ようこそ、年神様!~お供え物にはわけがある!~

<栄養一口メモ>
ようこそ、年神様!~お供え物にはわけがある!~
お正月は、家々に実りと幸せをもたらす新年の神様「年神様」を家にお迎えし、ともに
食べ、一年の幸せを願う大切な行事です。
お正月の習わしには、私たちの先祖の年神様に対する思いが詰まっています。
〔だいだい〕
〔もち〕
実が 2~3 年は落ちず、同じ木
大小の中高の丸もちが一般的。
に何代も実がなることから
この鏡もちを分けたものが、
「代々家が栄える」縁起物に。
おたま
年神様の「御魂分け」
、つまり
「御魂=お年玉」の起源に。
〔うらじろ〕
しだの一種。
「歳垂る」にか
し で
し で
〔紙垂(四手)〕
けて長寿を、葉裏の白さか
稲妻の形を表し、
五穀豊穣を願う
ら清らかな心も表します。
とともに、邪気を払うともいわれ
〔三方〕
お供え物をのせる台。
角盆の下に、3 方向に穴があいた台が
ついていています。
ています。
し ほ う べに
〔四方紅 〕
あか
四方を紅 く縁どった和紙。
天地四方を拝して災いを払い、
一年の繁栄を祈願します。
〔 所変れば 〕
~お雑煮に入れる餅は、角餅?丸餅?~
地域によって違いがあるお雑煮。
角餅を焼く
角餅を煮る
お雑煮の主役であるお餅には、四角い角餅と丸餅
の2種類があることをご存知でしょうか。
大雑把に分けると東日本は角餅、西日本は丸餅
に分かれるそうです。
また、角餅は焼いて、丸餅はゆでて食べること
が多いようです。
雑煮は、地域色が強く、味付けや材料も地域や
家庭によって様々です。
お正月に家庭のお雑煮を味わいながら、食材や
味付けを学び、次世代へ家庭の味を受け継ぎまし
ょう。
丸餅を煮る
丸餅を焼く