(日本褥瘡学会編) 褥瘡以外の疾患(糖尿病性潰瘍、下腿潰瘍、熱傷) の 壊 死 組 織に対してブロメライン軟 膏は使 用 できますか? 有する外用薬(ヨウ素軟膏、ポピドンヨード・シュガー、カデキ ソマー・ヨウ素など) が第一選択です。感染がおさまった後、 ブロメライン軟膏で残存した壊死組織を除去します。 まず 、硬い壊 死 組 織をスル ファジアジン銀や酸化亜鉛軟 膏で柔らかくします。柔らかく なったら外科的デブリドマンを 行い、残った壊死組織をブロ メライン軟膏で除去します。 まず、抗菌作用のある外用薬(スルファジアジン銀、ポピドン ヨード・シュガー、カデキソマー・ヨウ素、ヨウ素軟膏など) を 使用すべきです。 (日本褥瘡学会編) ブロメライン軟膏は、カデキソマー・ヨウ素、スルファジアジン 銀、デキストラノマー、ポピドンヨード・シュガー、ヨードホルム と共に推奨度C1[ 根拠(臨床試験や疫学研究による知見) は 限られているが、行ってもよい] として位置づけられています。 最も良い適応は、p.5のQ1に示すような壊死組織が残存し た浅い褥瘡です。 「褥瘡予防・管理ガイドライン (第4版)」 油脂性軟膏(ワセリン、酸化亜鉛など)は、ブロメライン軟膏 による一次刺激性皮膚炎の予防に有効です。 これらの軟膏を創周囲皮膚に塗布し保護します。 「禁忌(次の患者には使用しないこと)」 5035005002 2016年11月作成 A0810EX-NJ
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