資料2-5 IRRS において明らかになった課題 「安全研究分野のJAEAとの協力強化 (No.1)」に対する取組状況について 平 成 29 年 1 月 5 日 技術基盤グルー プ 1.経緯 本年 4 月 25 日に開催された原子力規制委員会において、「日本への総合規制評価サ ービス(IRRS)ミッション報告書について」が審議され、IRRS において明らかになっ た課題とその対応方針が決定された。そのなかで、 「安全研究分野のJAEAとの協力 強化(No.1)」として、以下のとおり記載されている。 <IRRS において明らかになった課題 > ○JAEAにおける安全研究の強化、人材育成の観点から原子力規制庁とJAEA の研究分野の協力の強化 <課題に対する本年度の対応> ○次の2点について強化を図る。 ● JAEA安全研究センターとの定期的な情報交換会を継続。原子力規制庁から JAEAへの人材派遣について拡張・強化し、相互の人材交流の枠組みを年内 に強化 ● IAEA(国際原子力機関)、OECD/NEA(経済協力開発機構原子力機 関)等の国際共同研究プロジェクト活動への参画を効率的に行うため連携体制 を年内に構築 2.対応の状況 JAEA安全研究センターとの年2回の情報交換を継続しているところ。また、 原子力規制庁からJAEAへの人材派遣については、研修を目的とした派遣を平 成27年度の3名から平成28年度に10名増員したところ。 相互の人材交流の枠組みの強化及び国際共同研究プロジェクト活動への参画に関 する連携体制の構築について、JAEA安全研究センターと協議を行っていると ころ。 3.今後の予定 それぞれの組織における人材育成プログラムの一環として積極的な人事交流を行 う。加えて、JAEA安全研究センターへの派遣について、研修目的以外に共同 研究での派遣が可能となるよう規程を整備する。 1 国際共同研究プロジェクト活動への参画について、プロジェクトの計画段階から 参画方針、対応体制等について原子力規制庁及びJAEA安全研究センターの両 者で調整しつつ、対応する体制を整備する。 2
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