スライド 1 - 東京海洋大学

氏名
鶴 哲郎
TSURU, Tetsuro ツ ル テ ツ ロ ウ
所属・役職
大学改革準備室 教授 (海洋資源環境学部担当)
研究分野
海洋資源探査、石油・天然ガス開発、反射法地震探査、プレート境界型地震発生帯
(キーワード)
研究1: 石油天然ガス探査技術の開発
音波を使って地球の内部を調べる研究をしています。レントゲン写真が私達の身体の内部を映し
出すように、音波を使えば地球の内部を映像化することができます。この技術を応用することに
よって、地下のどこに、どのくらいの量の石油や天然ガスが存在するのか、それをどうすれば環
境を保護しながら探査できるかなどを研究しています。
もしも今、石油が手に入らなくなってしまったら?
私達のくらしに欠かせない交通手段(自動車・船・飛行機など)の多くが止まってしまいます。プラ
スチックやゴムといった日用品はもちろん、化粧品の多くにも石油由来の成分が含まれています。
これらの生活必需品を買い占める光景など二度と見たくありません。ましてや、奪い合う戦争は
言うまでもありません。
研究2: 地震発生帯の地殻構造探査研究
この地球内部を映像化する技術は、資源探査以外にも、防災分野などに役立っています。日本
列島の下には、太平洋プレートとフィリピン海プレートが沈み込み、そこに溜まった歪が地震や津
波を引き起こすことが知られています。その場所を地震発生帯と呼びます。
地震発生帯とは、実際にはどのような形をしているのでしょうか? どのような物質で出来ている
のでしょうか? 私達は音波を使って研究を進めています。
東北沖の地下構造
日
本
海
溝
音波で映像化した海底下の地下構造に地震
の震源を重ねた図、▲と○が震源
学生の
みなさんへ
2000年6月JAMSTEC YK00-04航海
有人潜水艇「しんかい6500」による海底活断層
の観察、宮古東方海側斜面、水深6293m
スマホを置いて海に出よう!
海の次は、月、火星、、、