富士通株式会社 社内実践事例

社内実践事例 SDL Web(多言語・グローバルサイトCMS)
富士通株式会社 社内実践事例
グローバルで統一した情報発信に向けCMS※基盤を統一
欧州エリアでのコンテンツ制作工数を90%削減
商品名
SDL Web(多言語・グローバルサイトCMS)
富士通では世界64カ国で24言語、全23万ページに及ぶカントリーポータルサイトを展開、統一されたブランド・アイデンティティのもと効
率的な情報発信を実施。 2010年より多言語対応のCMS基盤を導入し、欧州エリアから日本を含む全拠点へ順次運用を開始。欧州エリア
※CMS:Contents Management System
でのコンテンツ制作工数を90%削減するなど、大きな成果を上げている。
課 題
効 果
企業ブランドの強化・向上
グローバルで統一した基盤を構築し、ウェブサイトで一貫し
た情報発信をすることで富士通のブランド価値を高めたい
SDL Webの導入により、富士通グループ全体でサイト運用のプ
ロセスを統一し、
ガバナンスを強化。一貫した情報発信を実現し、
富士通のブランド価値を向上
運用コストの大幅な削減
世界各国の拠点で行っているコンテンツ制作の負荷やコスト
を低減したい
コンテンツを各国サイトに同時に自動配信するブループリント機
能の活用と、運用体制の整備により、欧州エリアでコンテンツ
制作に関する工数を約90%削減
ウェブ担当者の満足度向上
富士通のさらなるビジネス革新に向け、スピーディーかつ
柔軟な基盤を構築したい
ウェブ担当者の要望にスピーディーに応えるべく、日本のほか、
ドイツ・インドにおいてもシステム開発・運用体制を整備
自社CMS基盤 2010年
構築・運用
富士通では2000年から進めているコーポ
日本
3拠点 開発体制 整備
運用効率化促進 品質向上 実現
CMS基盤構築の取り組みのフェーズ1は、
点へ実際に足を運び、現場から多くの要望を
吸い上げていった。 それらの要望について
各拠点のユーザーと検討を重ね、集約して
いった」。
レートブランディング戦略の一環として、ユ
欧州からスタート、開発体制はドイツ、日本は
グローバルな開発や展開、システム移行の
ニバーサルデザインの観点からユーザビリ
取り組みの全体推進を行った。フェーズ2で
際には、各拠点のコミットメントなしには進ま
ティやアクセシビリティに配慮したウェブデザ
は、開発体制にインドを追加。各国の関係者
ないと言う。
「現地のマーケティング担当者
インガイドラインを策定し、グローバルにお
とオンライン会議などを重ねて進めてきた。
やウェブマスターとワークショップを実施し、
けるウェブサイトのガバナンス強化を進めて
本取り組みを牽引するのが、グローバル
その後、毎週のオンライン会議を実施するこ
きた。当時、同じ製品でも国・地域ごとのウェ
に60を超えるカントリーポータルサイトを統
とで、予定していた移行作業も無事期間内で
ブデザインに一貫性が無く、探したい情報に
たどり着きにくい状況だった。また、複数の
CMSが存在し、それぞれ異なる運用をしてお
制するグローバルマーケティング本部コーポ
レートブランド室と、システムを統制するIT戦
略本部である。コーポレートブランド室とIT
り、作業工数やシステムコストの増大といっ
戦略本部が密に連携した運用体制を構築し
た運用プロセスにおける課題もあった。
ている。
これらの課題を解決するべく2010年から、
移 行する際 の 取り組 み
展 開に実践豊富なCMS、SDL Webを導 入。
について、東海林 秀一
構築の取り組みに携わる泉 直は言う。
は当時を振り返る。
インやテンプレートでコンテンツを作成し、
「欧州エリアを中心と
迅速に情報発信ができる体制をグローバル
したフェーズ1が完了し、
で整備した。
事前に拠点トップとの合意形成を行っていた
ことが大きかった」と、2012年からCMS基盤
また、フェー ズ2へと
多言語対応が容易で、大規模なグローバル
富士通ブランドとして統一されたウェブデザ
完了できた。現地とのスムーズなやりとりは、
フェーズ2からは、約1年
かけて、カリフォルニア
やシンガポールなどの拠
グローバルマーケティング本部
コーポレートブランド室
室長
グローバルマーケティング本部
コーポレートブランド室
エキスパート
グローバルマーケティング本部
コーポレートブランド室
マネージャー
寺内 正弘
泉直
東海林 秀一
http://www.fujitsu.com/jp/sdl-web/
社内実践事例 SDL Web(多言語・グローバルサイトCMS)
「ウェブ担当者の7割を占める日本からの
る。 そのスキル取得に対して投資ができな
を改訂。お客様に対し「ブランド認知向上」
システムに起因するトラブルの問い合わせ
い部門、またスキルを持っていても運用する
はインドで対応していたが、時差の問題もあ
コンテンツ量が膨大で対応しきれない部門の
と2016年の重点訴求テーマである「デジタ
り、スムーズな対応ができていなかった。こ
ために、コンテンツの安定した品質の実現、
ル革新への取り組み」の理解向上を目的とし
て、マーケットインのデザインへとリニューア
の課題解決のため、2015年からは、日本の
ウェブ担当者がコンテンツの内容に注力で
ルを実施。 各国のポータルサイトに展開を
ウェブ担当者の要望に素早く応えるべく、シ
きるよう、コンテンツセンターを日本、中国、
開始した。レスポンシブウェブ(ワンソース・
ステム運用および開発を日本でも実施可能
インドの3拠点に設置。日本語は日本、中国
マルチデバイス)対応の実現により、
「運用
語は中国、英語はインドが担い、各言語のコ
にした。今までのノウハウを日本へも展開。
の効率化と、より訴求力が高いコンテンツ発
結果、効率的なサイト運用を実現し、グロー
ンテンツを制作しているほか、北米を含めた
信ができるようになった」と各国・地域のウェ
バル全体で安定的かつ柔軟なコンテンツマ
4拠点にヘルプデスクを設置、各国からの要
ブ担当者から高評価を得ている。
望や問い合わせに対応する。
ネージメントの仕組みが構築できた」と寺内
正弘は語る。
機能
効率的
運用工数削減
各拠点 業務 集中
、
配信 実現
体制 実現
これまでコンテンツ制作・配信作業におい
「
「
」
」
「グローバルなウェブガバナンスの体制は、
今回、採用したSDL Webの大きな特長の
て、ウェブ担当者の作業工数が多いことが課
ある程度進めることができた。次のステップ
題となっていた。今回導入した、SDL Webの
として、お客様の満足度向上のためコンテン
通のコンテンツをマスター領域に作成するこ
ブループリント機能により、下図にあるよう
ツの内容や情報発信のスピードアップはもち
に欧州エリアでは、約90%の大幅な工数削減
ろん、リード獲得につなげるための『デジタ
CMS基盤の導入以前は、各拠点のウェブ担
ブサイトに求められる役割を追求したいと考
1つが「ブループリント機能」。グローバル共
とで、各国ポータルサイトに対し同時に配信
することが容易にできる。この機能により、各
(注:金額ベース)を実現している。
国のサイトを1つ1つ更新・配信する手間がな
ルマーケティング』の活用といった現在ウェ
くなり、サイト運用の効率化と、運用コストの
当者はコンテンツの見せ方にも配慮する必要
大幅な削減とともに、各国ポータルサイト上
があったため、システム面での工数以外にデ
さらに、お客様の興味・関心にあわせたコ
で常に最新のコンテンツの提供を実現した。
ザイン面でも工数がかかっていた。 今回の
ンテンツ提供をタイムリーに行うためには、
CMS基盤の導入は、制作や運用の負荷軽減
ソーシャルメディアと自社公開ウェブサイトの
安定
品質 目指
とともに、決められたデザインを反映したテ
設置
CMSの運用にはある程度のウェブサイト
えている。
連携など、さまざまなメディアを通じて統合
ンプレートを適用することでデザイン面での
的に情報発信を行う必要がある。また、デー
コストの削減にもつながっている。
タの統合・分析により、お客様の興味・関心
2016年10月、ウェブデザインガイドライン
や運用ガイドラインに関する知識が必要とな
を見える化し、パーソナライズされた情報の
発信なども急務と思っている。こうした『デ
ジタルマーケティング』の実践に向け日々取
り組んでいる」
(寺内)。
富士通は、これからもお客様のビジネス
Europe
ブループリント機能を使用し、欧州エリアでは
平均87%のコンテンツ再利用化を実現
翻訳管理ソリューションを導入
効果
効果
コンテンツ運用工数
翻訳工数
革 新を支えるために、ウェブサイトにおけ
る柔軟な情報発信の基盤づくりに取り組ん
でいく。
会社概要 富士通株式会社
90%
削減
30%
削減
所 在 地 本店:
神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
本社事務所:
東京都港区東新橋1-5-2
汐留シティセンター
代 表 者 代表取締役社長 田中 達也
事業内容 通信システム、情報処理システムおよび
電子デバイスの製造・販売ならびにこれ
らに関するサービスの提供
CMS導入前
CMS導入後
【欧州エリアにおけるブループリント機能と翻訳管理ソリューションによる効果(2012年当時)】
ホームページ http://www.fujitsu.com/jp/
●記載されている内容については、改善などのため予告なしに変更する場合がありますのでご了承ください。
WX3004-01 2016年12月AP
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0120-933-200
受付時間 9:00 ∼ 17:30(土・日・祝日・年末年始を除く)
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