政策討論会 資料2 (PDFファイル/468KB)

◎平成27年度議会報告会のテーマ
病気になった時、病院や診療所の『かかりつけ医』は持っていますか
~子どもから高齢者まで、『健康で安心して暮らせるまちづくり』をめざして
地域包括ケアシステムの姿
入院
医療
【高度急性
期
病院】
・いつでも必要な場合に往診してくれ
る医師が近くにいて、必要な訪問看
護サービスを受けることができる。
・医師・看護師を多く配置
・質の高い医療と手厚い
看護により、早期に「急性
期後の病院」や「リハビリ
病院」に転院可能
外来
医療
在宅
医療
発症
・病院の退院調整スタッフが連携
先の身近な病院を紹介
・自分で転院先を探す必要がない
【急性期病院】
有床
診療所
連携強化 【在宅介護サービス】
歯科
医療
【慢性期病院】
薬局
住まい
(患者さん・家族)
【回復期病院】
・身近なところで集中的なリ
ハビリを受けることができる。
介護
・早期の在宅復
帰、社会復帰が
可能
・24時間対応の訪問介護・
看護サービス、小規模多機
能型居宅介護等により、高
齢者の在宅生活を支援
【生活支援・介護予防】
・サービス付き高齢者向け住
宅や有料老人ホームなど高
齢者が安心して暮らせる多
様な住まい
「地域包括ケアシステムの整備」
医療、介護、住まい、予防、生活支援サー
ビスが身近な地域で包括的に確保される
体制を構築
⽼⼈クラブ・⾃治会・ボランティア・NPO
等
・ボランティア、NPO等の多様な主体による見守り、
配食、買い物支援等の生活支援サービスが充実
・社会参加が推進され地域での介護予防活動が充
実
【特別養護老人ホーム・
老人保健施設】
・地域の拠点として在宅介護サービス等も積極的に
展開
○かかりつけ医をもっていますか(参加者への問いかけの結
果)
竜東ブロック 80%
中部ブロック 66.7%
西部ブロック 54.5%
北部ブロック 81.4%
旧市5地区
86.2%
遠山ブロック 83.3%
○議会報告会から出された参加者意見の主な意見
・介護サービスについてヨーロッパのような社会の構築が必要。
・地域包括支援センターは現在4か所。生活圏に対応して7か所に増やしていくことが必要。
・介護施設を増やすことを希望する。特養等の入所施設を増やす。
・親を見るということで家に入ってしまうと負担が非常に大きくなってしまう。
・看取りも在宅の方向になっていく。訪問介護が今後は必要になる。
・独居老人について訪問診療が定期的にできていない。
・在宅医療について、高齢者の方が診療所の先生が夜飛んで行ってくれるが、特に「看取り」までとなると本当に対応していけるも
のなのかどうか疑問である。
・高齢化で老老介護の現状だが、現実は経済的、身体も限界がありもっと公的支援が必要だ。在宅介護も理想だが、可能となる医療
体制の充実が求められる。