(平成28年12月26日年管発1226第1号)

年管発1226第1号
平成28年12月26日
日本年金機構理事長
殿
厚生労働省大臣官房年金管理審議官
(
公
印
省
略
)
厚生年金保険法施行規則の一部を改正する省令の公布について
厚生年金保険法施行規則の一部を改正する省令(平成 28 年厚生労働省令第 181
号)が本日公布され、平成 29 年1月1日から施行することとされたところであ
るが、その改正の趣旨、内容等については、下記のとおりであるので、その施
行に遺漏のないよう取り扱われたい。
記
第1 改正の趣旨及び内容
育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する
法律(平成3年法律第 76 号)の改正により、平成 29 年1月1日から、
法律上の親子関係がある子(実子及び養子)に加えて、特別養子縁組の
監護期間にある子及び養子縁組里親に委託されている要保護児童につい
ても育児休業等の対象となる子の範囲に含めることとされた。
当該改正に伴い、厚生年金保険の「三歳に満たない子を養育する被保
険者等の標準報酬月額の特例」の申出に当たり、養育する子の生年月日
及びその子と申出者との身分関係を確認するために添付を求めている書
類について、特別養子縁組の監護期間にある子及び養子縁組里親に委託
されている要保護児童に係る申出を行う場合、市町村長に相当する機関
の発する証明書も認めることとしたこと。
第2 施行期日
平成 29 年1月1日から施行すること。