地域再生計画 1 地域再生計画の名称 就活よろず支援体制強化計画 2

地域再生計画
1
地域再生計画の名称
就活よろず支援体制強化計画
2
地域再生計画の作成主体の名称
静岡市
3
地域再生計画の区域
静岡市の全域
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地域再生計画の目標
就活スケジュールの短期化及び売り手市場に伴う、首都圏での採用が活発化して
いる現状下において、地域企業では県内約 56%(市内 4 割強)の企業が採用計画未
達となっている。一方学生においては、売り手市場といえど、就活スケジュールの
短期化により、学生による企業研究が十分出来ていない。
そのため、静岡市は若年層の地域企業への就労促進を目的とし、地域企業の詳細
な情報・ネットワークを持つ静岡商工会議所とともに、就活生に対する効率的な情
報提供等を行うことで、「ワンストップ就労窓口」による企業と学生のマッチング
強化を図っているところである。
就活よろず支援体制強化計画は、UIJ ターンを志す学生をはじめ、地域企業の情
報が行き届いていない若年層に対する課題解決策として、地域企業の採用・求人力
を高めるとともに、就活生に対する支援体制の強化を図ることを目的とし、地域企
業への就労促進を強力に推し進めるものである。
【数値目標】
平成 29 年 3 月末 平成 30 年 3 月末 平成 31 年 3 月末
市内企業への就職決定数
-
25 件
35 件
採用面談数
-
180 件
250 件
70%
75%
80%
企業の改善項目の達成率
5
地域再生を図るために行う事業
5-1 全体の概要
静岡市は若年層の地域企業への就労促進を目的とし、地域企業の詳細な情報・
ネットワークを持つ静岡商工会議所とともに、就活生に対する効率的な情報提供
等を行うことで、「ワンストップ就労窓口」による企業と学生のマッチング強化
を図っている。
就活よろず支援体制強化計画は、UIJ ターンを志す学生をはじめ、地域企業の
情報が行き届いていない若年層に対する課題解決策として、地域企業の採用・求
人力を高めるとともに、就活生に対する支援体制の強化を図ることを目的とし、
地域企業への就労促進を強力に推し進めるものである。
-1-
5-2 第5章の特別の措置を適用して行う事業
地方創生推進交付金(内閣府):【A3007】
① 事業主体
静岡市
②
③
④
事業の名称:就活よろず支援体制強化事業
事業の内容
本事業は、学生と企業のマッチング機会の創出等による地域企業への就労促
進策を一体的なプロジェクトとして以下の取り組みを実施するもの。
ア 若者就活応援サイト「しずまっち」の構築
(ア)企業情報の収集に基づき就職情報ポータルサイトを改修・構築し、
サイトを通じた、学生による企業情報の接触機会を創出・構築
(イ)リクルートカフェや交流会等イベント・事業を通じた、学生による
企業情報の接触機会を創出・構築
イ 地域企業向け採用・求人力強化
(ア)企業における採用・求人のノウハウや手法に係る知識習得及び実践
の機会を創出
事業が先導的であると認められる理由
【自立性】
行政からの委託料と商工会議所の事業費を財源に事業を実施しながら、商
工会議所へ若者雇用対策に係るノウハウの蓄積を進め、商工会議所が主体的
に若者雇用対策に取り組む体制を構築することで、3年後の事業の自立を目
指す。
【官民協働】
若者雇用対策に係るノウハウを静岡商工会議所に蓄積しながら、企業の求
める人材と学生が求める優良企業のマッチングが効果的に行われる。また、
しずおか産学就職連絡会が提唱する「静岡型採用サポートシステム」を市内
企業への普及啓発を契機に、区域外企業への普及啓発を促し、圏域での連携
体制を構築していく。
【政策間連携】
「媒体(ポータルサイト等)」や「機会(交流イベント事業等)」を介し
た学生向けの政策と、地域企業の地力の強化を図る企業向けの政策を両輪と
して、学生の就職意欲度を高めることに繋げる。地域企業への就労促進とい
う目的に向け、異なる対象の関連付けにより、「移住定住の推進」「雇用の
創出」「働き方改革の推進」を実現する。
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【地域間連携】
人材育成、生産性の向上等に取り組む市内企業の情報を広域的に発信する
ことにより、学生と企業とのマッチング機会を充実することで、市外からの
若者の転入増を図る。また、しずおか産学就職連絡会が提唱する「静岡型採
用サポートシステム」を市内企業への普及啓発を契機に、区域外企業への普
及啓発を促し、圏域での連携体制を構築していく。
【その他の先導性】
静岡商工会議所の若者雇用対策に係る異なるノウハウを高めながら、その
ネットワークを活用することにより政策効果を高めている。また、
「媒体(ホ
ームページ等)」や「機会(交流イベント事業等)」を介した学生向けの政
策と、地域企業の地力の強化を図る企業向けの政策を両輪として推進するこ
とを通じ、静岡商工会議所のみならず、地力の強化による地域企業が自立し
た求人活動を行っていくことで、「移住定住の推進」「雇用の創出」「働き
方改革の推進」を図る、本事業の新規性は高い。
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重要業績評価指標(KPI)及び目標年月
平成 29 年 3 月末 平成 30 年 3 月末 平成 31 年 3 月末
市内企業への就職決定数
-
25 件
35 件
採用面談数
-
180 件
250 件
70%
75%
80%
企業の改善項目の達成率
⑥
評価の方法、時期及び体制
毎年度、3月末時点の KPI の達成状況を本市庁内で取りまとめて、静岡市政
策・施策外部評価委員会や静岡市創生推進会議を構成する有識者や議会の関与
を得ながら検証結果、報告をまとめる。また、必要に応じて静岡市総合戦略や
今後の事業経営方針に反映させる。検証結果は HP 等で公表する。
⑦
交付対象事業に要する経費
① 法第5条第4項第1号イに関する事業【A3007】
総事業費 71,000 千円
⑧
事業実施期間
地域再生計画認定の日から、平成 31 年3月 31 日(3ヵ年度)
⑨
その他必要な事項
特になし
5-3 その他の事業
5-3-1 地域再生基本方針に基づく支援措置
該当なし
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5-3-2
6
支援措置によらない独自の取組
新幹線通学費貸与事業
事業概要:本市から県外の大学等に進学した学生に対して、新幹線
通学の費用の一部を貸与することにより、若者が市内で
生活し、家族や友人、市内企業、地域社会とかかわる機
会を増やすことで、市内での就職を促し、若者の定住と、
地域社会や産業を支える人材確保を図る。
実施主体:静岡市
事業期間:平成 28 年度~平成 31 年度
計画期間
地域再生計画認定の日から平成 31 年3月 31 日
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目標の達成状況に係る評価に関する事項
7-1 目標の達成状況に係る評価の手法
定量目標の達成状況を確認するために、毎年度各指標の集計を行い、静岡市政
策・施策外部評価委員会の審議結果を踏まえ、評価を行う。また、評価結果を踏
まえ、静岡市創生推進会議において、目標の効果的な実現に向けて必要な計画の
見直しや変更を行う。
目標1
市内企業への就職決定数については、静岡市及び静岡商工会議所が当該年度の
企業採用計画の終了時点で、対象企業へのヒアリング等により把握する。
目標2
採用面談数については、静岡市及び静岡商工会議所が当該年度の企業採用計画
の終了時点で、対象企業へのヒアリング等により把握する。
目標3
企業の改善項目の達成率については、静岡市が各年度に実施する事業の終了時
点で、対象企業へのヒアリング等により達成項目を把握し、割合を算出する。
7-2
目標の達成状況に係る評価の時期及び評価を行う内容
平成 29 年 3 月末 平成 30 年 3 月末 平成 31 年 3 月末
市内企業への就職決定数
-
25 件
35 件
採用面談数
-
180 件
250 件
70%
75%
80%
企業の改善項目の達成率
7-3 目標の達成状況に係る評価の公表の方法
静岡市が、年度ごとの評価・検証の結果の都度、静岡市 HP 等により公表を行う。
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