高額介護予防サービス費相当事業及び高額医療 合算介護予防サービス

資料2
高額介護予防サービス費相当事業及び高額医療
合算介護予防サービス費相当事業について
1
高額介護予防サービス費相当事業及び高額医療合算介護予防サービス費相当事業につ
いて
保険給付においては,2のとおり高額介護(予防)サービス費及び高額医療合算介護
(予防)サービス費が支給されている。介護予防・日常生活支援総合事業においても,
指定事業者によって提供されるサービスについては,利用者負担の家計に与える影響を
考慮し,高額介護予防サービス費相当事業等を適切に実施することとされていることか
ら,本市においても,高額介護予防サービス費相当事業及び高額医療合算介護予防サー
ビス費相当事業を実施する。
なお,高額介護予防サービス費相当事業及び高額医療合算介護予防サービス費相当事
業は,法律に基づく高額介護予防サービス費等の調整後に,その自己負担額が月額上限
を超える場合にのみ適用する。
2 現行の高額介護(予防)サービス費及び高額医療合算介護(予防)サービス費
⑴ 高額介護(予防)サービス費
介護保険適用のサービス(一部を除く。
)を利用した場合,その費用の1割(一定以
上の所得の者は,2割)が利用者負担となる。この利用者負担には世帯の課税状況等
に応じて上限額が設けられており,利用者が1か月に負担した額が上限額を超えた場
合,申請に基づき超えた部分に相当する額が高額サービス費として支給される。
◆高額介護(予防)サービス費のイメージ
サービスにかかった費用
保険給付(9割又は8割)
利用者負担(1割又は2割)
利用者負担の上限
上限を超えた負担
高額介護(予防)サービス費として支給
⑵ 高額医療合算介護(予防)サービス費
介護保険適用のサービス(一部を除く。
)と医療保険適用の診療の両方を利用してい
る世帯で,1年間の医療及び介護の両制度における自己負担額の合計には所得等に応
じた上限額が設けられており,上限額を超えた場合について,申請に基づき超えた部
分に相当する額が医療保険と介護保険の自己負担額比率により支給される。
◆高額医療合算介護(予防)サービス費のイメージ
介護分
自己負担額
(①)
医療分
高額介護(予防)
サービス費
+
自己負担額
(②)
高額療養費
介護分+ 医療分
自己負担額(①+②)
介護分と医療分合算後の上限
上限を超えた負担
医療保険と介護保険の自己負担額比率按分し,
介護分を高額医療合算介護(予防)サービス費として支給