主 な 改 正 点 は こ ち ら

平成 29 年1⽉1⽇施⾏
水戸市内で土地の埋立て等を計画している皆さまへ
水戸市内での土砂等による土地の埋立て等の規制の強化のため,関係規定を整備しました。
主 な 改 正 点 は こ ち ら
1
申 請 者 の 欠 格 要 件 の 追 加
以下の要件に該当する方は,土地の埋立て等の許可を受けることができません。(条例第8条)
① 禁錮以上の刑に処せられ,その執行を終わり,又は執行を受けることがなくなった日から
5年を経過しない方
② 暴力団員又は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない方
③ 廃棄物処理法その他生活環境の保全を目的とする法令等の規定に違反し,罰金の刑に処せ
られ,その執行を終わり,又は執行を受けることがなくなった日から5年を経過しない方
④ 成年被後見人若しくは被保佐人又は破産者で復権を得ない方
⑤ 暴力団員等がその経営又は運営に実質的に関与していると認められる方
など
2
⼟地の埋⽴て等に係る定期報告及び土壌調査の義務の追加
事業者は,3月ごとに埋立ての実績について市に報告しなければなりません。(条例第 16 条)
また,埋立て等区域内の土壌の有害物質による汚染の状況について,3月に1回調査をし,市に
報告しなければなりません。(条例第 17 条)
3
罰
則
の
対
象
の
追
加
罰則(30 万以下の罰金)の対象に,以下の規定を追加しました。(条例第 24 条第3項)
・帳簿に記載した事項や土壌調査について,報告をしなかったり,虚偽の報告をした方
4
埋⽴て等に⽤いる⼟砂の基準の追加
改良土を埋立て等に使用することはできません。
また,水素イオン濃度指数(pH)について,基準(pH4以上9未満)に適合しない土砂等での
埋立て等はできません。(施行規則第4条)
その他の改正内容については,ごみ対策課までお問い合わせください。
残 ⼟ 条 例 と は
土壌の汚染及び土砂等の流出等による災害の防止を図り,市民の生活環境を保全
することを目的とした条例で,土地の埋立て,盛土及び堆積が対象となります。
⼟地の埋⽴て等⾯積により,適⽤される条例が異なります。
埋立て等面積が 500 平方メートル以上
5,000 平方メートル未満の場合
埋 立 て 等 面 積 が
5,000 平方メートル以上の場合
県 残 土 条 例 の 適 用
市 残 土 条 例 の 適 用
(必ず茨城県廃棄物対策課に相談してください)
市条例の事業計画から事業着手までの流れについては,おおむね以下のとおりとなります。
(1)事前協議
事前協議書
提 出
事業を計画
事前協議
終 了
審査
(2)許可申請(事前協議終了後)
申請書提出
審査
申請内容を
許 可
事業着手
事業計画から事業着手までの期間は限定できませんが,おおむね3〜4か月以上
の期間を要しますので,計画的な申請をお願いします。
適 用 除 外 に つ い て
市残土条例が適用される面積(500 ㎡以上 5,000 ㎡未満)の範囲内で埋立て等
を行う場合でも,以下の場合は市残土条例の適用が除外されますので,関係法令等
を確認しごみ対策課へご相談ください。
○他法令の許可,認可等を受けた後に⼟地の埋⽴て等を⾏う場合
・建築基準法第6条第1項の規定による確認(建築確認)
・農地法第4条第1項,第5条第1項の規定による許可(農地転用)
・都市計画法第 29 条の規定による許可(開発行為)
など
このほかにも適用除外となる場合があります。詳しくは,ごみ対策課へご相談ください。
☎029-232-9114
水戸市役所南側臨時庁舎1階
無 許 可 埋 立 てには
が あります
無許可(無許可変更含む)で事業を⾏った者は,2 年以下の懲役
または 100 万円以下の罰⾦が科せられます。