、 前年比) 都区部消費者物価指数(生鮮食品除く、前年比) 決算:信越化、NRI、ANA、NTTドコモ 実質 GDP( 前期比年率、 速報) 耐久財受注( 除輸送用機器、 前月比、 速報) 耐久財受注( 前月比、 速報) マネーサプライM3(前年比) 全国住宅価格(前年比、発表日未定、~3日) 春節(1月27日~2月2日が祝休日) 実質GDP(前期比、発表日未定、~29日) 社会党予備選の決選投票 - - 1.6% - - - - - - - - - - - - - - - - - - ▲3.6% 前月・ 前期・ 前年 0.8% - 2.7% - 0.7% - 54.9 53.7 8.00% 8.50% 7.25% 7.00% 5,361億 円 1,508億 円 ▲0.4% ▲8.8% 0.4% - 111.0 0.7% 0.6% ▲4.1% - - - - - - - - - - - - - - - - - - 注:発表日は現地時間。市場予想と実績は2017年1月12日12時時点のBloombergの値を表示。スケジュールは予告なしに変更されることがある 出所: Bloombergおよび各種報道などよりSMBC日興証券作成 本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。 9 - - 5.2% - 0.6% 0.3% 1.2% ▲0.4% ▲0.6% - 3.5% 0.6% ▲4.5% 4.8% 4.5% - 1.0% - 2017 年 1 月 13 日(金) 週刊株式アウトルック <弊社株式調査部 業種格付けおよび投資評価について> 【業種格付けについて】 業種格付けの定義は、以下の通りで、対象期間は今後 6~12 ヵ月です。日本については市場平均は東証株価指数(TOPIX)を基準とし ています。 強気:弊社のアナリストが予想する担当業種のカバレッジ・ユニバースの投資リターンが、市場平均を上回ると判断する場合。 中立:弊社のアナリストが予想する担当業種のカバレッジ・ユニバースの投資リターンが、市場平均と同程度と判断する場合。 弱気:弊社のアナリストが予想する担当業種のカバレッジ・ユニバースの投資リターンが、市場平均を下回ると判断する場合。 【投資評価について】 投資評価の定義は、以下の通りで、対象期間は今後 6~12 ヵ月です。 1(アウトパフォーム):弊社のアナリストが予想する個別銘柄の投資リターンが、担当業種のカバレッジ・ユニバースの投資リターンの中 央値を上回ると判断する場合。 2(中立):弊社のアナリストが予想する個別銘柄の投資リターンが、担当業種のカバレッジ・ユニバースの投資リターンの中央値と同程 度と判断する場合。 3(アンダーパフォーム):弊社のアナリストが予想する個別銘柄の投資リターンが、担当業種のカバレッジ・ユニバースの投資リターンの 中央値を下回ると判断する場合。 NR:投資評価を実施しない場合。 RS:一時的に投資評価を停止する場合。 また、2012 年 10 月 30 日から 2016 年 11 月 16 日までの期間で、本調査レポートの業種分類において、中小型成長株に分類された銘 柄の投資評価の定義は、以下の通りで、対象期間は今後 6~12 ヵ月です。市場平均は東証株価指数(TOPIX)を基準としています。 A(アウトパフォーム):弊社のアナリストが予想する個別銘柄の投資リターンが、市場平均を上回ると判断する場合。 B(中立):弊社のアナリストが予想する個別銘柄の投資リターンが、市場平均と同程度と判断する場合。 C(アンダーパフォーム):弊社のアナリストが予想する個別銘柄の投資リターンが、市場平均を下回ると判断する場合。 NR:投資評価を実施しない場合。 RS:一時的に投資評価を停止する場合。 【目標株価について】 目標株価は、弊社のアナリストが今後 6~12 ヵ月の期間に達すると予想している株価水準です。 各銘柄には当該会社を含むアナリストまたはそのチームがカバーする業種における相対的な投資評価が付されています。 2017 年 1 月 13 日(金) 週刊株式アウトルック 本資料について 【免責事項】 本資料は証券その他の投資対象の売買の勧誘ではなく、SMBC日興証券株式会社(以下「弊社」といいます)が投資情報の提供を目 的に作成したものです。本資料は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手した情報に基づいて作成していますが、これらの情報 が完全、正確であるとの保証はいたしかねます。情報が不完全または要約されている場合もあります。本資料に記載する価格、数値等 は、過去の実績値、概算値あるいは将来の予測値であり、実際とは異なる場合があります。かかる価格、数値等は予告なしに変更する ことがありますので、予めご了承くださいますようお願いいたします。本資料は将来の結果をお約束するものでもありませんし、本資料に ある情報をいかなる目的で使用される場合におきましても、お客様の判断と責任において使用されるものであり、本資料にある情報の 使用による結果について、弊社及び弊社の関連会社が責任を負うものではありません。本資料は、本資料を受領される特定のお客様 の財務状況、ニーズ又は投資目的を考慮して作成されているものではありません。本資料はお客様に対して税金・法律・投資上のアド バイスを提供する目的で作成されたものではありません。投資に関する最終決定は、契約締結前交付書面、上場有価証券等書面、目 論見書、お客様向け資料等をよくお読みになり、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。 本資料は、弊社又は弊社の関連会社から配布しています。本資料に含まれる情報は、提供されましたお客様限りでご使用ください。本 資料は弊社の著作物です。本資料のいかなる部分についても電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製 または転送等を行わないようにお願いいたします。本資料に関するお問い合わせは、弊社の営業担当者までお願いいたします。 本資料に記載された会社名、商品名またはサービス名等は、弊社または各社の商標または登録商標です。 【金融商品取引法第 37 条(広告等の規制)にかかる留意事項】 手数料等について 弊社がご案内する商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。例えば、店舗における国内 の金融商品取引所に上場する株式等(売買単位未満株式を除く。)の場合は約定代金に対して最大 1.242%(ただし、最低手数料 5,400 円)の委託手数料をお支払いいただきます。投資信託の場合は銘柄ごとに設定された各種手数料等(直接的費用として、最大 4.32%の 申込手数料、最大 4.5%の換金手数料又は信託財産留保額、間接的費用として、最大年率 5.61%の信託報酬(又は運用管理費用)及 びその他の費用等)をお支払いいただきます。債券、株式等を募集、売出し等又は相対取引により購入する場合は、購入対価のみをお 支払いいただきます(債券の場合、購入対価に別途、経過利息をお支払いいただく場合があります。)。また、外貨建ての商品の場合、 円貨と外貨を交換、又は異なる外貨間での交換をする際には外国為替市場の動向に応じて弊社が決定した為替レートによるものとしま す。上記手数料等のうち、消費税が課せられるものについては、消費税分を含む料率又は金額を記載しております。 リスク等について 各商品等には株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等及び有価証券の発行者等の信用状況(財 務・経営状況を含む。)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)、又は元 本を超過する損失を生ずるおそれ(元本超過損リスク)があります。 なお、信用取引又はデリバティブ取引等(以下「デリバティブ取引等」といいます。)を行う場合は、デリバティブ取引等の額が当該デリバ ティブ取引等についてお客様の差入れた委託保証金又は証拠金の額(以下「委託保証金等の額」といいます。)を上回る場合があると共 に、対象となる有価証券の価格又は指標等の変動により損失の額がお客様の差入れた委託保証金等の額を上回るおそれ(元本超過 損リスク)があります。 また、店頭デリバティブ取引については、弊社が表示する金融商品の売付けの価格と買付けの価格に差がある場合があります。 上記の手数料等及びリスク等は商品毎に異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書又はお客様向け資料等をよ くお読みください。なお、目論見書等のお問い合わせは弊社各部店までお願いいたします。 商 号 等 SMBC日興証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2251 号 加入協会 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商 品取引業協会 (2015/04/09 版)
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