神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例施行規則の一部改正(案)について 1 改正の理由 神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例施行規則(以下「施行規則」とい う。)については、バリアフリー新法の制定を踏まえ、平成21年10月に大幅に改正 し、以来、障がい者や高齢者をはじめ誰もが安心して生活し、自らの意思で自由に 移動し、社会に参加することができるバリアフリーの街づくりを推進してきた。 このたび、社会環境の変化を踏まえ、運用の改善を目的として、所要の改正を行 う。 2 改正の内容 (1) トイレ 公共的施設におけるオストメイト対応の水洗器具を設けたトイレの整備につい て、保育所等の確保を促進するため、幼稚園及び保育所は適用除外とする。 (2) 視覚障害者誘導用ブロック 建物内の出入口から受付等案内所までの区間について、視覚障害者誘導用ブロ ックを敷設することになっているが、小規模な建築物(200㎡未満)は、案内所の 職員等から出入口が容易に視認でき、職員等による誘導がある場合、適用除外と する。 (3) 様式 (2)の改正により、視覚障害者誘導用ブロックを敷設しない場合、事前協議をす る際に添付する適合状況項目表の備考欄に、視認方法や誘導方法を明記すること とする。 (4) 施設名等の情報提供 整備基準の適合状況等の情報を提供する旨の条項を施行規則に加え、「全ての 整備基準を満たす公共的施設(適合施設)」や車椅子使用者をはじめ誰もが円滑 に利用することができる「みんなのトイレ」を整備した施設名等を県ホームペー ジに掲載する。 3 施行期日 平成29年10月1日
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