週刊株式アウトルック

2017 年 1 月 6 日号
週刊株式アウトルック
来週の見通しと投資ポイント
CONTENTS
1. 日本株式 .............................................................................................. 1
2. 注目テーマ① iPhone は誕生 10 周年で大幅モデルチェンジ ..................... 2
3. 注目テーマ② 拡大する企業の M&A と業界再編 ..................................... 3
4. 注目テーマ③ 日経平均高配当株 50 指数の算出開始 ............................. 4
5. ドル円相場 ............................................................................................ 5
6. 米国株式 .............................................................................................. 5
7. 投資部門別売買動向 ............................................................................. 6
8. 個人投資家の買付動向 ......................................................................... 7
9. 週間個別銘柄騰落状況(東証 1 部) ........................................................ 7
10. チャート分析 .......................................................................................... 8
11. 来週・再来週の主なスケジュール............................................................. 9
投資情報部
2017 年 1 月 6 日(金)
週刊株式アウトルック
1.日本株式
横山 敦史
【日経平均の推移と来週の見通し】
21,000
(円)
(兆円)
<来週の予想レンジ:19,000~20,000円>
20,000円
20,000
12
11
10
19,000
19,000円
18,000
9
8
日経平均(左軸)
7
17,000
6
75日移動平均(左軸)
16,000
5
25日移動平均(左軸)
15,000
4
3
14,000
2
13,000
1
東証一部売買代金(右軸)
12,000
7/20
2016年
8/9
8/30
9/20
10/12
11/1
11/22
12/13
1/5
2017年
1/26
0
(月/日)
注:予想はSMBC日興証券
出所: QUICKよりSMBC日興証券作成
2017年の相場は好調なスタート

2017年1月4日大発会の日経平均は、前年末比+479円の19,594円となり、好調なスタートを切った。

中国や米国で発表された経済指標が堅調な結果となったほか、トランプ次期米大統領の政策に対する期待
などが持続しており、日本株市場を巡る相場の地合いは引き続き良好と言えそうだ。
様子見ムード漂う局面があるも、相場全体への影響は限定的

1月20日に予定されている米大統領就任式や下旬の一般教書演説などを控え、トランプ氏の具体的な政策
を見極めようと、来週は様子見ムードが漂う局面があると考える。

しかし、足元では企業景況感の回復が継続しているほか、16年12月に米国で利上げが実施された後にもか
かわらず新興国景気が底堅く推移していることなどから、投資家心理が悪化するような状況にはない。

短期的な利益確定を目的とした売りがあったとしても、相場全体への影響は限定的となろう。
物色面では中小型株に資金が流入

昨年末以降、市場で様子見ムードが広がる場面では、大型株に比べて出遅れ感があるとして中小型株が物
色されている。1月5日には東証マザーズ指数が981.30と約5ヵ月半ぶりの高値をつけた。円安進行に一服感
が見られるような局面では、中小型株の物色が続こう。
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
1
2017 年 1 月 6 日(金)
週刊株式アウトルック
2.注目テーマ①iPhoneは誕生10周年で大幅モデルチェンジ
図表1. 過去の発表日と国内でのiPhone発売日
モデル
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
iPhone
iPhone 3G
iPhone 3G S
iPhone 4
iPhone 4S
iPhone 5
iPhone 5s/5c
iPhone 6/6 Plus
iPhone 6s/6s Plus
iPhone SE
2016年
iPhone 7/7 Plus
2017年
?

2017年、iPhoneは2007年の初代の販売から記念
すべき10周年を迎える。そのため、アニバーサリ
ーモデルとして、従来のものから、デザイン、機
能ともに大幅に刷新された新型iPhoneが発売さ
れるとの期待が高まっている。近年、米Apple社
からの新製品発表は9月頃に行われることが多く、
発表が近付くにつれ、例年以上の盛り上がりを
見せそうだ(図表1)。

新型iPhoneについては、最先端の技術が導入さ
れるとみられている。現在、報道などではiPhone
の頭脳ともいえるCPUを、アップル製A10から新
型のA11へと機能強化し、より高速でデータ処理
を可能にすることや、従来よりも薄型軽量で低消
費電力を実現する有機ELディスプレイの搭載、
スマートフォンの写真の高品質化を実現するた
めのカメラ機能の強化などが予想されている。

有機ELディスプレイは競合他社が既に導入し、
差別化を図っている。有機ELディスプレイは、バ
ックライトが不要となるため軽量化につながり、か
つ、これまで実現が難しいとされたディスプレイの
曲面型加工が可能となった。

また、データ処理や写真の高画質化を実現する
ためには、本体の高機能化も求められる。そのた
め1台当たりのDRAM(半導体メモリの一種)や、
NAND フラッシュメモリの搭載数が増えることと
なり、iPhone向けに納入実績をもつ関連銘柄等
にポジティブな影響も想定されよう(図表3)。

4月下旬以降に本格化する3月期本決算発表で、
会社側からiPhone関連の受注を示唆するコメント
があれば、注目度が高まると考えられる。各社の
決算発表以外では、新製品発表会の前には関
係者に招待状が送られることから、一連のニュー
スを受けて関連銘柄の一角が動きを見せることも
あろう。今年の投資テーマとして注目されたい。
発売日(日本)
発表日
1月9日 日本で発売されず
6月9日
7月11日
6月8日
6月26日
6月8日
6月24日
10月5日
10月14日
9月13日
9月21日
9月17日
9月20日
9月10日
9月19日
9月10日
9月25日
3月22日
3月31日
9月8日
9月16日
?
?
出所: Apple社資料よりSMBC日興証券作成
図表2. スマートフォンのグレード別における電子部品数
高機能化
ローエンド
2G/3G
MLCC
(積層セラミックコンデンサ)
ミドルクラス
ハイエンド
100~200個 200~400個 300~500個 550~900個
(うち小型部品)
- 100~200個 200~400個 350~650個
SAWデバイス
(高周波デバイス)
(うちデュプレクサ)
(アンテナ共用機)
(うちマルチプレクサ)
RFインダクタ
4~6個
9~12個
12~20個
20~40個
0~2個
0~4個
4~7個
7~13個
-
-
-
0~2個
10個
20個
40~50個
100個
注:数量は村田製作所の推計値(2016年現在)
出所:村田製作所の会社説明会資料(2016/12/2)よりSMBC日興証券
作成
図表3. 主な関連銘柄
銘柄コード
山方 大輝
銘柄
株価
(1/5)
予想PER
(倍)
主な部品や装置
6594
日電産
10,530.0
31.2 スマホ向け精密小型モータ等
6758
ソニー
3,296.0
69.3 CMOSイメージセンサー等
6762
TDK
8,110.0
19.6
6770
アルプス
2,760.0
21.2 カメラ用アクチュエーター等
6806
ヒロセ電
14,830.0
6963
ローム
7,020.0
6981
村田製
15,715.0
7735
スクリン
7,110.0
14.5 有機EL製造装置等
8035
東エレク
11,015.0
18.0 有機EL製造装置等
電源系コイル、積層セラミックコ
ンデンサ等
26.4 スマホ向けコネクタ等
61.8 スマホ向けセンサー、半導体等
21.4
積層セラミックコンデンサ、パ
ワーアンプモジュール等
注:予想は1月4日時点の今期日経予想
出所: QUICK、会社資料よりSMBC日興証券作成
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
2
2017 年 1 月 6 日(金)
週刊株式アウトルック
3.注目テーマ② 拡大する企業のM&A と業界再編
図表1. 日韓の各業種の大手メーカー売上高と企業数
日本(A)
韓国(B)
41,242

企業のM&A(合併・買収)や業界再編が加速し
ている。石油業界ではJXと東燃ゼネラルが昨年8
月に経営統合で最終合意。出光と昭和シェルも
統合に向けて調整をしている。海運でも、日本郵
船などの大手3社が昨年10月、定期コンテナ船
事業の統合を発表した。地銀でも、九州や関東
で経営統合が相次いでいる。

再編の背景には、国内需要の縮小や供給過剰
による市況低迷、それに伴う企業の利益率低下
などがあり、こうした構図は他にも化学や鉄鋼、
家電、液晶パネルなど多くの産業でみられる。

一般に、売上高が小さくなると、生産や保管、物
流等の効率低下、販売・仕入れの際の価格交渉
力の低下を背景に収益力が低下する。日本と同
様に加工貿易型の製造業が盛んな韓国と比較
すると、日本は経済規模が韓国の約3倍だが、企
業数が多く、国内市場の大きさの割りに1社当た
りの売上高が小さい企業が多い(図表1)。

日本の電機メーカーが韓国・台湾・中国勢にシ
ェアを奪われた一因には、企業の乱立と事業の
多角化によりスケールメリットを享受できなかった
ことがあろう。これらの業界は、新興国メーカーの
台頭、製品のコモディティ(汎用品)化、国内市
場の成熟化等の構造変化に直面しており、生産
規模の拡大による収益力の向上など対策が求め
られよう。政府も優遇税制や低金利融資等により
再編を支援している。

今年は造船や化学、原発などの分野で再編が
進む可能性があろう。造船では既に、三菱重な
どが提携交渉を進めている。化学では、三菱ケミ
HDが昨年12月にM&A等の投融資枠を増額す
る方針を示した他、住友化なども同様の投資枠
を設定。原発も日立と東芝、三菱重の3社が一部
事業の統合を検討している。これらの業界は固
定費が大きく、スケールメリットも大きい。株式市
場では、再編を評価するケースが多く、こうした
動きは株価の支援材料となろう。
A/B
(倍)
経済規模(億ドル)
名目GDP
13,779
3.0
各大手メーカーの売上高(億ドル)
自動車
トヨタ自動車
電機
2,368 現代自動車
ソニー
676
東芝
473
液晶・有機ELパネル ジャパンディスプレイ
半導体
ルネサスエレクトロニクス
サムスン電子
813
1,774
武田 泰典
2.9
0.4
0.3
82 LGディスプレイ
251
0.3
58 SKハイニックス
166
0.3
産業機械
三菱重工業
337 現代重工業
409
0.8
石油精製
JXHD
728 SKイノベーション
428
1.7
化学
三菱ケミカルHD
319 LG化学
179
1.8
鉄鋼
新日鐵住金
409 ポスコ
514
0.8
主な企業数
自動車製造
9
3
3.0
民生用電子機器
16
4
4.0
電子部品
66
16
4.1
半導体
21
10
2.1
産業機械
221
23
9.6
石油・ガス精製・販
19
5
3.8
総合化学
22
2 11.0
鉄鋼
45
36
1.3
注:名目GDPは2015年。売上高は日本が2016年3月期、韓国が2015年
12月期。企業数は日本が東京証券取引所、韓国が韓国証券取引所
のそれぞれの全上場企業を対象にGICS(世界産業分類基準)の産
業サブグループで分類。ルネサスエレクトロニクスは本レポート作成時点で日本
証券金融の注意喚起銘柄に指定されている
出所:Bloomberg、IMF(国際通貨基金)などよりSMBC日興証券作成
図表2. 主な業界再編・M&A関連銘柄
コード
銘柄
略称
2127 M&A
終値
(円)
3,260.0
予想
PER
(倍)
概要
32.6 M&Aの仲介とコンサルティング事業を展開。
4005 住友化
571.0
4042 東ソー
847.0
9.2
16-18年度のM&Aを含む投資計画は13-15年度
比8割増。M&Aの対象はバイオサイエンス事業等。
4188 三菱ケミHD
783.6
10.0
20年度コア営業利益計画は子会社の統合効果
やM&A等により、16年度比+47%の増益見込む。
6501 日立
655.9
12.1 不振が続く原発事業の再編に期待。
6594 日電産
10,500.0
7011 三菱重
543.9
11.1 16-18年度中計で同社初のM&A投資枠を設定。
25.9
買収による成長戦略で有名。昨年8月に米電機
大手の産業用モータ事業等の買収契約締結。
14.2 造船や原発など不採算事業の再編に期待。
注:データは1/4時点。予想PERはQUICKコンセンサス来期予想
出所:QUICK、会社資料、東洋経済などよりSMBC日興証券作成
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
3
2017 年 1 月 6 日(金)
週刊株式アウトルック
4.注目テーマ③ 日経平均高配当株50指数の算出開始
図表1. 日経高配当株50の過去分の推移
40,000
横山 敦史

2017年1月10日から「日経平均高配当株50指数」
が公表・算出開始される。日経平均に関連する
指数は「日経平均レバレッジ・インデックス」など
すでに複数算出されているが、組み入れ比率算
出時に時価総額以外の項目も参照するいわゆる
スマートベータ型の指数となっている。

この指数を過去にさかのぼると、株価上昇時に
は総じて日経平均のパフォーマンスを上回る傾
向があった(図表1)。足元では、超低金利の状
況が続く中、安定的なインカムゲインに対する需
要が高まっているほか、企業としても株主還元を
強化する方向にある。配当に着目した銘柄選択、
指数のニーズは根強いと言え、今後注目すべき
株価指数の1つと言えよう。

指数採用銘柄への需給インパクトはどう考えたら
良いだろうか。同じスマートベータ型指数であり、
ROE(株主資本利益率)などを考慮したJPX日経
400は、指数算出後に運用会社各社が指数に連
動するETFなどを設定し、個別銘柄に買い需要
が生じた。また、GPIF(年金積立金管理運用独
立行政法人)等の年金運用で国内株運用の指
標として採用され、需給インパクトだけでなく、企
業側の意識も変えるきっかけとなった。

今回の高配当株指数の算出開始がどこまで需
給に影響を与えるかは現時点では不明だが、指
数が作られるとそれに連動するETFが設定される
ことが多い。加えて、NISA(少額投資非課税制
度)や2017年から始まるiDeCo(個人型確定拠出
年金)などが追い風となり、指数採用銘柄への注
目度は高まりやすいだろう。

本指数は日経平均採用225銘柄の中から流動
性や業績などを加味し、予想配当利回り(日経
予想)が相対的に高い銘柄が選出されている。
図表2では指数採用銘柄を予想配当利回りが高
い順に記載した。参考にされたい。
日経平均高配当株50指数
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
日経平均
5,000
0
01/12
03/12
05/12
07/12
09/12
11/12
13/12
15/12
(年/月)
注: いずれも起点日(2001/12/28)の終値(10542.62円)を10,000として指
数化
出所: 日経平均プロフィル、QUICKよりSMBC日興証券作成
図表2. 日経高配当株50採用銘柄一覧
コード
7751
7752
8304
7201
4502
8053
8411
8001
8601
5002
2914
8316
5108
1928
8628
5020
6113
8031
8308
8309
6703
9412
9437
8729
3863
7270
8002
8766
2768
8035
6471
8725
4061
4902
5214
8306
8354
5101
8058
4208
5715
8604
4704
6301
4188
6472
5706
7205
7012
銘柄略称
キヤノン
リコー
あおぞら
日産自
武 田
住友商
みずほ
伊藤忠
大和証G
昭和シェル
J T
三井住友
ブリヂストン
積水ハウス
松井証
J X
アマダ HD
三井物
りそな HD
三住トラスト
OKI
スカパー J
NTTドコモ
ソニー FH
日本紙
富士重
丸 紅
東京海上
双 日
東エレク
日精工
MS&AD
デンカ
コニカミノルタ
日電硝
三菱 UFJ
ふくおか
浜ゴム
三菱商
宇部興
古河機
野村HD
トレンド
コマツ
三菱ケミ HD
NTN
三井金
日野自
川 重
予想配当
利回り
4.48%
4.42%
4.34%
4.00%
3.68%
3.54%
3.48%
3.47%
3.46%
3.41%
3.32%
3.29%
3.24%
3.22%
3.19%
3.14%
3.10%
3.05%
3.05%
3.00%
2.98%
2.97%
2.95%
2.89%
2.89%
2.89%
2.80%
2.75%
2.73%
2.71%
2.71%
2.67%
2.61%
2.51%
2.45%
2.42%
2.41%
2.36%
2.34%
2.34%
2.25%
2.25%
2.25%
2.14%
2.04%
2.01%
1.95%
1.76%
1.59%
株価(円)
3,348.0
1,017.0
424.0
1,201.5
4,890.0
1,413.0
215.7
1,584.0
752.3
1,113.0
3,851.0
4,563.0
4,323.0
1,987.0
1,033.0
510.0
1,354.0
1,638.0
623.6
4,339.0
1,680.0
538.0
2,708.0
1,900.0
2,077.0
4,991.0
679.2
4,917.0
293.0
11,260.0
1,404.0
3,752.0
536.0
1,194.0
653.0
745.2
539.0
2,202.0
2,559.5
256.0
222.0
711.2
4,225.0
2,713.5
783.6
497.0
307.0
1,248.0
378.0
予想配当金
(円)
150.0
45.0
18.4
48.0
180.0
50.0
7.5
55.0
26.0
38.0
128.0
150.0
140.0
64.0
33.0
16.0
42.0
50.0
19.0
130.0
50.0
16.0
80.0
55.0
60.0
144.0
19.0
135.0
8.0
305.0
38.0
100.0
14.0
30.0
16.0
18.0
13.0
52.0
60.0
6.0
5.0
16.0
95.0
58.0
16.0
10.0
6.0
22.0
6.0
指数構成
ウエート
3.62%
2.04%
2.34%
3.06%
2.81%
3.23%
3.83%
3.40%
2.42%
0.47%
1.99%
3.69%
3.19%
1.86%
0.61%
2.28%
1.10%
3.31%
3.60%
2.22%
0.44%
0.46%
2.08%
1.51%
0.48%
2.97%
2.56%
3.43%
1.73%
3.08%
2.24%
2.17%
0.46%
1.10%
1.05%
3.01%
1.21%
0.57%
2.94%
1.01%
0.51%
2.85%
1.34%
2.56%
1.66%
1.07%
1.28%
0.88%
1.85%
注: 予想は日経今期予想。配当予想で上限と下限がある場合は下限を
採用。表は予想配当利回りが高い順に掲載。株価・予想は1月4日時
点。ウエートは16年11月末時点
出所: 日経平均プロフィル、QUICKよりSMBC日興証券作成
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
4
2017 年 1 月 6 日(金)
週刊株式アウトルック
5.ドル円相場
龍 翔太
【ドル円相場の推移と来週の見通し】
(円/ドル)

この1週間は、週後半にかけて米金利の低
下や中国オフショア市場での人民元高ド
ル安等を背景にドル安円高が進行し、一
時115.07円まで下落した。

本日(6日)米国で12月雇用統計が発表さ
れる。良好な雇用環境が示されれば利上
げ観測の高まりがドルをサポートしよう。

ただ、ドル円は足元でやや軟調な値動き。
これまでトランプ次期政権への政策期待で
ドル高が進行してきたが、市場は政策内容
を見極めたい意向を強めていると推測され
る。そうした中、11日予定のトランプ次期大
統領の記者会見や20日の大統領就任式
に注目が集まっている。

これらのイベントを前に警戒感が強まること
が予想され、雇用の伸びが市場予想を上
回った場合でも上値を追う展開にはなり難
い可能性がある。
<来週の予想レンジ:114.00~118.00円>
124
122
120
118.00円
118
116
114
114.00円
112
110
108
106
104
102
100
98
8/1
8/17
2016年
9/2
9/20
10/6 10/24
11/9 11/25 12/13 12/29
(月/日)
出所: BloombergよりSMBC日興証券作成
6.米国株式
田中 浩介
【S&P500の増益率推移と予想(2016年12月30日時点)】
2Q 2016
3Q 2016
4Q 2016
(予)
1Q 2017
(予)
2Q 2017 2016年度 2017年度 2018年度
(予)
(予)
(予)
(予)
一般消費財
9.9%
4.6%
0.0%
3.5%
6.0%
7.1%
6.4%
13.8%
生活必需品
0.6%
6.2%
4.0%
8.0%
7.7%
5.7%
5.5%
7.6%
エネルギー
-82.4%
-62.9%
-6.9%
--
342.9%
40.9%
金融
-6.7%
12.0% 12.3% 15.6% 10.1%
セクター
不動産
402.3% -76.6%
-3.2%
--
4.7%
0.2%
-0.1%
2.3%
14.4%
6.4%
6.3%
7.1%
6.8%
3.6%
4.3%
5.1%
11.6%
8.0%
9.6%
資本財
-2.8%
-3.2%
-8.6%
-0.1%
2.0%
-5.5%
4.9%
11.8%
情報技術
1.0%
8.5%
7.6%
17.0% 13.6%
0.9%
15.7% 11.8%
素材
-9.0%
6.4%
3.0%
19.2% 12.9%
-5.4%
15.1%
5.4%
電気通信
4.5%
-1.5%
1.0%
0.9%
7.1%
6.9%
3.7%
5.4%
公益
8.9%
12.6% 10.2%
2.7%
-2.8%
18.7%
-0.5%
6.5%
S&P500
-3.1%
3.1%
4.0%
13.4% 11.1%
-0.2%
12.3% 11.7%
除く金融
-2.2%
1.5%
2.5%
12.9% 11.3%
0.5%
12.6% 11.7%
除くエネルギー 0.8%
6.4%
4.3%
7.9%
3.2%
9.0%
10.5%
注:エネルギーセクターの2017年度第1四半期は、前年同期の赤字から黒字に転
じる予想のため非表示。不動産セクターの2016年度第2四半期は新規に設定さ
れたセクターのため非表示
出所:BloombergよりSMBC日興証券作成
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
今週は、年明けの取引でNYダウが昨年末
比119ドル高と3桁上昇を記録したが、水準
は依然として12月中旬からほぼ変わってお
らず、一進一退の流れが続いている。

来週より2016年度第4四半期(10-12月期)
の決算発表シーズンが始まる。S&P500採
用企業のEPS(1株当たり利益)は前年同期
比+4.0%と、第3四半期の+3.1%から増益ペ
ースが加速すると予想されている(12月30
日時点)。

業種別でみると、2桁増益が期待されている
のが金融、公益。一方、減益予想がエネル
ギー、資本財となっている。

足元のドル高進行を一因に、証券会社が
米国外売上高比率の高い企業の目標株価
を引き下げる動きが一部でみられ始めた。
今回の決算では、ドル高の影響に対する企
業側の見方が注目点の一つとなろう。
10.8% 11.7%
ヘルスケア
9.2%

5
2017 年 1 月 6 日(金)
週刊株式アウトルック
7.投資部門別売買動向
長谷川 景子
2016年の月次投資部門別売買動向(現物・先物)

年初の中国景気減速や原油安に伴う株価急落の際は、海外投資家が大幅売り越しとなる中、個人投資家が
買い越しとなった。

6月には英国のEU離脱問題が起こり、同様に海外投資家が売り越す一方で個人投資家が買い越し。

11月は米国大統領選でトランプ氏が勝利し様相が反転。海外投資家は大幅に買い越す一方、個人投資家
は売り越しとなった。

2016年は信託銀行と事業法人が2兆円超の買い越しとなり、海外投資家と個人投資家が売り越した。
【2016年の日経平均株価と主な投資部門別売買動向(現物・先物合計)の推移】
(億円)
(円)
信託銀行(左軸)
事業法人(左軸)
海外投資家(左軸)
個人(左軸)
30,000
20,000
20,000
19,000
10,000
18,000
0
17,000
▲ 10,000
16,000
▲ 20,000
15,000
日経平均株価(右軸)
▲ 30,000
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
14,000
12 (月)
注: 投資部門別売買動向は1-11月は月間データ。12月は第3週までのデータ。現物は二市場一・二部等。先物は日経225、225mini、TOPIX先
物、ミニTOPIX、JPX日経400の合計
出所: QUICKよりSMBC日興証券作成
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
6
2017 年 1 月 6 日(金)
週刊株式アウトルック
8.個人投資家の買付動向
髙山 裕介
【買付代金上位10銘柄(12/30~1/5、銘柄コード順)】
コード
銘柄名
市場
業種
12/29終値
(円)
1/5終値
(円)
騰落率
(%)
1357
日経ダブ
東証
ETF
1,988.0
1,904.0
-4.2
1570
日経レバ
東証
ETF
14,560.0
15,140.0
4.0
6502
東 芝
東証1部
電気機器
258.7
290.5
12.3
6753
シャープ
東証2部
電気機器
270.0
325.0
20.4
7203
トヨタ
東証1部
輸送用機器
6,838.0
7,049.0
3.1
7974
任天堂
東証1部
その他製品
24,405.0
24,085.0
-1.3
8306
三菱UFJ
東証1部
銀行
718.4
748.3
4.2
8411
みずほ
東証1部
銀行
209.2
216.5
3.5
9983
ファーストリテイ
東証1部
小売
42,660.0
42,590.0
-0.2
9984
ソフトバンクG
東証1部
情報・通信
7,730.0
8,153.0
5.5

ベア型のETFが約1ヵ月ぶりに買付け上位
にランクイン。過熱感の高まりから一旦調
整を見込んだ向きが増えた様子。

東芝(6502)は巨額減損リスクの顕在化で
先週大幅に下げた反動から買い戻しの動
き。

シャープ(6753)は親会社である鴻海精密
工業との共同出資会社が中国に大型液晶
パネル工場建設を発表したことに加え、当
該共同出資会社が株式公開を検討との報
道を手掛かりに買われた様子。

ソフトバンク(9984)は同社が設立を予定す
るハイテク投資ファンドに米クアルコムが出
資すると伝わったことなどが好感され、買
いが集まった。
注: 弊社のリテール部門での国内上場銘柄の買付手口を集計。ただし、取引所外
取引およびブロックトレードのみデータから除外して集計
出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
9.週間個別銘柄騰落状況(東証1部)
髙山 裕介
【値上がり率上位10銘柄(12/30~1/5)】
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
コード
銘柄名
7312
6089
3686
9474
8107
3655
6240
3667
7508
4763
タカタ
ウィルG
DLE
ゼンリン
キムラタン
ブレインP
ヤマシンフィルタ
enish
GセブンHD
クリーク&リバ
業種
輸送用機器
サービス
情報・通信
情報・通信
繊維製品
情報・通信
機械
情報・通信
小売
サービス
12/29終値
(円)
707.0
606.0
625.0
2,160.0
6.0
1,056.0
1,136.0
508.0
1,563.0
819.0
1/5 終値
値上がり率
(% )
(円)
995.0
40.7
745.0
22.9
759.0
21.4
2,619.0
21.3
7.0
16.7
1,227.0
16.2
1,316.0
15.8
586.0
15.4
1,779.0
13.8
931.0
13.7
【値下がり率上位10銘柄(12/30~1/5)】
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
コード
銘柄名
3672
2685
6794
7463
3250
6803
7605
8184
7856
3445
オルトプラス
アダストリア
フォスタ電
アドヴァン
ADワークス
ティアック
フジコーポ
島 忠
萩原工業
RSTECH
業種
情報・通信
小売
電気機器
小売
不動産
電気機器
小売
小売
その他製品
金属製品
12/29終値
(円)
872.0
3,330.0
2,194.0
1,212.0
46.0
58.0
2,182.0
3,150.0
2,602.0
4,070.0
1/5 終値
値下がり率
(% )
(円)
716.0
-17.9
3,130.0
-6.0
2,065.0
-5.9
1,149.0
-5.2
44.0
-4.3
56.0
-3.4
2,111.0
-3.3
3,060.0
-2.9
2,529.0
-2.8
3,960.0
-2.7
注: 対象は東証1部銘柄
出所: QUICKよりSMBC日興証券作成
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
7

日経平均は12/30~1/5の間、2.0%上昇。

タカタ(7312):
米司法省との協議が大詰めを迎えていると
報じられたことを材料視。

ウィルG(6089):
「働き方改革」関連銘柄として需要創出期
待から思惑買い。

ゼンリン(9474):
米半導体企業のNVIDIA社との提携が伝
えられ、需要拡大期待が高まった。

アダストリア(2685):
17/2期3Q決算が会社計画を下振れたこと
を嫌気。
2017 年 1 月 6 日(金)
週刊株式アウトルック
10.チャート分析
石田 卓也
【WTI原油先物】

【米国REIT】

WTI原油先物は逆三尊のネックラインを突破。中
長期のスパンでの底入れが完了したとみられ、上
昇しやすい状況となっている。
(ドル/バレル)
70
MSCI米国REITインデックスは25日移動平均線と
75日移動平均線のゴールデンクロスが近づいてい
る。米長期金利の低下も追い風要因だ。
(ドル)
1,400
65
1,300
60
25日移動平均線
55
ネックライン
1,200
50
45
1,100
75日移動平均線
40
35
1,000
30
25
15/5
(年/月)
15/7
15/9
15/11 16/1
16/3
16/5
16/7
16/9
(年/月)
900
16/1
16/11 17/1
出所:BloombergよりSMBC日興証券作成
16/3
16/5
16/7
16/9
16/11
17/1
出所:BloombergよりSMBC日興証券作成
【日本株市場関連データ(1/5時点)】
指数
日経平均株価
25日移動平均
75日移動平均
200日移動平均
1/5
前週末比 前週末比
(%)
(円)
終値(円)
19,520.69
406.32
2.13
19,044.67
移動平均
17,777.88
乖離率
16,974.76
指数
TOPIX
1/5
前週末比 前週末比
(%)
終値(円,pt) (円,pt)
1,555.68
37.07
2.44
JPX日経400
13,950.40
335.60
2.46
9.80
東証2部指数
5,438.67
208.77
3.99
14.99
東証マザーズ指数
981.30
38.62
4.10
2.49
売買高(東証1部、万株、①)
204,638
日経JASDAQ平均
2,781.10
41.85
1.53
25日移動平均
222,096
東証REIT指数
1,863.91
8.08
0.44
売買代金(東証1部、億円、②)
24,359
東証1部予想配当利回り(%)
25日移動平均
25,712
東証1部予想PER(倍)
売買単価(円、②/①)
1190.38
1.89
17.42
東証1部PBR(倍)
1.36
東証REIT指数予想分配金利回り(%)
3.52
 2017年の日本株市場は大発会から大きく上昇してス
【テクニカル指標】
タート。また、昨年12月下旬以降、大型株よりも中小 騰落レシオ(東証1部、25日)
型株が優勢な状態が続いている。
サイコロジカル(TOPIX)
ストキャスティクス(TOPIX)
RSI(TOPIX)
[単位:%]
判定
123.29
買われ過ぎ
50.00
―
68.81
―
58.49
―
注:予想は東証1部配当利回り及び東証1部予想PERは日経予想、東証REIT指数予想分配金利回りはQUICK予想。配当・分配金利回りは加重平均。
テクニカル指標は一般的に、騰落レシオ:120%以上が買われ過ぎ、70%以下が売られ過ぎ、サイコロジカル:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売
られ過ぎ、ストキャスティクス:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎ、RSI:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎと判断される
出所: QUICKよりSMBC日興証券作成
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
8
2017 年 1 月 6 日(金)
週刊株式アウトルック
11.来週・再来週の主なスケジュール
柴山 真里枝

来週は、国内では景気ウォッチャー調査が発表予定。米大統領選後の円安株高が追い風となり、消費マイン
ドは改善している。日本経済が回復基調にある中、賃金上昇も見込まれており、景況感の改善が期待され
る。

海外では、米国で来週より、2016年10-12月期の決算発表シーズンが始まる。11月の大統領選以降、トランプ
次期大統領への政策期待を受け、米国の主要株価指数は史上最高値を更新するなど、堅調に推移してい
る。米国の良好な景気を追い風とした、米国企業の好業績に期待したい。
【来週の主なスケジュール】
発表日
国・ 地域
日本
ユーロ圏
1月 9日 (月 )
独
英国
メキシコ
中国
1月 10日 (火 )
豪州
ロシア
ブラジル
日本
1月 11日 (水 )
米国
トルコ
ブラジル
日本
1月 12日 (木 )
米国
ユーロ圏
インド
日本
米国
1月 13日 (金 )
中国
1月 14日 (土 )
1月 15日 (日 )
韓国
ブラジル
-
-
-
11月
11月
11月
11月
11月
12月
12月
12月
12月
12月
11月
12月
11月
11月
11月
-
-
11月
12月
-
11月
12月
12月
-
-
11月
-
11月
12月
-
-
12月
12月
12月
1月
10-12月期
10-12月期
12月
12月
12月
-
11月
-
-
東京市場休場(成人の日)
失業率
貿易収支
輸出(前月比)
輸入(前月比)
鉱工業生産(前月比)
ハリファックス住宅価格指数(前月比)
消費者物価指数(前年比)
消費者物価指数( 前年比)
新規銀行融資( 発表日未定、 ~ 15日)
マネーサプライM2(前年比、発表日未定、~15日)
小売売上高(前月比)
消費者物価指数(前年比)
小売売上高指数(前月比)
景気一致CI指数(速報)
景気先行 CI指数( 速報)
TOPIX浮動株比率定期見直し結果公表
トランプ次期大統領、 大統領選後初の記者会見( ニュ ーヨーク)
経常収支
IPCA(拡大消費者物価指数、前年比)
政策金利
経常収支( 季調済)
景気ウォッ チャー調査 -先行き判断 DI( 季調済)
景気ウォッチャー調査-現状判断DI(季調済)
安倍首相、オーストラリア、インドネシア、ベトナム、フィリピン訪問(~17日)
イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長が教育関係者向けのタウンホール会合に出席
鉱工業生産(前月比)
ECB(欧州中央銀行)理事会議事要旨公表(12月8日分)
鉱工業生産(前年比)
消費者物価指数(前年比)
歌会始の儀
SQ算出日
小売売上高( 前月比)
小売売上高( 除自動車、 前月比)
生産者物価指数(前月比)
ミ シ ガン大学消費者信頼感指数( 速報)
JPモ ルガン・ チェース決算
バンク・ オブ・ ア メリ カ決算
貿易収支
輸出( 前年比)
輸入( 前年比)
政策金利
経済活動指数(前月比)
-
-
市場予想
前月・ 前期・ 前年
-
-
-
-
-
-
-
-
2.2%
6,500億 元
11.4%
0.4%
-
9.8%
194億ユーロ
0.5%
1.2%
0.3%
0.2%
3.31%
2.3%
7,946億 元
11.4%
0.5%
5.4%
▲0.8%
113.5
100.8
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
▲16.8億ドル
6.99%
13.75%
19,289億 円
53.0
52.5
-
▲0.1%
-
-
-
-
-
-
0.4%
0.5%
-
-
-
-
481.0億 ド ル
▲3.4%
3.0%
1.25%
-
-
-
-
▲1.9%
3.63%
-
-
0.1%
0.2%
0.4%
98.2
-
-
442.3億 ド ル
▲1.6%
4.7%
1.25%
▲0.48%
注:発表日は現地時間。市場予想と実績は2017年1月5日13時時点のBloombergの値を表示。スケジュールは予告なしに変更されることがある
出所: Bloombergおよび各種報道などよりSMBC日興証券作成
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
9
-
-
2017 年 1 月 6 日(金)
週刊株式アウトルック

再来週は、国内では機械受注が発表予定。足元の為替・株価水準は、民間設備投資に対して追い風とな
る。3ヵ月ぶりに増加に転じた前月に続き、穏やかな回復が見込まれよう。

海外では、米国で住宅・景況関連指標が発表されるほか、トランプ次期大統領が正式に就任予定。大型減
税やインフラ投資、金融規制緩和などの国内景気刺激策に期待が集まる一方、対外的には保護主義の強ま
りが懸念される。トランプ氏の政策運営に関する方向性が注目される。

中国では、10-12月期実質GDPが発表される。前年比+6.7%程度と過去3四半期と同水準になると予想される
ものの、政府によるインフラ投資や在庫積み増し等を受けて、上振れる可能性もあろう。
【再来週の主なスケジュール】
発表日
国・ 地域
1月 16日 (月 )
日本
米国
ユーロ圏
インド
1月 17日 (火 )
1月 18日 (水 )
1月 19日 (木 )
1月 20日 (金 )
1月 21日 (土 )
1月 22日 (日 )
市場予想
11月
機械受注( 船舶・ 電力除く 民需、 前月比)
-
米国市場休場(キング牧師の日)
11月
貿易収支(季調済)
12月
卸売物価指数(前年比)
12月
全国百貨店売上高(前年比、発表日未定、~20日)
日本
12月分・年計 JNTO訪日外客数
1月
ニュ ーヨーク連銀製造業景況指数
10-12月期 モ ルガン・ スタンレー決算
米国
ダドリーNY連銀総裁が講演
-
1月
ZEW景気期待指数
独
12月
英国
消費者物価指数(前年比)
世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議、~20日、中国・習国家主席出席)
-
-
12月
消費者物価指数(除食品&エネルギー、前年比)
12月
鉱工業生産指数( 前月比)
10-12月期 シ テ ィグループ決算
米国
10-12月期 ゴ ールドマン・ サッ クス決算
イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長が講演
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12月
ユーロ圏
消費者物価指数(前年比、確報、前回値は速報値)
12月
失業保険申請件数
英国
9-11月
ILO失業率
12月
マレーシア
消費者物価指数(前年比)
12月
南ア
消費者物価指数(前年比)
12月
住宅着工許可件数( 前月比)
12月
住宅着工許可件数(年率換算)
12月
住宅着工件数( 前月比)
米国
12月
住宅着工件数(年率換算)
1月
フィラデルフィア 連銀製造業景況指数
イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長が講演
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政策金利
ユーロ圏
ECB( 欧州中央銀行) 理事会
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12月
新規雇用者数(前月比)
豪州
12月
失業率
インドネシア
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政策金利
マレーシア
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政策金利
12月
全国スーパー売上高(前年比、発表日未定、~25日)
12月
日本
全国コンビニエンスストア売上高(前年比)
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通常国会召集
10-12月期 GE決算
米国
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新大統領就任式
10-12月期 実質 GDP( 前年比)
1-12月
固定資産投資( 都市部、 年初来、 前年比)
中国
12月
小売売上高( 前年比)
12月
鉱工業生産( 前年比)
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社会党大統領候補予備選の第1回投票
フランス
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前月・ 前期・ 前年
4.1%
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197億ユーロ
3.15%
▲2.4%
187 万5 千人
9.00
-
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13.8
1.2%
-
2.1%
▲0.4%
-
-
-
1.1%
2,400人
4.8%
1.8%
6.6%
▲3.8%
121.2万戸
▲18.7%
109.0万戸
21.5
-
0.00%
-
39,100人
5.7%
4.75%
3.00%
0.8%
0.5%
注:発表日は現地時間。市場予想と実績は2017年1月5日13時時点のBloombergの値を表示。スケジュールは予告なしに変更されることがある
出所: Bloombergおよび各種報道などよりSMBC日興証券作成
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
10
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6.7%
8.3%
10.8%
6.2%
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2017 年 1 月 6 日(金)
週刊株式アウトルック
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(2015/04/09 版)