放 射 第 ３５ 号 線 だ よ り 1 VOL. 発行 東京都第四建設事務所 2008.11 〒170 0005 東京都豊島区南大塚二丁目36番2号 ＴＥＬ 03 5978 1727 発刊にあたって 日頃、皆様には所の事業の推進にご支援、ご協力を 放射第３５号線のあらまし いただき、厚くお礼申し上げます。 この度、地域の皆様に放射第35号線の整備をより 理解していただくため、広報誌を発刊しました。 東京都では、機能的な 案内図 都市活動と安全で快適 今回は、全体の整備計画、代表的な位置における な都市生活をめざして、 パース図、及び環境施設帯モデル整備などについて、 渋滞を解消し地域の発 記載させていただきました。 展に貢献するため、環状 このうち、環境施設帯については、先行して２箇所 及び放射方向の幹線道 でモデル整備を予定しています。完成後、皆様に実際 路を重点的に整備して に利用していただき、ご意見やご要望を伺いながら、 います。 新河岸三丁目 第36号線と接続し、練 方々にご愛読いただけるように、できるだけ分かりや 馬区北部（新大宮バイパ すくしたいと考えています。 ス）と池袋を結ぶ都市の 今後とも、事業の進捗に合わせて発刊を予定してい 環七 練馬区 早宮 二丁目 目白通り 早宮 一丁目 石神井川 広報誌を作成するにあたっては、なるべく多くの 板橋区 北町 五丁目 放射第35号線は放射 検討を進めていきたいと考えています。 環八 首都 高速 ５号 池袋 線 川越街道 35 環 放 小茂根 四丁目 射 第 36 号 線 要町 一丁目 八 豊玉中 三丁目 豊島区 池袋駅 新青梅街道 目白通り 新目白通り 環七 骨格を形成する幹線道路として、 道路交通の円滑化とともに地域の 発展のため早期整備が必要です。 ます。 特に、本路線は住宅地域を通過することから、環境施設帯を確保 どうぞ温かいご支援をお願いします。 東京都第四建設事務所長 平野 敬治 するなど沿道環境の保全に配慮した道路整備を行います。 この道路が完成すると、 次のような効果があります。 ■ 道路ネットワークの整備により交通混雑が緩和し、移動時間 が短縮します。 ■ 通過交通の生活道路への進入が減り、交通事故の減少など生 これまでの取組み状況 活環境が改善されます。 環境影響評価手続 測量調査 環境影響評価調査計画書 平成１１年１２月 環境影響評価書案 説明会 平成１３年１１月 評価書案に係る公聴会 平成１３年１２月 評価書案に係る見解書の説明会 平成１４年 ５ 月 環 境 影 響 評 価 書 平成１４年１０月 現 況 測 量 説 明 会 平成１４年１１月 量 平成１４年１１月 会 平成１６年 ５ 月 量 平成１６年 ５ 月 都 市 計 画 事 業 認 可 平成１６年１２月 用 会 平成１７年 ２ 月 得 平成１７年 ２ 月∼ 会 平成２１年度予定 平成２１年度予定 現 用 況 地 測 用 量 地 建設事業 地 用 工 測 説 測 説 地 事 明 明 取 説 明 工 事 着 手 事 業 完 了 ■ 消防車や救急車など緊急車両が円滑に通行でき、 災害時には 安全な避難路となります。 用地取得の推進 皆様のご協力を得て進めています。 工事着手に向けて 平成21年度 より、 用地取得 が終了した区 間で、 下水道工 事を最初に進 めてまいりま す。 （工事事例） 放射第36号線 （板橋区小茂根∼練馬区早宮） 環境現況調査の実施について 今後事業化を予定している環七通りから本事業区間までについて は、平成20年9月に環境影響評価調査計画書を東京都知事に提出し ました。 今後、大気質、騒音、交通量等を調査する環境現況調査や、環境 影響評価書案作成などを進めてまいります。 放 射 第 ３５ 号 地下鉄エレベーター 横断歩道 バスベイ だ バスベイ 地下鉄入口 タクシーベイ 線 よ り 放 地下鉄入口 Uターン路 地下横断施設 号 線 だ よ り 放射第３５号線整備計画 自転車駐車場 Uターン可能な交差点 氷川台方面 地下鉄 平和台駅 1 第 ３５ 左折専用車線 バスベイ 1 射 2 放射第35号線の整備にあたっては、広幅員の環境施設帯に奥行きをいかした豊かな植栽を行 3 2 い、 −みどりが薫る 「道」 −となるようにしたいと考えています。 今後、 工事実施に向けて、 詳細な検討や設計を進めてまいります。 ■ 放射第35号線による地域分断が生じないように、 横断歩道を主な交差点に整備します。 3 ■ 地下鉄平和台駅周辺には、 新たにバスベイやタクシーベイを設置します。 左折専用車線 バスベイ パース図① 横断歩道 地下自転車 タクシーベイ 地下横断施設 駐車場出入口 バスベイ 地下自転車 駐車場出入口 地下自転車 駐車場出入口 地下自転車 バスベイ 駐車場出入口 ■ 環八通りとの交差点では、 左折専用車線を設けて、 歩行者と自動車の流れをスムーズにします。 ■ 環八通りとの交差点手前に、 U ターン路を設け、 利便性を向上します。 横断歩道 横断歩道 ■ 道路計画線内の保護樹木は、 歩道内の植栽帯を工夫して、 できるだけ活用します。 ■ 田柄川緑道周辺では、 環境施設帯や横断歩道の設置箇所を工夫します。 ■ 練馬区では、 駅周辺の利便性の向上に向けて、 駐輪施設や地下横断施設を整備します。 環八通り バスベイ ■ 環境施設帯の整備にあたっては、 地域の皆様のご意見やご要望を伺いながら進めていきます。 バスベイ 写真① タクシーベイ 写真② 4 タクシーベイ パース図② 写真③ 横断歩道 田柄川 緑 道 横断歩道の設置箇所を工夫します。 環境施設帯モデル整備 （第１工区） 環境施設帯モデル整備 （第２工区） 地下横断施設 地下自転車駐車場 街道 4 地下鉄平和台駅 川越 保護樹木の 活用 パース図③ 写真④ 方面 成増 5 パース図④ 自転車駐車場 方面 池袋 新 大 宮 バ イ パ ス 写真⑤ 戸田方面 ※平面図、パース図の環境施設帯は、イメージ図です。 環境施設帯の整備にあたっては、地域の皆様のご意見や ご要望を伺いながら進めてまいります。 放 射 第 ３５ 号 線 だ よ り 環境施設帯の整備 ■ 用地取得が完了した区間を利用して、今年度、環境施設帯のモデルを ２箇所で整備します。 ■ 環境施設帯は、自転車歩行者道、植樹帯などで構成されます。 環境施設帯の整備イメージ 10m ■ 環境施設帯のつくり方は、沿道の土地利用状況などにより様々です。 9m 40m 20m 2m 10m 9m ■ 整備にあたっては、モデル地区を実際に利用していただき、地域の皆様 のご意見やご要望を伺いながら進めていきます。 環境施設帯 （植樹帯、歩道等） 車道 車道 環境施設帯 （植樹帯、歩道等） 環境施設帯の役割と効果 ■ 豊かなみどりによる道路景観の向上 ■ ゆとりある空間によるコミュニティの場の創出 ■ 自動車による騒音や排気ガスなどの影響の緩和 ■ 災害時における重要な防災空間の確保 ハナミズキ ヤマモモ 歩行者と自転車を 舗装の色により分離 歩行者と自転車を 横断帯により分離 トキワマンサク ケヤキ 歩行者と自転車を 横断帯により分離 歩行者と自転車を 舗装の色により分離 クスノキ オオムラサキツツジ ※アスファルトやインターロッキングブロック（ILB）は、雨水を地下に浸透させる透水性の材質を使用します。 平成20年度 登録第５号
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