PRESS RELEASE 2016/12/22 2月22日(水)日本橋髙島屋から全国6会場を巡回! 加 山 又 造 展 生 命 の 煌 め き ≪紅白梅≫ 1965年 紙本彩色 個人蔵 生 誕 九 十 年 い の ち き ら Art Venture Office SHOU いのち 生誕90年 加山又造 展 きら — 生命の煌めき — 展覧会趣旨 加山又造(1927-2004)は、京都西陣の和装図案を生業とする家に生まれます。幼少時より描く ことに親しみ才能を発揮、京都市立美術工芸学校から東京美術学校(現東京芸術大学)へと進ん だ加山は、終戦直後の混乱と伝統絵画の危機に直面しながら、ラスコー洞窟壁画、ブリューゲル、 ルソー、ピカソを始めとする西欧の様々な絵画を貪欲に吸収しつつ独自の表現へと発展させ、 戦後日本画の革新を担う旗手として活躍しました。 日本画の伝統的な意匠や様式を鋭いセンスで現代に甦らせ、華麗な装飾美による屏風絵ばかりで なく斬新な裸婦にも挑戦、後には水墨画にも取り組みます。その活動は絵画にとどまらず陶器や 着物の絵付けなどにも及び、1997年には文化功労者に顕彰され、2003年には文化勲章を受章しま す。 加山の生誕90年にあたる2017年、これを記念して 初期から晩年に至る約70余点(日本橋髙島屋)により その画業を5章の章立てで辿り、皆さまを革新的で ありながら、生命感あふれる美しく華麗な日本画 の世界へと誘います。 ≪月と秋草≫ 1996年 紙本彩色 奈良県立万葉文化館蔵 ※出品作品は、各会場によって異なります。 Art Venture Office SHOU 生誕90年 加山又造 展 Ⅰ章 動物 ― 西欧との対峙 東京美術学校で学んでいた際に上野動物園で動物の写生をよくしていた加山は、日本画家としてデビューした1950~60年代 初め頃、ラスコー洞窟壁画とともに西欧の近代絵画の手法を旺盛に吸収し、さまざまな動物をモティーフとした実験的な作品を 多数制作した。 ※出品作品は、 各会場によって異なります。 ①≪月と縞馬≫ 1954年 紙本彩色 個人蔵 ≪紅鶴≫ 1957年 紙本彩色 個人蔵 ≪若い白い馬≫ 1950年頃 紙本彩色 個人蔵 ≪狼≫ 1956年 紙本彩色 エール蔵王 島川記念館蔵 Art Venture Office SHOU 生誕90年 加山又造 展 Ⅱ章 伝統の発見 1960年代半ば頃から、伝統的な様式美・装飾美を通して、自分が自由に表現できると信じ、琳派的な装飾的構成の華麗な絵 画や水墨画にも挑戦する。この≪紅白梅≫は、尾形光琳≪紅白梅図屏風≫にアイディアを得た作品。 ※出品作品は、 各会場によって異なります。 ≪花篝≫ 1978年 紙本彩色 大川美術館蔵 ②≪紅白梅≫ 1965年 紙本彩色 個人蔵 ≪夏の濤・冬の濤(夏の濤)≫ 1958年 紙本彩色 個人蔵 ≪飛翔≫ 制作年不詳 紙本彩色 エール蔵王 島川記念館蔵 Art Venture Office SHOU 生誕90年 加山又造 展 Ⅲ章 生命賛歌 猫好きで多くの猫を描いた加山だが、他にもいろいろな動物さらに植物も描いている。1970年代からは、裸婦に取り組み、美し い線で描いた新しい感覚の裸婦像をシリーズで展開した。どの作品もいきいきとした躍動感と生命感に満ちあふれている。 ※出品作品は、各会場によって異なります。 ③≪はなびら≫ 1986年 紙本彩色 エール蔵王 島川記念館蔵 ≪鯉≫制作年不詳 紙本彩色 光ミュージアム蔵 ≪静物(イチゴ) ≫ 制作年不明 紙本着色 個人蔵 ④≪猫≫ 1980年頃 紙本着色 個人蔵 Art Venture Office SHOU Ⅳ章 伝統への回帰 生誕90年 加山又造 展 1970年代後半から水墨画への志向を強くし大作を連作。中国黄山を訪問し北宋画に倣ったシリーズにも取り組んだ。伝統に倣 いながらも、独自の鋭く新しい感覚の日本画表現を生み出す。ここでは、「夜桜」「龍」「山」「草花」などをモティーフにした作品 も紹介。 ※出品作品は、 各会場によって異なります。 ⑤≪淡月≫ 1996年 紙本彩色 郷さくら美術館蔵 ⑥≪倣北宋水墨山水雪景≫ 1989年 絹本墨画 多摩美術大学美術館蔵 ≪龍図≫ 1988年 絹本墨画彩色 光ミュージアム蔵 Art Venture Office SHOU 生誕90年 加山又造 展 ■ 開 催 要 項 【会期・会場・主催】 第1会場 日本橋髙島屋 2月22日(水)~ 3月6日(月) 主催:日本経済新聞社 第2会場 瀬戸内市立美術館 【本展限定オリジナルグッズ】 「群鶴図」を図案化した伝統の手ぬぐいや、「淡月」を あしらった使い勝手の良いトートバッグなど、約20点 のオリジナルグッズを取り揃えます。 4月8日(土)~ 6月4日(日) 主催:瀬戸内市立美術館 第3会場 新潟県立近代美術館 7月8日(土)~ 8月27日(日) 主催:新潟県立近代美術館、NST 第4会場 横浜髙島屋 8月30日(水)~ 9月11日(月) 主催:日本経済新聞社 第5会場 手ぬぐい 1,500円 大阪髙島屋 9月13日(水)~ 9月25日(月) 主催:日本経済新聞社、毎日新聞社 第6会場 京都髙島屋 10月 4日(水)~10月16日(月) 主催:日本経済新聞社、京都新聞 ※各会場により、出品内容が異なります。会場により会期の変更の可能性があります。 【協 力】 有限会社 加山 【監 修】 野口玲一(三菱一号館美術館学芸グループ長) 【企画協力】 アート・ベンチャー・オフィス ショウ 【観 覧 料】 有料 ※各会場による トートバッグ 2,160円 「生誕90年 加山又造 展」 FAX:03-3485-7851 1. 作品画像データの使用 本展覧会を紹介していただける場合に限り、プレスリリース掲載作品の画像 データを貸し出しいたします。 2. 掲載についての注意事項 *必ず 記載必須事項 を表記してください。 *作品は必ず全図で使用してください。(改変・部分使用・文字のせは不可) *確認のため、必ずゲラの段階で広報事務局に原稿をお送りください。 (fax、メール可) *ご掲載いただいた場合、掲載紙/誌を1 部、広報事務局にご送付くださいますよう お願い申し上げます。なお、掲載ページをPDF ファイルにてお送りいただいても構い せん。(その際は広報事務局までご一報ください) 掲載についての注意事項と広報用作品画像データ申込書 以下の内容をお読みいただき、必要事項をご記入のうえお送りください。 3. 読者・視聴者によるお問い合わせ先の掲載は TEL: 03-3211-4111(日本橋髙島屋) 4. 読者・視聴者へのプレゼント用招待券のご提供について 本展広報用として、作品図版使用を条件に1媒体につき招待券10組20名様分を、 ご用意いたします。(文章でのみご紹介いただいた場合は5組10名様) ご希望の際は、下記申込書にご記入の上、お申し込みください。 《 広報の問い合わせ先 》 アート・ベンチャー・オフィス ショウ 〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-18-8-301 TEL:03-3485-7866 FAX:03-3485-7851 e-mail:[email protected] ↓希望作品のNo.に○をおつけください。 No. 申込みフォーム 記載必要事項 ① ≪月と縞馬≫ 1954年 紙本彩色 個人蔵 ② ≪紅白梅≫ 1965年 紙本彩色 個人蔵 貴媒体名 貴社名/部署 ご担当者 ③ ≪はなびら≫ 1986年 紙本彩色 エール蔵王 島川記念館蔵 ④ ≪猫≫ 1980年頃 紙本着色 個人蔵 ⑤ ≪淡月≫ 1996年 紙本彩色 郷さくら美術館蔵 ⑥ ≪倣北宋水墨山水雪景≫ 1989年 絹本墨画 多摩美術大学美術館蔵 E-mail ご住所 ご連絡先 掲載号/放送 日 画像データ必要期限 掲載号発売日 月 日 まで プレゼント用 招待券 月 日 希望する・希望しない
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