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近江八幡市公共施設等総合管理計画の概要
本市の現状と見通し
人口
・平成 27 年の人口は 82,222 人。昭和 60 年から約 1.1 倍増加。
・今後は年々減少し、平成 52 年には平成 22 年の約 9 割の約7万
3 千人にまで減少する見通し。高齢化率は 31.6%となり平成 22
年から約 10 ポイント増加する見通し。
人
15歳未満
15~64歳
世帯数
65歳以上
世帯
50,000
90,000
80,000
77,625 80,370 79,078 82,222 80,597 79,985 80,760 79,386
77,600
74,617 45,000
75,465
73,051
40,000
70,000
・公共施設のあり方について、
「公共施設の削減はやむを得ない」と「適正に削 公共施設の目標:「公共施設の総量削減」が避けて通ることは出来ない
減すべき」の回答を合わせると 68%。
状況を踏まえて、40 年間で延床面積 34%削減
・インフラの維持や整備方針について、
「住民負担や将来負担を増やすことなく、
(当初 10 年間は 7%。以降の各 10 年間は 9%)
他の行政サービスの縮小や公民連携等により拡充または維持する」の回答が
半数以上。
インフラの目標:予防保全の考え方に基づく、
「維持管理費の削減」、
「更
新費用の削減」が必要という認識のもと、今後 40 年
※無作為で 1,994 世帯に配布し、751 世帯(約 38%)が回答
間の推計更新費用によって更に 10 年間を見込んだ
今後 50 年間のインフラの維持管理
54
61
【公共施設のあり方】
3.9%
4.4%
公共施設はもっと増やすべきである
35,000
60,000
目標実現のための基本方針
29,963 27,826 26,017 50,000
40,000
市民サービスを持続するための数値目標
市民の意見(市民アンケートの結果)
30,000
32,422 23,774 25,000
22,008 19,833 316
23.0%
445
32.4%
将来の状況を考えると削減することはやむを得ない
20,000
30,000
公共施設は今までどおり維持すべきである
公共施設:施設類型(用途分類)ごとに管理と削減量を検討
インフラ:個別計画と連携を図りながら、現在のサービス水準を確保
15,000
適正に削減すべきである
20,000
10,000
10,000
498
36.2%
5,000
0
n = 1,374
H52
H47
H42
H37
H32
H27
H22
H17
H12
H7
S60
H2
0
※平成 27 年までは住民基本台帳の実績値。平成 32 年以降は国立社会保障・人口
問題研究所の推計値(平成 25 年 3 月)
財政
・歳入・歳出ともに今後は減少の見通し。
・中期財政計画(見通し)では H32 年度以降の投資的経費を 14~
20 億円/年程度しか見込んでいないため更新費用に対して大幅に
不足。
計画の推進体制
不明
【インフラの維持や整備方針】
36
2.6%
住民負担(上下水道料金等)を増やして、インフラを拡充また
は維持する。
87
128
9.3% 6.3% 68
4.9%
以下に示す推進体制によって、総合管理計画に準じた公共施設等の適切
な総合管理により持続可能なまちづくりを目指す。
①全庁的な取組体制の構築
②情報管理・情報共有
③フォローアップの実施
借金などある程度将来負担を増やしても、インフラを拡充また
は維持する。
住民負担や将来負担を増やすことなく、他の行政サービスの
縮小や公民連携等により、インフラを拡充または維持する。
286
20.8%
住民負担や将来負担を増やすことなく、長寿命化を図り、現
状のインフラの補修程度にとどめる。
億円
769
56.0%
400
その他
不明
350
n = 1,374
300
公共施設等の基本的な考え方
(公共施設・インフラ共通)
1. 適切な維持管理とコスト管理の実施
250
200
歳入
150
歳出
100
投資的経費
50
H36
H35
H34
H33
H32
H31
H30
H29
H28
H27
H26
H25
H24
H23
H22
H21
H20
H19
H18
0
施設
・公共施設やインフラの更新に、今後 40 年間で 2,888 億円(1 年
あたり約 72.2 億円)が必要。
公共施設(普通会計)
億
150
公共施設(病院事業会計)
道路
橋梁
上水道
2.長寿命化による維持管理コストの縮減、更新費用の削減・平準化
の推進
3.PPP/PFIによる民間技術や資金等の活用・民間委託や民営
化による更新費用の削減と財源の確保
4.全庁的なデータの一元管理
5.市民参画の総合管理の推進
下水道+集落排水
40年間整備額
:2888.0億円
1年あたり平均整備額 :72.2億円
(公共施設)
6.施設の統廃合、多機能化・複合化、譲渡による総量の縮減
72.2 億円/年
100
7.計画・設計段階からの「総量削減・長寿命化・コスト縮減」の検
討
50
(インフラ)
8.点検技術力の向上、新技術の活用による効率的な維持管理
H68
H67
H66
H65
H64
H63
H62
H61
H60
H59
H58
H57
H56
H55
H54
H53
H52
H51
H50
H49
H48
H47
H46
H45
H44
H43
H42
H41
H40
H39
H38
H37
H36
H35
H34
H33
H32
H31
H30
H29
0
参考:総合管理計画の対象施設
総合管理計画では、本市が保有する「公共施設」(建築物)と「イン
フラ」
(その他の工作物)を対象とする。