よ し づ か ~「元気」・「本気」・「根気」~ 平成29年1月10日(火) 学校だより 第14号 福岡市立吉塚小学校 校 長 太田 康治 Tel 611‐0938 ・Fax 611‐0939 【あけまして おめでとうございます】 新年おめでとうございます。皆様,新年をどのように迎えられましたか。年末年始はご家庭や 地域で伝統行事に参加したり家族や親戚の方との触れ合いがあったり,ゆったりとした時間をお 過ごしになったことと思います。 さて,3学期がいよいよ始まりました。子どもたちの元気な声が学校へ戻り,にぎやかになり ました。大きな事故や病気もなく,全員元気に登校できたことをうれしく思います。 今年は酉年です。 「酉」 (鶏)は,新たな時代を開く吉祥のシンボル。日本神話で最も有名な 「天岩戸(あまのいわと)」にも出てきます。太陽神でもある天照大御神が,天岩戸という洞窟に閉じ こもり,姿を隠して世は闇に覆われました。ほかの神々はなんとか天照大御神の気を引いて,誘 い出そうとします。万策尽きたとき,アマノウズメノミコトがダンスを踊りそれと共に,闇夜に 鳴き声を上げ夜明けを知らせる「常世(とこよ)の長鳴鶏(ながなきとり)」を一緒に鳴かせたところ, 天照大御神が気まずそうに岩戸から出てきて,世界には光が戻ったといわれています。 このように鶏は,黎明(れいめい)を告げる新時代の象徴でもあります。また「常世の長鳴 鶏」がとまる木こそ神社にある「鳥居」の原型といわれています。暁を告げる,吉祥の鶏がいる 門を八百万の神々が祀られている神社の入り口に立て,それが鳥居と呼ばれるようになりまし た。このようなところから,酉年はなにか新しく物事を始め,挑戦するにはグッドタイミングと されています。 【~リニューアル吉塚~に向けて】 そこで,本校でも酉年にちなんで,改善すべきことはしっかりと見直し新しい取組にチャレン ジしていきます。このことを私たちは「リニューアル吉塚」と呼ぶようにしています。 平成29年4月の新年度のスタートに向けて,現在「リニューアル吉塚プラン」を作成中で す。今回は,その一端を紹介します。 【その1】子どもと向き合うための時間の確保 学校の使命は,子どもたち一人一人としっかり向き合い,子どもたちの力を伸ばすことです。 授業の充実を図ることはもちろんですが,お子さんによっては授業時間だけでは十分に理解が深 まらなかったり定着しなかったりすることがあります。そこで,宿題をしてきていない,あるい はその日の内に理解を深めたり定着を図ったりする必要があるお子さんについては「放課後個別 指導(補習)」を全学級でこの3学期から行います。 放課後,30分から50分程度の指導を行います。下校時刻よりも1時間を超える場合のみ電 話連絡いたします。 (心配な場合は,お手数ですが学校まで連絡をお願いします) 個別指導の時間を作るために,これまで放課後に行っていた職員会議や部会などの諸会議を可 能な限り無くすこととしました。必要な会議は,できるだけ長期休業中に行います。 【その2】2学期制の検討開始 2学期制とは,1年間を前期(4月~10月の3連休まで)と後期(10月の3連休後~3 月)の2つに分けてゆとりある教育活動を行うものです。現在,福岡市内には2学期制を実施し ている学校があります。博多小・千代小・席田小・那珂小・東月隈小・当仁小・警固小・城浜 小・若宮小・高木小・堅粕小(29年度から)の11校です。すでに実施している11校の情報 を集めながら,本校にとって有効かどうかこれから検討を始めていきます。
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