職員からのメッセージ:岡山からはじめまして 岡山事務所 丸尾 勇治 せんだん通信をご覧の皆さま、はじめまして。 昨年の4月から厚生局に採用となり、岡山事務所の指導課に配属となりました、丸尾と申します。 私が所属している指導課では、保険医療機関や保険薬局等に対する指導・監査とそれらに関する業務を主に 行っています。 正直に申し上げますと、入局した当初の私はこれらが具体的にどういう仕事なのか想像もつきませんでした。 しかし、それらの業務の目的が『健康保険法に基づく保険診療のルールを周知し、保険診療の質的向上及び 適正化を図ること』だということはすぐに覚えました。 「なんだか難しそうだけれど、保険診療が少しでも良く なる為に汗を流すだなんてとてもやりがいのある仕事じゃないか」と嬉しく感じたのを覚えています。 今も勉強不足を痛感することばかりですが、優しい上司や先輩方に助けてもらいながら、おかげさまで毎日 元気に仕事をさせていただいております。 私は、地元が岡山県なので生まれ育った地域の厚生行政に携 われることに大変やりがいを感じています。 せっかくなので、今回は私の故郷、岡山について少しお話さ せていただきます。 岡山の魅力と言えば、 『晴れの日が全国トップクラスに多い』 ところや、 『桃やブドウといった果物が豊富で美味しい』といっ たところなどが正当派アピールポイントとして知られていま す。 しかし、私の思う岡山の一番の魅力は『方言が面白い』とこ ○一度だけ我が家の食卓に上がったことのある 岡山名物のマスカット。夏から秋にかけてが食べ 頃。 ろです。 岡山弁の特徴として「せー」とか「けー」といった、やたらと伸ばし棒が入った方言になることが多いとい う点が挙げられます。有名どころを紹介しますと「でーこんてーてーてー」 (大根を、炊いて、おいてください) という方言があります。 そんな岡山弁の中でも私が一番気に入っているのは「けーここけーけー」という方言です。これを標準語に 訳しますと「ケイコ(さん)、こっちへ、来なさい」という意味になります。 けーこ、こけーけー。 岡山県民がケイコさんを呼ぶ時はニワトリのようになってしまうので、県外の人が見たらとても面白い光景 だと思います。ちなみに、私はケイコさんではありませんが(ユウジです) 、子供の頃父親に「ゆーじ、こけー けー」と呼ばれた時は、あまり良い思い出がありません…。きっとこの方言のモチーフになったケイコさんも 嫌な予感がしていると思います。 “言葉の響きは面白いけど、呼ばれた本人からすれば笑えないことの方が多い”という点もまたこの方言の 面白さだと思います。 貴重なスペースをお借りして方言の話ばかりしてしまいました。 これで岡山の魅力をお伝えすることができたのかは少し心配ですが、岡山を知るきっかけの一つにしていた だければ幸いです。 岡山の皆さま、ひいては国民の皆さま、保険医療機関等の皆さまにとって一番身近な厚生局職員として、保 険診療の質的向上、適正化に少しでも貢献できるように日々努力してまいりたいと思います。
© Copyright 2024 ExpyDoc