約定日基準 契約時から時価の変動リスクと信用リスクが発生するため 純

約定日基準
契約時から時価の変動リスクと信用リスクが発生するため
純額そのものがリスクから解放された投資の成果だから
履行の見込みが不確実な構成要素の認識は誤解を招く
受け渡し日基準
一方の履行の対価として片務的な権利義務が発生するため
契約日と受け渡し日のは同一であり、その評価額も同一となるため
リスク経済価値アプローチ
財務構成要素アプローチ
金融資産を財務構成要素に分解して行う取引の経済実態を財務諸表に反映
金銭債権
時価評価しない
活発な市場がない
短期決済のため帳簿価格が時価に近似
売買目的有価証券
時価の変動により利益を得ることが保有目的
投資者にとって有用な情報は期末時点の時価
売却に事業上の制約がなく、時価変動の評価差額が財務活動の成果
満期保有目的
利息と元本の受け取りが保有目的
価格変動リスクを認める必要がない
子会社。関連会社
支配が保有目的
事業投資と同じく時価の変動が財務活動の成果ではない
その他有価証券
投資情報・財務認識・国際的調和の観点
売却に事業上の制約がある
保守主義の観点から低価法も認める
ヘッジ
ヘッジ対象とヘッジ手段の損益を同一会計期間に認識
ヘッジの効果を反映させる
研究開発費
費用処理することで、比較可能性を確保する。
資産計上は、将来の収益を獲得できるか不明で損失の繰り延べとなる恐れ
蓋然性で資産計上を判断
比較可能性が損なわれる
退職給付
賃金の後払いであり、勤務期間を通じた労働の提供に伴って発生する
発生した期間に費用認識
予測給付債務
退職給付の支払いは
退職時の退職給付の額に基づくため、現時点の退職給付の支払額の
みに基づく見積もりは適切でない。
負債の定義を満たさない可能性
期間定額基準
観察できない労働サービスの消費態様に合理的な仮定をおかざるを得ず
勤務期間を基礎とする費用配分を否定する根拠が乏しい
明確で簡便
給付算定基準
給付算定式に従って費用が増加する実態を、より表す
年金資産は資産計上されない
退職給付の支払いのみに使用されることが制度的に担保
収益獲得目的で保有する資産として計上すると誤解を招く
過去勤務費用の遅延認識
個別
未認識
遅延認識
給付水準の改定は勤労意欲が将来にわたって向上を期待するので、一時の費用とすること
は適切とは言えない
連結
即時認識
遅延認識
積立超過で負債が計上、積立不足で資産が計上
誤解を招く
退職従業員
招待の収益獲得のために直接的に労働の提供ができない
数理計算上の差異
予測と実績のかい離のみならず予測数値の修正も反映
重要性基準
退職給付債務は長期的な見積もり計算だから、重要性による判断を認める
実務負担の軽減
基礎率の変動が与える影響を緩和
計算基礎に重要な変動が生じた場合に再計算し、差異が発生する
資産除去債務
両建て処理
引当金処理では、除去に必要な金額が計上されないから、負債計上が不十分
帳簿価格に含められた除去費用は、減価償却を通して費用配分されるため、引当金処理を
包摂する。
投資の回収すべき額を引き上げる
資産効率の観点から有用な情報
使用価値
自己の評価を反映した価格
市場価格を観察することができない
資産除去債務の効率性による利益を減価償却を通して認識する考え方と整合的
無リスクの割引価値
キャッシュフローの見積もりが使用価値を採用していることと整合的
負債のパラドクス
自らの債務不履行を前提は適切ではない
時の経過による計算上の利息に過ぎないから
時の経過による調整額
時の経過により発生する計算上の利息
実際の資金調達活動ではないため、減価償却と同じ区分
退職給付の利息費用が営業費用に区分されているのと整合的
見積もりの変更
プロスペクティブアプローチ
新しい情報によってもたらされる、過去にさかのぼって処理せず、その影響は将来に向か
って認識すべき
帳簿価格に加減して、減価償却を通して残存耐用年数にわたり費用配分
履行時の差額
除去費用に係る費用配分額と同じ区分に含めて計上すべき
除去費用と異なる性格ではない
特別損益
異常な原因による著しく早期の除去
デリケートワード
費用配分の原則
費用性資産の取得原価を当期の費用と時期以降の費用に配分
費用として配分された資産は費用収益対応の原則を通じてplに含められる
貸借対照表原則としての取得原価主義と費用配分原則は発生主義と費用収益対応原則と結
合する。
繰り延べ
資産性
将来キャッシュフローの獲得に貢献
負債性
支払い義務