★定期的な土壌診断の勧め 1年間作物を栽培すれば土壌状態は少なからず変化します。また、土壌状態に問題があった場合は、その変化を 経時的に振り返ることで原因がわかることもあります。 1年に1回でなくても、定期的に土壌診断を実施することをお勧めします。 ●土壌診断の考え方 予防(計画土壌診断):土壌状態の経年変化の推移や土壌管理のクセを知ることができます。 治療(対策土壌診断) :作物生育に異常が発生した場合に原因を明らかにすることができます。 原料 1 :有機質肥料 :有機質成分からできている肥料。肥料効果のほかに土壌を改善するはたらき をもつ。堆肥・魚粉・油粕・大豆粕など。 無機質肥料(化成肥料) :無機質の成分からできている肥料。硫安・過リン酸石灰・塩化カリなどの 化学肥料など。 成分数:複合肥料(配合肥料) :2 種類以上の肥料成分が混ぜられた肥料 単肥(単一肥料) :肥料成分が 1 種類だけの肥料 目 的:元肥/基肥(もとごえ) :植物を植え付けるとき、あらかじめ土に混ぜておく肥料 寒肥(かんごえ) :樹・植木などに、春先の活動に備えて寒中に施す肥料。寒肥やし。 お礼肥(おれいごえ) :果実を収穫したり、花を咲かせたりしたのちに施す肥料。 樹勢の回復のために行う。 追肥(ついひ) :発芽後、開花前など生育中に必要な栄養分を補う肥料 実肥(みごえ) :結実を促す肥料 玉肥(たまごえ) :果実が大きくなるために施す肥料 発根促進剤•芽だし肥(めだしごえ):発芽を促す肥料 形 状:固形肥料 :固体の形をした肥料でゆっくり長く効く 液体肥料、液肥 :肥料成分を液体にしたもの。速効性が高く、効果持続時間は短い 時 間:速効性肥料 :効果がはやく現れる肥料。硫安・過リン酸石灰などの無機肥料や水溶性肥料 など。 緩行性肥料 :施した日からゆっくり長く効果がある肥料 遅効性肥料 :肥料をまいてしばらくたってから効果が出はじめ、長く効く肥料
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