「奥能登国際芸術祭2017」開催に向けて

平成28年12月号
協 会 報
(9)
地区協会コーナー
「奥能登国際芸術祭2017」開催に向けて
(一社)
珠洲建設業協会
珠洲市では今、地域が一体となって来年秋の「奥能登国際芸術祭2017」開催を目指して取り組んでいます。
「奥能登国際芸術祭2017」は、奥能登・珠洲の自然や祭り、食など、その生活文化に根差しながら、国
内外のアーティスト達が地域に現代アートの作品を制作し展開していくイベントです。
新潟県越後妻有の「大地の芸術祭」や「瀬戸内国際芸術祭」など全国規模の芸術祭を多数手がけて来ら
れた、アートディレクターの北川フラムさんを総合ディレクターにお迎えし、来年9月3日
(日)
∼10月22日
(日)
までの50日間、珠洲市内全域をフィールドに開催を予定しています。その基本コンセプトは「日本の
祭りと食文化の源流を探る」
。アーティストが地域に入って作品を展開していくのは他所と同じですが、
開催期間中の珠洲はまさに秋祭りの季節。国際芸術祭に訪れる多くの方々に、日本遺産にも認定された
「能
登のキリコ祭り」を体験していただくとともに、豊かな里山里海の恵みを活かしたヨバレ料理を存分に味
わっていただきたいと考えています。
【アーティストの視察】
すでに昨年から、国内はもちろん、アルジェリ
ア、インド、インドネシア、韓国、中国、ドイツ
等から多くのアーティストが珠洲を訪れ、作品づ
くりの調査を進
めています。芸
術作品は市内全
域に全部で30∼
50点を配置する
計画です。
【祭り・ヨバレ体験】
奥能登国際芸術祭でのもう一つの楽しみである、
地域のお祭りやふるまいの「ヨバレ料理」を体験し
ていただくための、モニターツアーも実施しました。
迫力あるお祭りの
様子や、ヨバレの
受け入れ家庭での
温かいおもてなし
は、ツアー参加者
にも好評でした。
【わるないわ∼奥能登珠洲 写真と言葉の投稿コンテスト】
珠洲の魅力を掘り起し、再発見する写真と言葉の投稿コンテスト「わるな
いわ∼奥能登珠洲」を実施中です(本年12月31日まで)
。珠洲の心に残る風
景などを、スマホで簡単に投稿いただけます。優秀作は来年7月、渋谷ヒカ
リエで展示されます。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
http : //oku-noto.jp/oku-note/warunaiwa/
【寄附・協賛】
芸術祭の運営や作品制作等にご支援いただける企業・団体や個人の方から
のご寄附・協賛も募集中です。参加アーティストの情報や開催に向けた準備
状況なども含め、公式ウェブサイトで確認いただけます。
http : //oku-noto.jp
いよいよ開催まであと1年を切りました。来年の秋、アーティストと市民、
地域外からのサポーターなど大勢で作り上げる、今までにない新しい芸術祭
に、ぜひお越しください。