1 防府市公会堂改修設計業務委託公募型プロポーザル募集要領 1 趣旨

防府市公会堂改修設計業務委託公募型プロポーザル募集要領
1
趣旨
防府市公会堂は、昭和35年10月に建設されて築56年が経過している。このため、
施設の老朽化が進み、構造上バリアフリー化が難しいなど時代の変化に対応できていな
い。また、平成24年度に実施した耐震診断結果では、耐震改修促進法で求められる耐
震性能を満たしていないことが判明しており施設利用者の安全性を十分に確保できてい
ない状況にある。
このため、防府市公会堂の耐震補強及び大規模改修工事を実施するに当たり、公募型
プロポーザル方式により技術提案等を求め、その内容及び能力等を総合的に比較検討し
て最も適した設計業者を選定するため、必要な事項を定めるものである。
2
業務概要
(1)業務名
防府市公会堂改修設計業務委託
(2)業務内容
防府市公会堂耐震補強の実施設計業務並びに大規模改修工事の基本設計及び実施設
計業務
(3)業務仕様等
「建築設計業務委託共通仕様書」
「防府市公会堂改修設計業務委託特記仕様書」
「防府市公会堂改修設計業務の基本的な考え方」
(4)業務の履行期限
契約締結の日から平成30年1月31日まで
(5)提案上限金額
107,550千円(消費税及び地方消費税を含む。)
3
担当部署
防府市総合政策部文化・スポーツ課芸術文化係
〒747-0808 山口県防府市桑山二丁目1番1号(文化財郷土資料館3階)
担
当:米村、末冨
電
話:0835-25-2551(直通)
F A X:0835-25-5578
E-mail:[email protected]
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設計者選定の概要
(1)選定方式
1
ア
公募型プロポーザル方式とする。
イ
審査は、2段階方式(第1次:書類審査、第2次:プレゼンテーション)にて実
施する。
ウ
最優秀提案者及び優秀提案者各1者を特定する。
(2)スケジュール
項
目
募集要領等の公表
第1回質問の受付期間
(募集要領に関する質問)
現地説明会
第1回質問の回答
(募集要領に関する回答)
程(平成29年)
1月12日(木)~1月30日(月)
1月12日(木)~1月20日(金)
1月19日(木)
1月25日(水)
参加申込書の受付期間
1月12日(木)~1月30日(月)
第1次審査
1月31日(火)予定
第1次審査結果通知
2月2日(木)予定
第2回質問の受付期間
(技術提案書に関する質問)
第2回質問の回答
(技術提案書に関する回答)
2月2日(木)~2月6日(月)
2月14日(火)
技術提案書の受付期間
2月14日(火)~2月20日(月)
第2次審査(プレゼンテーション)
3月3日(金)予定
第2次審査結果通知
最優秀提案者(優先交渉権者)決定
5
日
3月中旬
参加資格要件
本プロポーザルに参加する者(以下「参加者」という。)は、次に掲げる要件にいず
れにも該当する者であることとする。
(1)平成27・28年度の防府市建設工事入札参加資格を有する測量・建設コンサルタ
ント等業者であること。
(2)建築士法(昭和25年法律第202号)第23条の規定に基づく一級建築士事務所
の登録を受けている者であること。
(3)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項各号のいずれ
かに該当する者又は同条第2項各号のいずれかに該当して一般競争入札に参加させな
2
いこととされている者及びその者を代理人、支配人その他の使用人若しくは入札代理
人として使用する者でないこと。
(4)国税及び防府市税(法人市民税(個人の場合は市民税)(ともに特別徴収市民税を含
む。)、固定資産税及び軽自動車税)の滞納がないこと。(防府市税にあっては、法人の
代表者が防府市に住所を有する場合は、代表者を含む。)
(5)平成29年1月6日から防府市公会堂改修設計業務委託公募型プロポーザル募集要
領(以下「募集要領」という。)7(8)に掲げるプレゼンテーションの実施の日まで
の間に、防府市工事等請負契約に係る指名停止等措置要綱に基づく指名停止を受けて
いないこと。
(6)会社更生法(平成14年法律第154号)による更生手続開始の申立てがなされて
いる者(更生手続開始の決定を受けた者を除く。)又は民事再生法(平成11年法律
第225号)による再生手続開始の申立てがなされている者(再生手続開始の決定を
受けた者を除く。)でないこと。
(7)入札に参加しようとする者(法人の場合にあっては代表者、個人の場合にあっては
その者)が防府市暴力団排除条例(平成23年防府市条例第21号。以下「条例」と
いう。)第2条第2号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)でないこと。
(8)法人である場合の役員及び使用人又は個人である場合の使用人のうちに暴力団員に
該当する者がいないこと。
(9)募集要領5(7)及び5(8)に該当する者が条例第2条第1号に規定する暴力団
又は暴力団員と密接な関係を有する者でないこと。
(10)平成8年4月以降に、劇場、公会堂、音楽ホール等(固定客席 1,400 席以上のもの
又はホール部分の床面積 1,500 ㎡以上のものに限る。)の建築物で耐震設計業務及びホ
ールの音響、空調設備等を一式として改修実施設計業務の完了実績が1件以上有する
者であること。
(11)実施設計業務における管理技術者は、一級建築士を配置できる者であること。
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参加者の失格
参加者が次のいずれかに該当した場合には、その者の提出した参加申込書及び技術提
案書を無効とし、本プロポーザルへの参加資格を失う。
(1)技術提案書が提出期限までに提出されない場合
(2)提出書類に虚偽の記載があった場合
(3)募集要領5参加資格要件を満たしていない又は満たすことができなくなった場合
(4)その他募集要領の定めに反した場合
(5)本件に関して不正な行為、公正さを欠く行為等があった場合
(6)他の参加者のプレゼンテーション及び質疑応答を傍聴した場合
(7)参加申込書等の提出日から契約締結までの間に社会的信用を失墜させる行為が判明
3
した場合
7
参加手続等
(1)募集要領等の配布
ア
配布方法
募集要領等は、防府市文化・スポーツ課ホームページ(以下「市ホームページ」
という。)から入手するものとする。
(http://www.city.hofu.yamaguchi.jp/soshiki/41/koukaidou-puropozaru.html )
イ
配布期間
平成29年1月12日(木)から平成29年1月30日(月)まで
(2)現地説明会
本プロポーザルにおいて、現地の状況を確認する機会を設ける。
なお、本説明会の出席は、書類選考や審査における評価の対象としない。
ア
開催日・集合時間
平成29年1月19日(木)午前9時厳守
イ
集合場所
防府市公会堂
ウ
参加可能人数
3名までとする。
エ
提出書類
現地説明会参加申込書(様式1)に必要事項を記入し、平成29年1月18日(水)
正午までに、募集要領3の担当部署へ持参又は電子メールのいずれかの方法で提出
すること。
オ
注意事項
現地説明会当日において、質疑は、受け付けない。
参加者は、担当部局の指示に従うこと。
写真撮影する場合は、担当部局に確認の上、行うこと。
(3)第1回質問の受付及び回答
本プロポーザルの募集要領に関する質問及び回答は、下記のとおり実施する。
なお、回答は、参加申込書を提出された全員に、電子メールにて回答するとともに
市ホームページに掲載する。ただし、質問の内容によって、本プロポーザルによる設
計者選定に公平性を保てない場合には、回答しないことがある。
ア
募集要領に関する質問の受付及び回答
(ア)質問書様式
募集要領に関する質問書(様式2 Microsoft Wordにて作成したもの)
(イ)質問書の受付期限
平成29年1月20日(金)午後5時まで
(ウ)質問書の提出方法
4
電子メールにより行うこととし、持参、郵送及びファクシミリによる質問は、
受け付けない。また、電子メールを送信後、電話にて着信を確認すること。
(エ)質問書の提出先
募集要領3の担当部署
(オ)回答日
平成29年1月25日(水)
(カ)その他
質問に対する回答は、募集要領の追加又は修正とみなす。
(4)参加申込書等の提出
ア
提出書類及び提出部数
参加申込書等の提出書類は、指定の様式に基づき作成すること。なお、様式(1
枚、1部を除く。)ごとにクリップ留めし提出すること。
様式
(様式3-1)
参加申込書
(様式3-2)
会社概要
留意事項、提出部数等
・参加申込者(本社)の所在地、商号又は名称、代表者の職氏名
を記入の上、代表者印(実印)を押印すること。
・提出部数12部(押印した原本1枚と写し11枚)
・会社の概要や実施業務分野が記載されたパンフレットを提出
すること。
・提出部数12部
・募集要領5(10)に該当する改修設計業務を行った実績につい
(様式3-3)
業務実績表
て、主なものを6件まで記入すること。なお、官民は問わない。
また、必要に応じて、図面、写真等の資料の提出を求めること
がある。
・提出部数12部
・配置予定技術者の総括責任者(1名)及び業務担当者が有する
資格や、これまでの業務実績、経歴等を記入すること。
(様式3-4)
配置予定技術者の実
績等
・他の業者等の協力を得て業務を実施する場合は、協力者の概要
(企業名、担当者名、その他)と、本業務への協力内容につい
て記入すること。
・必要に応じて、業務実績等を確認するため、図面、写真等の資
料の提出を求めることがある。
・提出部数12部
(ア)添付資料(各1部)
①建築士事務所登録の写し
②管理技術者の建築士免許証の写し
③業務実績、経歴等に記載された業務の契約書の写し又は当該施設の概要が確認
5
できるもの
(イ)返信用封筒(1通)
定型長3封筒に返信先を記載し、82円切手を貼付のこと。
イ
提出期間
平成29年1月12日(木)から平成29年1月30日(月)まで
【受付時間は、午前8時15分から午後5時まで】
ウ
提出方法
持参又は郵送による。
なお、持参により提出する場合は、イの提出期間のうち、土、日曜日及び国民の
祝日を除く。郵送により提出する場合は、配達証明書付書留郵便(封筒の表面に「プ
ロポーザル参加申込書在中」と朱書きすること。)とし、提出期限までに必着とす
る。
エ
提出書類の受領確認
持参の場合は、受領時に提出書類受領書を渡す。郵送の場合は、ファクシミリに
て提出書類受領書を送付するので、到着後、電話にて事務局に連絡すること。
オ
提出場所
募集要領3の担当部署
(5)参加申込書等の審査(第一次審査)
ア
審査方法
(ア)参加資格の確認
参加申込書等の内容を確認し、募集要領5の参加資格要件を満たしているかを審
査する。なお、参加資格要件を満たす参加者が5者以下の場合は、全ての参加者を
第2次審査対象者とする。
(イ)第2次審査対象者の選定
参加資格要件を満たす参加者が6者以上の場合は、下記の企業要件について参
加申込書等の審査を行い、上位5者程度の者を第2次審査対象者とする。
《企業要件》
評価項目
配
①
会社概要について
20
②
業務実績について
40
③
配置予定技術者等の実績について
40
計
イ
点
100
結果通知日
平成29年2月2日(木)予定
ウ
その他
(ア)第一次審査の参加者全員に文書等で通知する。
(イ)第一次審査の結果に関する異議申し立ては一切受け付けない。
6
備
考
(6)第2回質問の受付及び回答
本プロポーザルの技術提案書に係る質問及び回答は、下記のとおり実施する。
なお、回答は、第2次審査対象者全員に、電子メールにて回答するとともに市ホー
ムページに掲載する。ただし、質問の内容によって、本プロポーザルによる設計者選
定に公平性を保てない場合には、回答しないことがある。
ア
技術提案書に関する質問の受付及び回答
(ア)提出書類
質問書(様式4 Microsoft Wordにて作成したもの)
(イ)質問書の受付期限
平成29年2月6日(月)午後5時まで
(ウ)質問書の提出方法
電子メールにより行うこととし、持参、郵送及びファクシミリによる質問は、
受け付けない。また、電子メールを送信後、電話にて着信を確認すること。
(エ)質問書の提出先
募集要領3の担当部署
(オ)回答日
平成29年2月14日(火)
(カ)その他
質問に対する回答は、募集要領の追加又は修正とみなす。
(7)技術提案書の提出
ア
提出書類及び提出部数
技術提案書の提出書類は、指定の様式に基づき作成すること。なお、様式(1枚、
1部を除く。)ごとにクリップ留めし提出すること。
様式
(様式5-1)
様式自由
本業務に対する基
本的な考え方
留意事項、提出部数等
・本業務を実施するにあたり、その考え方を簡潔に記載すること。
・設計に取り組む基本的な姿勢や、基本方針、設計を進める上で
重視する事項及びアピール事項について記述すること。
・A3版横片面4枚以内
(様式自由、右上部に様式5-1と記入すること。)
・提出部数12部
7
・配置予定技術者の総括責任者及び業務担当者等を記入するこ
と。
(様式5-2)
様式自由
・他の業者等の協力を得て業務を実施する場合は、協力者の概要
(企業名、担当者名、その他)と、本業務への協力内容につい
て記入すること。
業務実施体制
・A3版横片面2枚以内
(様式自由、右上部に様式5-2と記入すること。)
・提出部数12部
(様式5-3)
・本業務の進行計画を工程表にまとめること。
様式自由
・A3版横片面2枚以内
(様式自由、右上部に様式5-3と記入すること。)
工程表
・提出部数12部
・本業務に係る見積書を作成すること。
・見積書記載金額は、本業務の総額(税抜)、消費税額(地方消
(様式5-4)
様式自由
費税を含む)を別々に記載し、さらにそれの合計金額を記載す
ること。
・見積書は、業務別内訳や人件費、諸経費等の積算の内訳がわか
るように表示すること。
見積書
・A4版片面3枚以内(様式自由、右上部に様式5-4と記入す
ること。)
・提出部数12部
(ア)返信用封筒1通(定型長3封筒に返信先を記載し、82円切手を貼付のこと。)
イ
(様式5-1)本業務に対する基本的な考え方の作成方法
(ア)技術提案課題
募集要領9の本プロポーザルにおける参考資料を参照し、以下の3つを課題と
する。課題ごとの内容は、主な視点として記載しているものであり、関連する事
項であれば、新たな提案を盛り込むことも可能である。
課題1
特定天井の改修工事における技術提案等
公会堂の大ホールの天井は、建築基準法施行令に定める特定天井に該当し、
震災時に天井脱落の危険性があるため、施設利用者の安全性を十分に確保で
きていない状況にある。また、音楽ホールとして必要とされる音響設計も重
要である。以上を踏まえて、経済性や工期に配慮した公会堂に最も適した工
法等を技術提案すること。
課題2
公会堂特有の意匠性に配慮した技術提案等
公会堂は、内外装に特徴的なデザインが施されており、公会堂特有の意匠
性と経済性に配慮した上で内外装について技術提案すること。
課題3
限られた施設スペースでの各種建築及び設備の更新における技術提案等
8
公会堂は、施設の老朽化が進み、構造上バリアフリー化が難しいなど時代
の変化に対応できていない状況にある。各種建築及び設備の更新を実施する
必要があるが、限られた施設スペースの中でホール客席のレイアウト、便所
のレイアウト等について、また、設備全体の更新に関して経済性に配慮した
市民満足度の高い技術提案をすること。
・ホール客席のレイアウト等
バリアフリー化や車椅子での観覧も含め、客席数1,400席から1,612席の間
でホール客席のレイアウト等を提案すること。
・便所のレイアウト等
トイレが狭い、洋式トイレが少ない、女性用トイレが混雑するなど様々な
課題があるため、バリアフリー化や便所のレイアウト及び増設等について提
案すること。
(イ)技術提案内容の表現
提案は、具体的な設計図を求めるものではない。基本的な考え方を簡潔に記述
することとし、文章を補完するためのイメージ図、模式図、概念図、写真は使用
してよい。
ウ
技術提案書の提出方法
(ア)提出期間
平成29年2月14日(火)から平成29年2月20日(月)まで
【受付時間は、午前8時15分から午後5時まで】
(イ)提出方法
持参又は郵送による。
なお、持参により提出する場合は、(ア)の提出期間のうち、土・日曜日及び
国民の祝日を除く。郵送により提出する場合は、配達証明書付書留郵便(封筒の
表面に「プロポーザル技術提案書在中」と朱書きすること。)とし、提出期限ま
でに必着とする。
(ウ)提出書類の受領確認
持参の場合は、受領時に提出書類受領書を渡す。郵送の場合は、ファクシミリ
にて提出書類受領書を送付するので、到着後、電話にて事務局に連絡すること。
(エ)提出場所
募集要領3の担当部署
(8)技術提案書等の審査(第2次審査)
ア
審査方法
技術提案書に係るプレゼンテーション及び質疑応答を行い、選定委員会において
審査し最優秀提案者(優先交渉権者)1者、優秀提案者(次点者)1者を選定する。
イ
審査内容
参加者が、公会堂の整備についてどのように理解し、改修をどのような方針で進
9
めようとしているのか、技術提案書等に基づいて審査する。また、審査内容は、企
業要件及び技術力要件について審査する。なお、第一次審査において企業要件の審
査を実施している場合は、第一次審査の結果を利用する。
《企業要件》
評価項目
配
点
①
会社概要について
20
②
業務実績について
40
③
配置予定技術者等の実績について
40
計
備
考
備
考
100
《技術力要件》
評価項目
配
①
本業務に対する基本的な考え方について
60
②
建築設計に対する考え方について
60
③
本業務の推進体制について
40
④
本業務を進めるスケジュールについて
20
⑤
見積金額について
20
計
ウ
点
200
プレゼンテーション及び質疑応答の実施
技術提案の内容について、次のとおりプレゼンテーション及び質疑応答を実施す
る。
(ア)実施日
平成29年3月3日(金)予定
※日時等詳細については、別途通知をする。
(イ)タイムスケジュール
参加者によるプレゼンテーション
30分以内
質疑応答
15分以内
(ウ)その他
・事前に提出した技術提案書を用いて説明することとし、資料等の追加は認めな
い。
・出席者は、5名までとする。
・出席しなかった場合は、受注意思がないものとみなす。
エ
第2次審査の結果通知
(ア)結果通知日
平成29年3月中旬
(イ)その他
・各選定委員の評価点数の合計が、最も高い参加者を最優秀提案者(優先交渉権
者)として決定する。また、優秀提案者(次点者)についても決定する。なお、
10
最も高い評価点数の合計が複数ある場合は、選定委員会で総合的に判断し最優
秀提案者(優先交渉権者)を決定する。
・審査結果は、採否に関わらず文書で通知する。
・審査内容及び結果に関する異議申し立ては一切受け付けない。
・審査結果については、最優秀提案者(優先交渉権者)の企業名及び採点結果、
優秀提案者(次点者)の採点結果を市ホームページに掲載する。
8
契約の締結
(1)契約者の決定
選定委員会が選定した最優秀提案者(優先交渉権者)と協議し、地方自治法第2
34条に定める随意契約により速やかに契約手続きを進めるものとする。
なお、最優秀提案者(優先交渉権者)が応募資格を満たさないと判明した場合又
はその他の理由により契約の締結が不可能となった場合は、選定結果の優秀提案者
(次点者)と交渉するものとする。
(2)契約金額
契約金額は、提案された見積書(様式5-4)の金額以内とする。
(3)契約書
防府市総合政策部文化・スポーツ課作成の契約書による。
(4)契約保証金
契約保証金は、契約金額の100分の10以上の契約保証金を納付すること。
ただし、防府市財務規則第113条に規定する担保の提供をもって契約保証金の
納付に代えることができる。また、防府市を被保険者とする履行保証保険契約を締
結した場合、又は、過去2年間の間に国、地方公共団体等と、募集要領2に掲げる
事項と種類及び規模をほぼ同じくする契約を数回以上にわたって締結し、これらを
全て誠実に履行し、かつ、契約を履行しないこととなるおそれがないと認められる
場合は、契約保証金の納付を免除する。
9
本プロポーザルにおける関係資料
下記のうち(1)~(4)は、市ホームページから入手するものとする。なお(5)
(6)については、募集要領3の事務局と日時を事前調整し閲覧すること。また、希望
者に対し必要箇所を抜粋したものを郵送等で提供する。
(http://www.city.hofu.yamaguchi.jp/soshiki/41/koukaidou-puropozaru.html)
(1)建築設計業務委託共通仕様書
(2)防府市公会堂改修設計業務委託特記仕様書
(3)防府市公会堂改修設計業務の基本的な考え方
(4)防府市公会堂の概要等について
(5)防府市公会堂耐震改修実施設計及び改修基本構想
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(6)防府市公会堂詳細図面
10
その他
(1)提出された参加申込書等及び技術提案書(以下「審査書類」という。
)は返却しない。
ただし、不採用となった場合には、本市で定められた保存年限満了後、本市の責にお
いて全て処分するものとし、本プロポーザルにおける審査以外では使用しない。
(2)審査書類については、審査を行う作業に必要な範囲において、複製を作成する場合
がある。
(3)本プロポーザルに要するすべての費用は、参加者の負担とする。
(4)審査書類の内容に含まれる著作権は、それぞれの参加者に帰属するものとするが、
審査の公表及びその他本市が必要と認めるときには、著作権法第18条第3項に基づ
き、本市はこれを無償で使用できるものとする。
(5)審査書類の内容に含まれる著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その他日
本国の法令に基づいて保護される第三者の権利の対象となっている事業手法、維持管
理手法等を用いた結果生じる事象に係る責任は、全て参加者が負うものとする。
(6)第2次審査において選定された技術提案書の提案内容が、実際の設計にそのまま採
用されるものではない。
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