実施要領 - 稚内市

稚内市萩ヶ丘浄水場管理業務委託にかかる
受託者選定公募型プロポーザル実施要領
稚内市萩ヶ丘浄水場管理業務委託の実施について、内容及び同業務に係る公募型プロポ
ーザル（以下「プロポーザル」という。
）の各種手続き、要件及び審査等の内容については、
次のとおりとする。
１．委託業務概要
（１）業務の目的
この要領は、稚内市の水道施設の管理体制強化と事業全体の効率化並びにサービス向
上に繋げるため実施される水道施設運転管理業務について、この業務を受託し遂行しう
る⺠間事業者の中から、業務に対する意欲、資質及び技術的能⼒の優れたものを、公募型
プロポーザル方式（以下「プロポーザル」という。）により選定するため必要な事項を定
める。
（２）委託業務名
稚内市萩ヶ丘浄水場管理業務委託
（３）業務実施場所
本業務の実施場所は、稚内市が所有する別添１「稚内市水道施設位置図」に示す施設と
する。
（４）業務の内容
①水道技術管理業務（水道法第 24 条の３に規定する委託（第三者委託））
②水道施設運転監視業務
③水道施設保全管理業務
④水道水質管理業務
⑤災害等緊急時対応業務
⑥施設の維持修繕業務
⑦水道施設除草業務
⑧沈殿池、配水池等清掃業務
⑨ユーティリティー調達管理業務
⑩その他上記に付随する業務
（５）委託期間
平成 29 年 4 月 1 日から平成 34 年 3 月 31 日までの期間
（６）準備期間
契約締結日から平成 29 年３月 31 日までの期間は引継ぎ等の準備期間とし、当該期間
に関する経費は、受託事業者の負担とする。
（７）本業務に係る委託料
５年間（平成 29 年 4 月 1 日から平成 34 年 3 月 31 日までの期間）
６９２，４４２，０００円（消費税及び地方消費税を含みます。）
この金額は、契約予定（内訳）金額を示すものではない。
２．担当課
〒097-8686
北海道稚内市中央３丁目 13 番 15 号
稚内市環境水道部水道施設課水道グループ
電話：0162-23-6516
FAX：0162-22-7922
Email：[email protected]
３．事業者募集に関する条件等
（１）選定方法
⾼度な技術や専門性、豊かな経験等⺠間事業者の持つノウハウの活用、効率性や創造性
を図るため、本業務の選定は公募型プロポーザルにより優先交渉権者を選定する。
（２）参加者の要件
本プロポーザルに参加を希望する者は、次の全ての要件を満たしていること。なお、資
格要件確認のため関係機関に照会する場合がある。
①「平成27・28年度競争入札参加資格登録業者名簿」の「委託（市内）」に登録があ
り、「上下水道施設運転管理」に登録のある者であること。
②地方自治法施行令（昭和22年政令第16号。）第167条の４の規定に該当しない者であ
ること。
③本市の水道の使用に対し水道料金の滞納がないこと。
④本市に納税義務のある市税及び市の財産貸付に係る土地貸付料、埋立地貸付料又は建
物貸付料に滞納がないこと。
⑤消費税及び地方消費税に滞納がないこと。
⑥会社更生法（平成 14 年法律第 154 号）に基づく更正手続き又は⺠事再生法（平成 11
年法律第 225 号）に基づく更正手続き中のものでないこと。
⑦公募の日から参加表明書提出日までのいずれの日においても、稚内市競争入札参加資
格者指名停止事務処理要綱に基づく指名停止を受けていないものであること。
⑧当該業務の目的達成に必要な従事者を配置できる者であること。
⑨常時雇用関係があり、かつ、次のアからキに掲げる有資格者を配置できること。
ア
水道法第 24 条の３第 3 項に規定する「受託水道業務技術管理者」の資格を有し、
かつ浄水場運転管理の実務経験がある者。
イ
水道浄水施設管理技士 2 級以上の資格を有する者。
ウ
電気主任技術者（第 3 種以上）の資格を有する者。
エ
電気工事士（第 2 種以上）の資格を有する者。
オ
小型船舶操縦士（２級以上）の資格を有する者。
カ
危険物取扱者（乙種４類）の資格を有する者。
キ
無線従事者（３級陸上特殊）の資格を有する者。
⑩日本国内において、水道事業における浄水施設運転管理業務または類似業務の受託実
績がある者であること。
※類似施設とは、工業用水道施設、下水道処理施設とする。
⑪参加者若しくは参加者の役員等（役員としては登記又は提出されていないが実質上経
営に関与している者を含む。以下同じ。）が、暴⼒団（暴⼒団員による不当な行為の防
止等に関する法律第２条第２号に規定する暴⼒団をいう。
）関係者でないこと。又は暴
⼒団関係者が参加者の経営に実質的に関与していないこと。
⑫参加者又は参加者の役員等が、自社、自己若しくは第三者の不正の利益を図り、又は第
三者に損害を加える目的をもって、暴⼒団の威⼒又は暴⼒団関係者を利用するなどし
ていないこと。
⑬参加者又は参加者の役員等が、暴⼒団又は暴⼒団員に対して資金等を供給し、又は便宜
を供与するなど積極的に暴⼒団の維持、運営に協⼒し、若しくは関与していないこと。
⑭参加者又は参加者の役員等が、暴⼒団又は暴⼒団関係者と社会的に非難されるべき関
係を有していないこと。
⑮参加者又は参加者の役員等が、暴⼒団又は暴⼒団関係者であることを知りながら、これ
を不当に利用するなどしていないこと。
⑯役員等が禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくな
った日から起算して３年を経過していない者でないこと。
４．募集に関する要件等
（１）スケジュール
募集公告から優先交渉権者決定までのスケジュールは概ね次のとおりである。ただし、
状況に応じ変更する場合がある。
項
目
募集公告及び公募期間
参加資格確認及びプロポーザル
実施要領等に関する質問の受付期限
日
程
平成 29 年 1 月 12 日（木）〜平成 29 年 1 月 25 日（水）
公告の日から平成 29 年 1 月 17 日（火）
参加資格確認及びプロポーザル
実施要領等に関する質問に対する回答
参加表明書、参加資格確認書類
の提出期限
参加資格確認審査結果の通知及
び技術提案書等の提出要請
技術提案書等の提出期限
プレゼンテーション及びヒアリ
ングの実施
平成 29 年 1 月 18 日（水）
公告の日から平成 29 年 1 月 25 日（水）まで
平成 29 年 1 月 27 日（金）
提出要請日から平成 29 年２月 22 日（水）まで
平成 29 年２月 27 日（月）
技術提案書審査結果の通知
平成 29 年 3 月 2 日（木）予定
契約締結
平成 29 年３月 22 日（火）予定
（予算案議決後、優先交渉権者と協議の上決定する。）
（２）様式の配布
参加申し込みに必要な様式は、稚内市ホームページからダウンロードしてください。
URL： http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/
５．参加表明手続き
（１）参加表明書等の提出
参加希望者は、次に掲げる書類（以下「参加表明書等」という。
）を提出しなければな
らない。
なお、期限までに参加表明書等を提出しない者又は参加資格要件に該当しないと認め
られた者は、本プロポーザルに参加することはできない。
①提出書類
ア
参加表明書（様式１）
イ
予定担当者経歴（様式２）
ウ
提案事業者の人員および体制（様式３）
エ
水道施設等の運転管理業務実績（様式４）
オ
水道施設等の保守点検業務実績（様式５）
カ
市が発行する納税証明書
キ
消費税及び地方消費税に関する納税証明書（管轄する税務署等で発行）
※ カ、キにあっては、受付の３ヶ月以内に発行されたものとする。
②提出期間
平成 29 年 1 月 12 日（木）から平成 29 年 1 月 25 日（水）までとし、郵送の場合は同
日必着とする。（土曜日、日曜日、祝日を除く午前 9 時から午後 4 時まで）
③提出先
２．担当課に同じ。
④提出方法
参加表明書等に必要事項を記入の上、持参又は郵送（書留又は簡易書留に限る。）によ
ること。（電子メール又は FAX によるものは受け付けない。
）
（２）参加資格の確認等
①参加資格要件の確認及び技術提案書の提出要請
３．事業者募集に関する条件等に定める参加資格要件に該当するか確認を行い、平成 29
年１月 27 日（金）に次に掲げる事項を記載したプロポーザル参加要請書又は参加資格審
査結果通知書で通知する。また、併せて参加資格要件を有する者に技術提案書の提出を要
請する。
ア
参加資格を有すると認めた者にあっては、参加資格がある旨及び技術提案書の提
出を要請する旨
イ
参加資格を有しないと認めた者にあっては、参加資格がない旨及びその理由
ウ
選定結果に対する異議申し立ては受け付けない
６．技術提案書の作成
技術提案書の提出を要請された者（以下「技術提案者」という。
）は、次に定めるとこ
ろにより技術提案書を作成し、提出するものとする。
（１）技術提案書内容
技術提案書の記載内容は下記項目とし、項目ごとに章たて、ページ番号を付すること。
①会社概要に関する事項
②受託実績に関する事項
③受託水道業務技術管理者に関する事項
④業務全般に関する事項
⑤運転操作監視業務に関する事項
⑥保全管理業務に関する事項
⑦その他技術業務に関する事項
⑧事務業務に関する事項
⑨外注委託等に関する事項
⑩危機管理体制に関する事項
⑪地域貢献に関する事項
⑫その他業務提案に関する事項
⑬業務に要する費用に関する事項
（２）提出書類
①技術提案書表紙（様式６）
②技術提案書
任意様式（Ａ４版、縦横枚数不問）とする。なお、
「（１）⑬業務に要する費用に関する
事項」については、③の参考見積書を用いて説明することを基本とし、その他の提案費用
があれば、任意様式にて説明を加えること。
③参考見積書（様式７）
④プレゼンテーション出席報告書（様式８）
（３）提出方法等
①提出期限
平成 29 年２月 22 日（水）までとし、郵送の場合は同日必着とする。
（土曜日、日曜日、
祝日を除く午前 9 時から午後 4 時まで）
②提出先
２．担当課に同じ。
③提出方法
持参又は郵送（書留又は簡易書留に限る。
）によること。（電子メール又は FAX による
ものは受け付けない。）
④提出部数
ア
正本
紙媒体各１部
イ
副本
紙媒体各９部
ウ
技術提案書をＰＤＦ化した電子媒体
１部
７．質疑応答等
本プロポーザルの実施及び契約等に関する質問の受付を下記の日程で行います。
（１）提出期間
平成 29 年 1 月 12 日（木）から平成 29 年 1 月 17 日（火）までとし、郵送の場合は同
日必着とする。（土曜日、日曜日、祝日を除く午前 9 時から午後 4 時まで）
（２）提出方法
質問書（様式９）に必要事項を記入の上、電子メールにより下記提出先へ送信すること。
（３）提出先
メールアドレス
[email protected]
件名は「稚内市萩ヶ丘浄水場管理業務プロポーザル実施要領等に関する質問」とし、送
信後着信の確認を行うこと。
担当：稚内市環境水道部水道施設課水道グループ
電話 0162-23-6516
（４）回答方法
提出された質問については、質問者及び回答日において参加表明書を提出している者
全てに対し、電子メール又は FAX により回答するものとする。また、併せて稚内市ホー
ムページ上に当該回答内容を公表する。
８．失格事項
次のいずれかに該当した場合は、その者を失格、若しくは当該参加事業者が行ったプロ
ポーザルを無効とします。
（１）参加資格要件を満たしていない場合
（２）提出書類に虚偽の記載があった場合
（３）実施要領等で示された提出期日、提出先、提出方法、書類作成上の留意事項等の条件
に適合しない書類の提出があった場合
（４）選定結果に影響を与えるような不誠実な行為を行った場合
（５）プレゼンテーション等に正当な理由なしに遅刻又は欠席した場合
９．技術提案の審査及び評価、優先交渉事業者の選定等
（１）審査委員会の設置
技術提案書の審査及び評価並びに優先交渉事業者の選定するため、稚内市萩ヶ丘浄水
場管理業務委託プロポーザル審査委員会（以下「審査委員会」という。）を設置し、審査
します。
（２）プレゼンテーション等の実施
審査委員会において、提案内容を理解するため、技術提案書に係るプレゼンテーション
及びヒアリングを次のとおり行う。
①実施方法
ア
技術提案者１者ずつの呼び込み方式とし、１者の持ち時間は説明 40 分以内、質疑
20 分以内の計 60 分以内とする。
イ
プレゼンテーション等への参加者はあらかじめ技術提案者が指定した説明者及び
補助者とする。なお、プレゼンテーション等の実施場所には説明者及び補助者の計５
名までが参加できるものとするが、説明者以外の者が説明することはできない。ただ
し、場合によっては補助者が質疑に応じることを認める。
ウ
欠席をした場合は、技術提案書の審査及び評価並びに優先交渉事業者の選定から
除外する。
エ
追加資料の配布は禁止するが、提出された技術提案書と同一の図案や写真を用い、
プロジェクタ投影による説明は可能とする。ただし、プロジェクタの使用を希望する
場合は、事前に本市担当と協議すること。
②実施日時及び場所
５．参加表明手続きで示した技術提案書提出要請時に併せて通知する。
（２月 27 日（月）
を予定）
（３）審査項目及び評価基準
技術提案書及びプレゼンテーション等により、次の審査項目について、別紙で示す評価
基準に基づき審査及び評価を行う。
①会社概要及び財務状況について
②業務実績について
③業務体制について
④業務執行計画について
⑤臨機の対応。防災、災害及び緊急時危機管理について
⑥地元への貢献
⑦その他の業務提案について
⑧提案見積額及び積算内訳書について
（４）優先交渉事業者の選定
①審査委員会は、技術提案書による評価点と提案見積書による価格評価点の合計により
参加者の評価順位を決定し、最も⾼い評価点を得た提案書を優先交渉権者として選定す
る。
②参加者または提案辞退等により、審査対象事業者が 1 者のみとなった場合でも、プレ
ゼンテーションは実施する。
③プレゼンテーションにおいて、全審査委員の評価点合計の平均点が 60 点未満となる場
合は、受託候補者として選定しない。
（５）審査結果の通知
①優先交渉事業者を選定したときは、速やかに技術提案書を提出している者全てに対し、
プロポーザル選定結果通知書により通知するものとする。
②選定結果に対する異議申し立ては受け付けない。
10．契約に関する基本事項
（１）契約の締結
優先交渉事業者と本業務について協議を行い、内容について合意の上、当該業務仕様書
を作成し、稚内市議会で予算案が議決された後、随意契約方法により契約を締結する。
ただし、優先交渉事業者との協議・調整が不調に終わった場合、次点の事業者と交渉す
る場合がある。
（２）支払条件
原則として、毎月後払いとする。
11．無効となるプロポーザル
次のいずれかに該当する場合は無効となる場合があります。
（１）期限を過ぎて書類が提出された場合
（２）提案書類に虚偽の記載がある場合
（３）著しく信義に反する行為を起こした場合
（４）会社更生法の適用を申請するなど、契約を履行することが困難と認められる状態に至
った場合
（５）関係者に関する工作等、不当な活動を行ったと認められる場合
12．その他
（１）技術提案書等の作成経費や旅費等の必要経費等は参加者の負担とします。
（２）提出期限以降における提案書の差し替えまたは再提出は認められません。
（３）提出書類に虚偽の記載をした場合には、提出書類を無効とします。
（４）今後想定される委託業務の遂行に際し、提案書に記載された担当責任者及び担当者の
変更は認めません。ただし、変更の理由及び変更予定者について本市がやむを得ないと
認めた場合は、この限りではない。
（５）提出された提案書は返却しません。
（６）提出された提案書の内容は公表しません。
※添付書類
・各種様式
・要求水準書
・性能仕様書
・提案評価基準（配点等）

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