小平市都市計画マスタープラン改定(素案)について 1 改定の背景と目的 小平市都市計画マスタープランは、上位計画である「小平市第三次長期総合計画」との整合 を図るため、平成19年3月に改定され、当面の目標年次を平成28年度までとしていました。 この間、少子化・超高齢社会の進展、市内外の都市基盤の整備、国・東京都や市の計画策定 や見直し、地域主権改革による権限移譲等のさまざまな変化があり、また、 「小平市民等提案型 まちづくり条例」の施行により、市民主体のまちづくりを進める仕組みも整いました。 このことから、市を取り巻く社会経済状況の変化やまちづくりに関わる事業の進捗に対応し、 関係法令・計画等との整合を図るため、平成26年度から約3か年をかけて、マスタープラン の見直しを行いました。 2 位置づけ 本マスタープランは、都市計画法第18条の2で規定する「市町村の都市計画に関する基本 的な方針」として位置づけ、上位計画である市の長期総合計画および東京都の「都市計画区域 の整備、開発及び保全の方針」等に即して定め、市のまちづくりの基本的な指針となります。 3 目標年次 当面の具体的な目標年次は、平成29年度から平成38年度の10か年とします。 また、まちの将来像やまちづくりの目標を実現するためには、相当な時間を要すると考えら れることから、本計画の最終目標年次は定めないこととします。 4 改定の主な取組み (1)計画策定の体制 小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会 小平市都市計画マスタープラン全体構想特別委員会 小平市都市計画マスタープラン関係課連絡会 11回 7回 10回 (2)市民参加の取組 ①市民アンケート調査 平成26年度 無作為抽出2,000件 回収594件(29.7%) 平成27年度 無作為抽出2,000件 回収569件(28.5%) ②まちづくりカフェ(ワークショップ) 対象者:アンケート回答者 全12回 延べ約220名参加 ③まちづくりサロン(オープンハウス) 対象者:不特定多数の市民 PRパネル展(平成27年3月) 全3回開催 延べ約100名来場 全体構想中間まとめ報告(平成28年3月~4月) 全4回開催 延べ約130名来場 地域別構想意見収集(平成28年6月~8月) 全4回開催 延べ約70名来場 ④中間まとめ意見募集 応募件数28件 平成28年3月25日(金)~4月25日(月) 5 概要 (1) 「第1部 はじめに」 ・ 「第2部 まちづくりを取り巻く状況と見直しの視点」 第1部では、改定の目的、役割、目標年次や市の現況等を、第2部では、まちづくりの経 緯や取り巻く状況等を示し、これらを踏まえた6つのマスタープランの見直しの視点を整理 しています。 (2) 「第3部 全体構想と実現に向けた取組」 「まちの将来像」を設定し、この実現に向けた5つの「まちづくりの目標」とそれぞれを 推し進めるための戦略や「将来の都市構造」 、これらを下支えする「まちづくりの方針<部門 別>」を示しています。 (3) 「第4部 地域別構想」 西、中央、東地域の3地域に区分し、各地域のまちづくりの方針や大きなまちの動きが計 画されている鉄道駅周辺を「鉄道駅周辺地区」と定めて、各鉄道駅周辺地区のまちづくりの 方針等を示しています。 (4) 「第5部 都市計画マスタープランの推進」 第1章は、市民主体の地区まちづくりを推進するための考え方や、推進するための市民、 事業者、市の役割等を整理し、第2章では、まちづくりの推進のための市の取組み等を示し ています。 6 市民意見公募手続(パブリックコメント)の実施 (1) 期間 平成28年12月15日(木)から平成29年1月13日(金)まで (2) 方法 市ホームページ、持参、送付、ファクシミリ又は電子メール (3) 閲覧場所 都市計画課、市政資料コーナー、東部・西部出張所又は市ホームページ (4) 周知の方法 市ホームページ(平成28年12月15日掲載) 市報 (平成28年12月20日号) まちづくりサロン(説明会) チラシ等の配布 等
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