タイトル:「社会福祉学科基礎演習から知りえた世界」

タイトル:
「社会福祉学科基礎演習から知りえた世界」
私が今一番視野や世界が広がったと思える授業は、ゼミナールと講義形式の両面を併せ持
った「社会福祉学基礎演習」である。
私は今年度より、社会学部社会福祉学科の1回生として東洋大学へ入学した。私は入学
当初より福祉について専門的に学びたいという志はあったものの、どのような授業を通し
て福祉について学ぶのか、何より大学における勉強そのものに対して不安だった。その時
必修科目として受講したのが「社会福祉学基礎演習」であった。
前期は高校時代では親しみの無かったゼミナール形式で授業は行われ、大学生として必
要なノウハウについて、社会福祉学科に特化した形で行われた。論文の読み方からレポー
ト、ディスカッションやプレゼンテーションの技法など、私には真新しい内容の数々を 15
回に亘って学んだ。実際にレポートの作成も行われ、自身の関心のある分野について調べ、
考えを論じた。不慣れながらゼミの担当講師の校正を踏まえ、洗練された文章を書くこと
ができた。このことは今後のレポート、論文作成の大きな力になるだろう。又、ゼミで関
わった人々との触れ合いも、様々な人柄を感じ、大きな刺激だった。ある時は実際に福祉
の現場に赴くこともあった。現場での雰囲気や生の声を知り、感じ取ることで私の福祉に
対する世界は大きく広がった。
後期になると、講義形式となって行われた。分野ごとに福祉に関する基礎的な内容につ
いて専門の教授や講師の方々から学び、今まで知りえなかった豊富な知識を得ている。主
に「福祉社会政策」、「福祉社会ディペロプメント」、「ヒューマン・サービス」という3回
生から選択する 3 分野について学び、先取りしながら理解を深めている。
私はこの授業を通じ、大学生に不可欠な能力、更に福祉にまつわる知識や考えを身に付
け、社会福祉について興味を強く募らせている。これからも新たな世界に触れながら、こ
の授業で学んだ基礎を尊重
し、今後の発展に繋げていきたい。