香港市場の鶏肉約6割に薬剤耐性菌

2016年12月23日
在香港日本国総領事館
香港市場の鶏肉約6割に薬剤耐性菌(ESBL産生菌)が検出~調理時は十分加熱を~
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報道によれば、香港の市場に出回る鶏肉は6割以上で薬剤耐性菌「ES
BL産生菌」が含まれていることが分かったところ、概要は以下のとおり
です。
(1)消費者委員会は昨年12月から今年6月にかけて、現地の大学の研究実験室に依頼し、
ヨーロッパとアメリカのサンプルの採集方法及び検査方法の参考の上、市場に出回る1
00個の鶏肉及びその産物のサンプルを対象として無差別に検査を行った。
(2)検査の結果、香港の市場で販売されている鶏肉の62%に薬剤耐性菌「ESBL産生
菌」が含まれていた。
(3)そのうち、香港産及び中国本土産の鶏肉サンプルは8、9割を超える数値が検出され、
さらに、冷蔵庫に置いてある生鮮鶏肉のサンプルは100パーセントであった。
(4)中産階級に人気がある「嘉美鶏」と「泰安鶏」でも検出された。
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上記1を踏まえ、鶏肉を消費する際は、以下の点にお気を付けください。
(1)鶏肉を消費する際は徹底的に加熱する。
(2)加熱した鶏肉であっても、2時間以上室温に置いた後は食べない。
(3)生鶏肉を処理する前は、手をよく洗う。
(4)生肉と調理済の食品を処理する時、別々のまな板及び包丁を使用する。
(現地公館連絡先)
○在香港日本国総領事館
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