千塚(PDF:197KB)

第六次甲府市総合計画説明会
会議録(千塚地区)
日
時
平成28年10月 26 日(水)午後7時~午後8時 30 分
会
場
千塚小学校体育館
意見交換記録(各発言に関するお礼部分は省略しています。)
質問
千塚地区は、核家族化や高齢化が進み、老朽化した空家屋が
目立つようになっているが、相続人が県外等に在住するなど管
理面で問題が生じていることから、相続人に、大きな負担が掛
からない様な又は有利になるような行政指導をお願いしたい。
回答
空き家対策については、本市の重要課題のひとつでもあるこ
とから、過日の9月議会で「甲府市空家等の適切な管理及び活
用の促進に関する条例」を提案し、議決を得たところでありま
す。今後は、条例の施行日となる平成29年1月1日以後に、
不動産や建築の専門家等による「空家等対策協議会」を設置し、
専門的立場からご意見やご提案をいただきながら、
「空家等対策
計画」を策定していきます。また、相談体制の整備をはじめ、
空き家の利活用あるいは撤去の際の支援策等についても検討
し、この計画に位置づけ、実施してまいりたいと考えています。
なお、現在、空き家の具体的な相談や苦情等につきましては、
市民部の協働推進課において、具体的な内容を確認させていた
だいた上で、建物に関することは建設部建築指導課、雑草や不
法投棄については環境部収集課というように、内容に応じて担
当に取り次ぎ、個別に対応していきます。
空き家対策には、自治会をはじめ地域の皆様のお力添えが必
要不可欠でありますことから、引き続きご協力をお願いします。
質問
千塚公園東側の未工事箇所は夕方の帰宅時や出勤時に渋滞が
あり、又湯村団地に通じる道が狭く、接触事故も発生千塚公園
東側道路の湯村団地までの延伸と水道道交差点の改良工事を至
急お願いしたい。
回答
本市の都市計画道路の整備につきましては、現在、整備優先
路線の順位付けを行い、順次整備を進めているところです。
ご要望の「千塚三丁目羽黒線」の千塚公園東側から湯村団地
西側までの区間は、整備優先路線の位置付けがなされていない
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ことから、現時点での整備時期は未定であります。
また、水道道の交差点改良につきましては、平成25年10
月に地元要望をいただき、交通管理者及び地元協議を経て、平
成26年度に暫定改修を行ったところであります。なお、全面
的な工事は、都市計画道路の延伸時を予定しています。
質問
湯村温泉郷内の道路は、避難道路として使用されるのに道幅
が非常に狭いので、空き地、田畑などを一時的な自動車のすれ
違いや歩行者の待避所として使用できないか。
回答
一時的な待避所等を設置するには、用地の確保が必要になる
ので、地域の方々のご理解をいただけるように協議し対応して
いきたいと思います。
質問
湯村温泉郷を流れる湯川では、たびたび冠水を起こし、通行
出来ずに通勤や住民の日常生活に支障を起こしている。地区住
民による改修要望書も平成23年1月に提出し、山梨県と共に
改修工事に同意をいただいるが、進捗状況は、どのようになっ
ているのか。
回答
湯川は山梨県で管理する一級河川であるため、進捗状況につ
いて山梨県に確認しました。湯川の改修工事につきましては、
河川幅の狭い山の手通り南側(堀内整形外科東側)を先行して
実施する予定であり、現在、施工方法を検討している状況であ
ります。また、湯川橋付近の改修は、山の手通り南側の完了後、
地元自治会や関係機関と協議しながら工事を行っていく予定と
のことです。
なお、本市といたしましても、湯川橋付近の改修工事に合わ
せて、温泉郷にふさわしいまちづくりの方策について、地域の
皆様と一緒に考えてまいりたいと考えています。
質問
防災訓練の時の地域連絡員として市職員5,6名に来ていただ
いたが、災害時は、地域連絡員以外の職員は、本庁に行くこと
になると思うが、そんなに大勢の職員が市役所に参集する必要
がないのではないか。各地域の居住職員を把握し、自治会ごと
の防災担当の課長を含め決めていただきたい。
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回答
大災害時には、災害対策本部を立ち上げ、救護班、医事班等
いろいろな役割分担をしています。管理職については、班長を
務めてもらうことになります。
市内地域には、60ヶ所の避難所があり、千塚地区は、千塚
小学校、北部市民センターを指定しています。災害時には、地
域に根付き、地域のことが良く分かっている地域連絡員の職員
にすぐに行ってもらうことを定めています。
地域連絡員は、課長補佐、係長、主任等を避難所に配置し、
市の代表として地域の皆様と一緒に避難所の運営、安否者の確
認等に全力を尽くすところであります。
市としては、来年度以降、各地域に出向き、地域の実情を踏
まえ、実際の災害時にどのように対応するのかを積極的にお話
をさせていただき、地域の皆様と一緒になって災害に立ち向か
って行きたいと思っています。
質問
自治会で避難所の鍵を預かっているが災害時にあけてしまっ
てよいのか、どこまでやってよいのか教えて頂きたい。
回答
有事の際には、職員がすぐに鍵を開けに行きます。地域の方
も同時に開ける形で避難所を開設します。逃げてきたが、鍵が
開いていないことのないようにご協力をお願いします。
質問
夜の場合はどうか。
回答
避難が必要であれば、鍵を開けていただいてかまいません。
そのときには、防災課に連絡をいただき、職員、責任者がすぐ
に駆けつける体制を整えるように努力して行きます。
質問
防災備品の補助金は、申請順のようだが交付までが短時間に
ならないか。
回答
「宝くじの社会貢献事業としての助成金」でありますので、
時間短縮は難しいところです。
質問
千松橋から千塚四つ角までの街路樹の剪定をしてくれている
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が、もう少し歩道側の木の枝を切ってもらいたい。高校生が大
勢通るので歩道を広くしていただけないか。
また、北部環状道路の進捗状況はどうか。
回答
山の手通りは、県道であるため、県の担当に市民要望として
お伝えいたします。
北部環状道路については、本年度、平瀬インターから桜井イ
ンターまでは事業化されています。桜井インターから牛句イン
ターまでは、引き続き、早期事業化を国に要望していきます。
質問
開府 500 年の事業にあわせて文化協会の発表する機会とし
て交流会を開催できないか。
回答
開府 500 年を祝う関連事業として、多くの皆様からご意見を
いただき、今後、設置する実行委員会等で検討させていただき
ます。
市長
空き家対策については、9 月に議決頂いた空き家条例を有効
に使っていきます。
生活道路等については、現場を見させていただき地元自治会
の皆様と知恵を出し合っていきたいと思います。
防災対策については、危機管理部門を市長直轄組織としまし
たが、市役所全体として地域に貢献していきます。
開府 500 年については、実行委員会の中でいろいろな意見を
聴いてまいります。
閉会あいさつ要旨(感謝の挨拶は、省略しています。)
自治連会長
財政状況も厳しく各地域で要望も山積する中、行政と地域住
民の役割分担を明確にすることが大事になってきています。
地域でできること、しなければならないことについては努力
を惜しまないが、行政でなければできないことも多々あるわけ
ですから何卒ご支援ご協力を賜りますようお願いします。
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