第 第5回 回イン 調 ンター 調 査 ーネッ 査 結 ト都政 結 果 政モ

平成
成28年
年度
第
第5回
回イン
ンター
ーネット都政
政モ
モニタ
ター
「2020 年に向
年 向けた
た実行
行プラ
ラン(仮称
称)
」
の策定
の 定に向
向けて
て
調 査 結 果
調 査 実 施 の 概 要
1
2
アンケートテーマ
「2020 年に向けた実行プラン(仮称)」の策定に向けて
アンケート目的
新しい東京を創っていくための新たな 4 か年計画「2020 年に向けた実行プラン
(仮称)
」策定の参考とするために実施する。
3
アンケート期間
平成 28 年 10 月 26 日(水)正午から 平成 28 年 11 月 1 日(火)正午まで
4
アンケート方法
インターネットを通じて、モニターがアンケート専用ホームページから回答
を入力する。
5
インターネット都政モニター数
499 人
6
回答者数
466 人
7
回答率
93.4%
「2020 年に向けた実行プラン(仮称)
」の策定に向けて
1 調 査 項 目
Q1
都の政策で関心がある分野
Q2
ユニバーサルデザインのまちづくり
Q3
交通政策
Q4
首都直下地震について
Q5
首都直下地震に向けた対策(ハード面)
Q6
首都直下地震に向けた対策(ソフト面)
Q7
資源やエネルギーに対する「もったいない」の意識
Q8
再生可能エネルギーや新しいエネルギー
Q9
暑さ対策
Q10 子供を産み育てやすい社会
Q11 高齢者が地域で安心して暮らせる社会
Q12 ライフ・ワーク・バランスの実現
Q13 ライフ・ワーク・バランスの実現に向けた課題
Q14 女性が活躍する社会に向けて
Q15 高齢者が活躍する社会に向けて
Q16 自由意見
2 アンケート回答者属性
送付数
回収数
499
466
-
93.4
男 性
250
229
49.1
91.6
女 性
249
237
50.9
95.2
20 代
68
56
12.0
82.4
30 代
91
84
18.0
92.3
40 代
100
90
19.3
90.0
50 代
73
72
15.5
98.6
167
164
35.2
98.2
37
35
7.5
94.6
200
179
38.4
89.5
全 体
性
別
年
代
別
60歳以上
自営業
職
業
別
有
常 勤
職
パート・アルバイト
回収率
62
60
12.9
96.8
106
103
22.1
97.2
20
17
3.6
85.0
74
72
15.5
97.3
東京都区部
346
324
69.5
93.6
東京都市町村部
153
142
30.5
92.8
主 婦
無
学 生
職
無 職
居住地域別
構成比
※ 集計結果は百分率(%)で示し、小数点以下第 2 位を四捨五入して算出した。
そのため、合計が 100.0%にならないものがある。
※ n(number of cases)は、比率算出の基数であり、100%が何人の回答者に相当するかを示す。
※ 回答方法・・・
(MA)=いくつでも選択、
(5MA)=5 つまで選択
1
首都直下地震、子育てや介護の体制整備、誰もが活躍できる都市の創造、環境政策の推進
など、東京を取り巻く社会経済情勢や都政に対する都民ニーズは、日々変化、多様化してお
り、今まさに都民ファーストの都政が求められています。
こうした中、東京都は、東京が抱える課題を迅速かつ的確に解決へと導いていくと同時に、
4 年後に控えた東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会の成功とその先の東京の未
来への道筋を明瞭化し、東京の更なる成長を創出していくことが必要です。
そこで、
“セーフ シティ”
“ダイバーシティ”
“スマート シティ”を実現し、
『新しい東京』
を創っていくための新たな 4 か年計画として「2020 年に向けた実行プラン(仮称)
」を年内を
目途に策定する予定です。
今回のアンケート調査では、都の政策に対する都民の皆さまの関心などをお聞きし、実行
プランの策定に当たっての参考とさせていただきます。
都の政策で関心がある分野
Q1 都の政策において、あなたの関心がある分野を、次の中から 5 つまで選んで下さい。
(5MA)
(n=466)
0%
20%
防 災
(耐震化・不燃化、集中豪雨対策、地域防災力の向上等)
治 安
(身近な犯罪等への対策、テロ対策、消費者被害防止等)
ま ち づ く り
(バリアフリー化、道路・鉄道・空港・港湾の整備、美しい都市景観形成など)
高 齢 者
(高齢者の施設・すまい確保、介護人材の確保・育成、認知症対策等)
医 療 ・ 健 康
(医療基盤の充実、医療人材の確保・育成、生活習慣病対策等)
子 育 て
(保育所整備、保育人材の確保・育成、児童虐待防止、ひとり親家庭支援等)
自 然 環 境
(公園・緑地の整備、水辺環境の整備、暑さ対策等)
教 育
(グローバル人材育成、英語教育、学力・体力向上、不登校・中途退学対策等)
雇 用 ・ 就 業
(若者・女性・高齢者の就業支援、非正規雇用対策、障害者雇用の促進等)
観 光
(観光プロモーション、ボランティア育成、観光案内の充実等)
芸 術 文 化
(芸術文化拠点の魅力向上、文化の国際的な発信等)
働 き 方
(ライフ・ワーク・バランスの実現、女性の活躍推進等)
エ ネ ル ギ ー
(省エネルギー・再生可能エネルギーの推進、水素等新エネルギーの活用等)
ス ポ ー ツ
(アスリート育成、スポーツ環境整備、障害者スポーツ振興等)
産 業
(国際ビジネス環境の整備、起業・創業支援、中小企業支援、都市農業等)
そ の 他
40%
60%
80%
65.7
56.4
47.6
42.5
41.4
35.4
29.4
24.0
23.4
22.1
20.2
18.9
17.2
9.2
8.4
2.1
【調査結果の概要】
都の政策で関心がある分野について聞いたところ、7 割近くが「防災」
(65.7%)を上
げ、以下、
「治安」
(56.4%)
、
「まちづくり」
(47.6%)
、
「高齢者」
(42.5%)
、
「医療・健
康」
(41.4%)が上位となっている。
2
【テーマ 1 まちづくり】
少子高齢・人口減少社会の本格的な到来、国際的な都市間競争の激化など、東京は様々な課
題に直面しています。
こうした状況を踏まえ、東京都では、バリアフリー化の推進による誰もが安心して過ごせる
環境の構築や陸・海・空の広域的な交通・物流ネットワークの形成による国際競争力の強化な
ど、まちづくりに関する政策を着実に実施しています。
ユニバーサルデザインのまちづくり
Q2 東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会を契機としたユニバーサルデザイン(※)先進
都市の実現に向けて、あなたが特に充実すべきと考えるものは何ですか。次の中から 2 つまで選ん
でください。
※ ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、国籍、個人の能力に関わらず、できるだけ多くの
人が利用可能なように、あらかじめ考慮して都市や環境をデザインすること
(2MA)
(n=466)
0%
20%
40%
鉄道駅のバリアフリー化(エレベーターやホーム
ドアの整備等)
56.4
道路のバリアフリー化(道路における段差解消、
視覚障がい者誘導用ブロック整備等)
37.6
公共施設におけるバリアフリー化(トイレ等の施設
改修、ICTを活用した案内サービスの充実等)
32.0
多言語対応の充実(観光案内所・病院・宿泊施
設・飲食店等における多言語対応等)
27.5
思いやりの心を醸成する心のバリアフリーの推進
(ヘルプマークの普及啓発、ヘルプカードの普及
促進等)
24.7
様々な障害の特性等に配慮した情報バリアフリー
の推進(バリアフリーマップの作成等)
その他
60%
11.8
2.6
※ ICT とは、Information and Communication Technology の略で、情報処理および情報通信に関連する諸分野に
おける技術・産業・設備・サービスなどの総称
※ ヘルプマークとは、援助や配慮を必要としていることが外見から分からない人が、援助を得やすくなるよう、
配慮を必要としていることを周囲の人に知らせるマーク
※ ヘルプカードとは、困っていることや支援が必要なことをうまく伝えられない障害のある人が、周囲に支援を
求める手段として活用するカード
【調査結果の概要】
ユニバーサルデザインのまちづくりについて、特に充実すべきことを聞いたところ、
6 割近くが「鉄道駅のバリアフリー化」
(56.4%)を上げ、以下、
「道路のバリアフリー
化」
(37.6%)
、
「公共施設におけるバリアフリー化」
(32.0%)
、
「多言語対応の充実」
(27.5%)
、
「思いやりの心を醸成する心のバリアフリーの推進」
(24.7%)
、
「様々な障害
の特性等に配慮した情報バリアフリーの推進」
(11.8%)の順となっている。
3
交通政策
Q3 利用者の視点から、あなたが特に充実すべきと考える交通政策は何ですか。次の中から 3 つまで
選んでください。
(3MA)
(n=466)
0%
20%
40%
60%
まちづくりとの連携による乗換の利便性向上(鉄
道相互の乗換の改善、バス乗り場の集約、鉄道と
バス・タクシー等との乗換の改善等)
63.9
ハード・ソフト両面からの通勤電車の混雑緩和対
策の実施
55.2
首都圏の人やモノの流れを加速させる、広域的な
道路ネットワークの形成(環状道路の整備、幹線
道路の整備等)
42.1
シェアサイクルの普及や自転車走行空間の整備
といった自転車利用環境の充実
33.9
首都圏の空港機能強化(羽田空港の年間発着枠
の拡大等)
23.6
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を
契機とした臨海部の交通ネットワークの充実
(BRTの導入、空港へのアクセス強化等)
23.2
水辺のにぎわい創出とあわせた水上交通ネット
ワークの充実
11.8
9.7
東京港の再構築による港湾物流の機能強化
その他
80%
2.8
【調査結果の概要】
交通政策ついて、特に充実すべきことを聞いたところ、約 6 割が「まちづくりとの連
携による乗換の利便性向上」
(63.9%)を上げ、以下、
「ハード・ソフト両面からの通勤
電車の混雑緩和対策の実施」
(55.2%)
、
「首都圏の人やモノの流れを加速させる、広域的
な道路ネットワークの形成」
(42.1%)
、
「シェアサイクルの普及や自転車走行空間の整備
といった自転車利用環境の充実」
(33.9%)
、
「首都圏の空港機能強化」
(23.6%)
、
「東京
2020 オリンピック・パラリンピック競技大会を契機とした臨海部の交通ネットワークの
充実」
(23.2%)と続いている。
4
【テーマ 2 防災対策(首都直下地震)】
平成 24 年に東京都防災会議が公表した「首都直下地震等による東京の被害想定」では、首都
直下地震が起きた場合、死者約 9,700 人、負傷者約 147,600 人、建物被害約 304,300 棟、帰宅
困難者約 517 万人と甚大な被害が想定されています。
こうした状況を踏まえ、東京都では、建築物の耐震化、木造住宅密集地域の不燃化、自助・共助・
公助による地域防災力の向上、無電柱化の推進など、災害に強いまちづくりを進めています。
首都直下地震について
Q4 首都直下地震に対して、あなたはどのような不安がありますか。次の中から 3 つまで選んでくだ
さい。
(3MA)
(n=466)
0%
20%
40%
60%
59.9
建物倒壊に巻き込まれること
48.9
火災に巻き込まれること
家族・友人などと連絡がとれず安否が確認
できなくなること
物資や電力が足りなくなり被災後の生活に
困ること
38.4
33.5
27.5
自宅の倒壊など財産が失われること
23.0
転倒した家具や什器の下敷きとなること
学校の体育館などの慣れない環境で避難
生活を送ること
21.2
15.2
社会の混乱により経済活動に支障が出ること
帰宅困難者となり家に帰れなくなること
津波に巻き込まれること
その他
12.7
6.4
2.8
【調査結果の概要】
首都直下地震で不安なことを聞いたところ、6 割近くが「建物倒壊に巻き込まれるこ
と」
(59.9%)を上げ、以下、
「火災に巻き込まれること」
(48.9%)
、
「家族・友人などと
連絡がとれず安否が確認できなくなること」
(38.4%)
、
「物資や電力が足りなくなり被災
後の生活に困ること」
(33.5%)
、
「自宅の倒壊など財産が失われること」
(27.5%)と続
いている。
5
首都直下地震に向けた対策(ハード面)
Q5 首都直下地震の発生に備えて行政がとるべきハード面の対策(施設整備等)として、あなたは何
が重要だと思いますか。次の中から 3 つまで選んでください。
(3MA)
(n=466)
0%
20%
40%
60%
65.5
防災上重要な公共建築物(学校、災害拠点病院等)の耐震化
上下水道施設の耐震・耐水対策(災害時の水道給水や下水道
機能の確保)
54.3
災害拠点病院の整備(災害時の医療提供体制)
40.3
緊急輸送道路の沿道建築物の耐震化、橋梁の耐震化
34.5
木造住宅密集地域の不燃化
32.8
無電柱化の推進(震災時の電柱倒壊による道路閉塞の防止)
31.3
河川・港湾施設の地震・津波対策
13.7
港湾施設の耐震化(災害時の緊急輸送機能の確保)
その他
80%
9.7
2.4
【調査結果の概要】
首都直下地震に向けた対策(ハード面)について、行政がとるべきことを聞いたとこ
ろ、7 割近くが「防災上重要な公共建築物」
(65.5%)を上げ、以下、
「上下水道施設の
耐震・耐水対策」
(54.3%)
、
「災害拠点病院の整備」
(40.3%)
、
「緊急輸送道路の沿道建
築物の耐震化、橋梁の耐震化」
(34.5%)
、
「木造住宅密集地域の不燃化」
(32.8%)
、
「無
電柱化の推進」
(31.3%)と続いている。
6
首都直下地震に向けた対策(ソフト面)
Q6 首都直下地震の発生に備えて行政がとるべきソフト面の対策(防災訓練等)として、あなたは何
が重要だと思いますか。次の中から 3 つまで選んでください。
(3MA)
(n=466)
0%
20%
40%
60%
災害時に共助の核となる地域コミュニティ
(町会や消防団等)の支援
55.4
46.1
帰宅困難者のための一時滞在施設の確保
防災訓練(バーチャルリアリティ技術を活用
した災害の疑似体験等)
32.4
「東京防災」を活用した学習セミナーによる
知識の普及
26.8
ツイッターやウェブサイトを活用した避難の
参考となる被災情報の発信
26.0
ドローンやロボット等を活用した救助機関等
による救援活動
25.5
不燃化・耐震化がされていない建物の場所
が分かる地図の公表
25.3
乳児用の救援物資(液体ミルク等)の確保
19.5
宿泊防災訓練等による学校教育
その他
16.7
2.6
※ 「東京防災」とは、東京の地域特性や都市構造、都民のライフスタイルなどを考慮し、災害に対する事前の備
えや発災時の対処法など、今すぐ活用でき、いざというときにも役立つ情報を分かりやすくまとめた完全東京仕
様の防災ブック。(都が平成 27 年 9 月 1 日より都内の各家庭に配布、現在は有料で販売)
【調査結果の概要】
首都直下地震に向けた対策(ソフト面)について、行政がとるべきことを聞いたとこ
ろ、6 割近くが「災害時に共助の核となる地域コミュニティ(町会や消防団等)の支援」
(55.4%)を上げ、以下、
「帰宅困難者のための一時滞在施設の確保」
(46.1%)
、
「防災
訓練(バーチャルリアリティ技術を活用した災害の疑似体験等)
」
(32.4%)
、
「
『東京防災』
を活用した学習セミナーによる知識の普及」
(26.8%)
、
「ツイッターやウェブサイトを活
用した避難の参考となる被災情報の発信」
(26.0%)
、
「ドローンやロボット等を活用した
救助機関等による救援活動」
(25.5%)
、
「不燃化・耐震化がされていない建物の場所が分
かる地図の公表」
(25.3%)と続いている。
7
【テーマ 3 環境とエネルギー】
東京都は、世界で最も環境負荷の少ない都市を目指して、キャップ&トレード(※)制度の創
設や水素エネルギーの活用拡大等、様々な環境施策に取り組んできました。一方、エネルギー
需給問題、食品ロス、ヒートアイランド現象等、多くの問題も存在しています。
こうした状況を踏まえ、東京都では、豊かな環境を次世代に引き継いでいくため、更なる省
エネルギー化、再生可能エネルギーの利用拡大、暑さ対策など、環境先進都市の実現に向けた
取組を進めています。
※ キャップ&トレードとは、個々の事業所等に温室効果ガスの排出量の上限を定めて、排出削減の確実な実施
を担保するとともに、その過不足を取引によって移転又は獲得することを認める制度
資源やエネルギーに対する「もったいない」の意識
Q7 持続可能な社会の実現に向けて、3R(Reduce リデュース、Reuse リユース、Recycle リサイク
ル)を進めなければなりません。
そこで、あなたが日常生活で「もったいない」と身近に感じるものは何ですか。次の中から 3
つまで選んでください。
(3MA)
(n=466)
0%
20%
40%
60%
食品ロス(賞味期限切れ食品の廃棄、飲食店の食べ残し
の廃棄等)
80%
100%
82.6
過剰包装(商品の過剰な緩衝材・包装材、使わない
レジ袋等)
53.2
リサイクルの不徹底(再利用可能な衣服、ペットボトル
・瓶・缶等の廃棄等)
32.8
使い捨て用品(使い捨てコップ・箸・食器等)
30.0
電気の無駄使い(人がいない部屋の照明・冷暖房等)
29.8
紙の無駄使い(不要なコピー、片面印刷等)
21.2
水の無駄使い(食器洗いや洗面時の水の流しっぱなし等)
17.8
ガソリンの無駄使い(自動車のアイドリング等)
10.3
その他
3.0
【調査結果の概要】
資源やエネルギーに対する「もったいない」の意識について、身近に感じることを聞
いたところ、約 8 割が「食品ロス」
(82.6%)を上げ、以下離れて、
「過剰包装」
(53.2%)
、
「リサイクルの不徹底」
(32.8%)
、
「使い捨て用品」
(30.0%)
、
「電気の無駄使い」
(29.8%)と
続いている。
8
再生可能エネルギーや新しいエネルギー
Q8 再生可能エネルギーや新しいエネルギーとして、あなたが特に有効だと思うものは何ですか。次
の中から 3 つまで選んでください。
(3MA)
(n=466)
0%
20%
40%
太陽光発電(エコハウス・スマートハウス、ビルや
マンション等に設置)
80%
68.0
風力発電(沿岸部・海洋上・山間部、工場やビル
の敷地内に設置)
39.7
38.2
廃棄物発電(可燃ごみの焼却)
35.0
熱エネルギー(太陽熱、地中熱、下水道の排熱等)
バイオマス発電(間伐材や食品ごみ等を利用)
31.3
水素エネルギー(再生可能エネルギー等によって
CO₂を排出しないで製造)
28.5
小水力発電(河川や上下水道の水の落差を利用)
18.2
バイオ燃料(植物等から製造)
その他
60%
16.7
1.7
【調査結果の概要】
再生可能エネルギーや新しいエネルギーについて、特に有効だと思うことを聞いたと
ころ、7 割近くが「太陽光発電」
(68.0%)を上げ、以下離れて、
「風力発電」
(39.7%)
、
「廃棄物発電」
(38.2%)
、
「熱エネルギー」
(35.0%)
、
「バイオマス発電」
(31.3%)
、
「水
素エネルギー」
(28.5%)と続いている。
9
暑さ対策
Q9 近年、東京では猛暑日や熱帯夜が増加し、熱中症患者も急増しています。猛暑による暑さを軽減
するため、あなたが特に有効だと思うものは何ですか。次の中から 3 つまで選んでください。
(3MA)
(n=466)
0%
20%
40%
60%
路面温度の上昇を緩和する遮熱性舗装・保水性舗装の整備
55.4
木陰を提供する街路樹等の緑の整備
53.6
温室効果ガスの排出削減等の地球温暖化対策の推進
47.0
エアコン室外機や自動車等からの排熱の低減
44.8
サマータイムの導入(朝の涼しい時間の活用等)
26.8
クールビズの励行
20.8
街中で涼めるクールスポットの創出(ドライ型ミストの導入等)
20.4
道路等への散水(打ち水の実施等)
12.9
その他
2.6
【調査結果の概要】
暑さ対策について、特に有効だと思うことを聞いたところ、
「路面温度の上昇を緩和す
る遮熱性舗装・保水性舗装の整備」
(55.4%)
、
「木陰を提供する街路樹等の緑の整備」
(53.6%)
、
「温室効果ガスの排出削減等の地球温暖化対策の推進」
(47.0%)
、
「エアコン
室外機や自動車等からの排熱の低減」
(44.8%)の 4 つの対策が 5 割前後で並んでいる。
10
【テーマ 4 少子高齢・人口減少社会】
東京の人口は、2020 年をピークに減少に転じ、さらに 2025 年には4人に1人が高齢者とな
る一方で、年少人口は1割を下回ることが見込まれており、労働力不足などによる社会の活力
の低下が懸念されています。
こうした状況を踏まえ、東京都では、保育サービスの充実、子育て支援、高齢者が地域で安
心して生活できる基盤の整備など、少子高齢・人口減少社会においても安心して暮らせる社会
の実現に向けた取組を進めています。
子供を産み育てやすい社会
Q10 希望する人が地域で安心して子供を産み育てることができる社会を実現するために、あなたが
特に有効だと思うものを 3 つまで選んでください。
(3MA)
(n=466)
0%
20%
40%
60%
育児と両立しやすい働き方の推進(長時間労働の
是正や在宅勤務の導入等)
50.4
43.6
保育士等の人材確保・育成
41.2
保育所の設置促進
延長保育や病児保育等、多様なニーズへの対応
29.8
安定した雇用の促進(非正規雇用から正規雇用
への転換等)
29.8
子供の進学に伴う学費負担の軽減
28.5
育児期間中の経済的負担の軽減(手当の支給、
医療費助成等)
26.6
男女共に育児休暇を取得しやすい職場環境の整備
23.6
子育てについて相談できる場や機会の充実
その他
7.5
2.8
【調査結果の概要】
子供を産み育てやすい社会について、特に有効だと思うことを聞いたところ、
「育児と
両立しやすい働き方の推進」
(50.4%)
、
「保育士等の人材確保・育成」
(43.6%)
、
「保育
所の設置促進」
(41.2%)の 3 つが 5 割前後で並び、以下、
「延長保育や病児保育等、多
様なニーズへの対応」
(29.8%)
、
「安定した雇用の促進」
(29.8%)と続いている。
11
高齢者が地域で安心して暮らせる社会
Q11 高齢者ができる限り住み慣れた地域で、安心して自分らしく生活するために、あなたが特に有
効だと思うものを 3 つまで選んでください。
(3MA)
(n=466)
0%
20%
40%
60%
49.4
在宅生活を支える各種介護サービス等の充実
施設やすまいの整備(特別養護老人ホーム、サービス
付き高齢者向け住宅等)
41.6
37.3
高齢者の就業機会や地域で活躍する機会の創出
日常生活の困りごとへの支援(家事援助、外出支援、
見守り等)
36.7
介護人材の確保・育成
32.0
救急医療体制や在宅療養支援体制の充実
28.8
健康づくりの推進(がん対策、生活習慣病対策等)
27.3
認知症対策の推進
その他
26.4
2.8
※ サービス付き高齢者向け住宅とは、バリアフリー化され、安否確認サービス、緊急時対応サービス、生活相談
サービス等の付いた住宅として都道府県等に登録された住宅
【調査結果の概要】
高齢者が地域で安心して暮らせる社会について、特に有効だと思うことを聞いたとこ
ろ、5 割近くが「在宅生活を支える各種介護サービス等の充実」
(49.4%)を上げ、以下、
「施設やすまいの整備」
(41.6%)
、
「高齢者の就業機会や地域で活躍する機会の創出」
(37.3%)
、
「日常生活の困りごとへの支援」
(36.7%)
、
「介護人材の確保・育成」
(32.0%)
と続いている。
12
【テーマ 5 誰もが活躍できる社会】
将来にわたりゆとりを実感し、人生の様々な出来事(結婚、出産、介護等)に対応できるラ
イフ・ワーク・バランス(生活と仕事の調和)を実現するため、長時間労働の是正等、働き方
の見直しが望まれています。
こうした状況を踏まえ、東京都では、ライフ・ワーク・バランスを推進し、若者や女性、高
齢者など全ての人が活躍できる社会の実現に向けた取組を推進しています。
ライフ・ワーク・バランスの実現
Q12 あなたは、自分自身のライフ・ワーク・バランスが図られていると思いますか。
(n=466)
思わない
37.8%
思う
62.2 %
【調査結果の概要】
ライフ・ワーク・バランスの実現について、自分自身バランスが図られていると思う
かと聞いたところ、
「思う」
(62.2%)が約 6 割、
「思わない」
(37.8%)は 4 割近くとな
っている。
13
ライフ・ワーク・バランスの実現(属性別)
思う
性
思わない
全体
(n=466)
男 性
(n=229)
女 性
(n=237)
20 代
(n=56)
30 代
(n=84)
40 代
(n=90)
50 代
(n=72)
60歳以上
(n=164)
自営業
(n=35)
常 勤
(n=179)
57.5
42.5
パート・
アルバイト
(n=60)
56.7
43.3
主 婦
(n=103)
学 生
(n=17)
無 職
(n=72)
区部
(n=324)
市町村部
(n=142)
62.2
37.8
61.1
38.9
別
63.3
36.7
50.0
50.0
53.6
46.4
年
代
48.9
51.1
別
職
36.1
63.9
23.8
76.2
71.4
28.6
業
別
居
住
地
域
別
66.0
58.8
34.0
41.2
69.4
60.2
66.9
14
30.6
39.8
33.1
ライフ・ワーク・バランスの実現に向けた課題
Q13 Q12 で「思わない」を選んだ方にうかがいます。
ライフ・ワーク・バランスの実現に向けて、あなたはどのような課題があると思いますか。次
の中から 3 つまで選んでください。
(3MA)
(n=176)
0%
20%
40%
職場全体の業務量が多く、長時間労働が恒常化
している
39.8
33.5
自分のライフスタイルに合った職業がない
30.1
職場で担当する業務量に偏りがある
突発的な業務が発生しやすく、業務の調整を図り
にくい
就業形態に合わせた子育て・介護等のサービス
が不足している
28.4
24.4
23.3
会議時間が長い、無駄な資料作成が多い
20.5
職場の上司や同僚が残業しているため帰りにくい
家庭における家事・育児の分業が進んでいない
17.6
長時間労働が良い業績評価につながっている
13.6
その他
8.0
【調査結果の概要】
Q12 で、自分自身のライフ・ワーク・バランスが図られていると「思わない」を選ん
だ方 176 名に、ライフ・ワーク・バランスの実現に向けた課題について聞いたところ、
4 割近くが「職場全体の業務量が多く、長時間労働が恒常化している」
(39.8%)を上げ、
以下、
「自分のライフスタイルに合った職業がない」
(33.5%)
、
「職場で担当する業務量
に偏りがある」
(30.1%)
、
「突発的な業務が発生しやすく、業務の調整を図りにくい」
(28.4%)
、
「就業形態に合わせた子育て・介護等のサービスが不足している」
(24.4%)
と続いている。
15
女性が活躍する社会に向けて
Q14 女性が社会で幅広く能力を発揮して活躍するために、あなたが特に有効だと思うものを 3 つま
で選んでください。
(3MA)
(n=466)
0%
20%
40%
60%
61.2
多様な働き方(短時間勤務制度やテレワーク等)
39.5
ライフ・ワーク・バランス(長時間労働の縮減等)
女性が働きやすい職場の雰囲気
34.5
女性が働きやすい設備(ベビールームや授乳室等)
29.2
保育所の設置促進
29.0
男女共に育児休暇を取得しやすい職場環境の整備
27.9
キャリアアップや業績評価等の制度
19.7
各種介護サービスの充実
18.0
男性の家事・育児時間の増加
17.0
その他
4.7
【調査結果の概要】
女性が活躍する社会について、特に有効だと思うことを聞いたところ、約 6 割が「多
様な働き方」
(61.2%)を上げ、以下離れて、
「ライフ・ワーク・バランス」
(39.5%)
、
「女性が働きやすい職場の雰囲気」
(34.5%)
、
「女性が働きやすい設備」
(29.2%)
、
「保
育所の設置促進」
(29.0%)
、
「男女共に育児休暇を取得しやすい職場環境の整備」
(27.9%)
と続いている。
16
高齢者が活躍する社会に向けて
Q15 高齢者が、これまでに培ってきた能力や経験を生かして社会で活躍するために、あなたが特に
有効だと思うものを 3 つまで選んでください。
(3MA)
(n=466)
0%
20%
40%
60%
55.4
健康で暮らせる生活の維持
51.1
体力や気力に応じた多様な働き方
50.0
経済的に安定した生活
37.8
ボランティア活動等、身近な社会貢献の機会
31.8
趣味・スポーツ・学習に気軽に取り組める環境
若者や子育て世代との世代間交流
23.6
医療提供体制の整備
20.8
バリアフリー化等、安心して暮らせるまちづくり
その他
13.5
1.3
【調査結果の概要】
高齢者が活躍する社会について、特に有効だと思うことを聞いたところ、
「健康で暮ら
せる生活の維持」
(55.4%)
、
「体力や気力に応じた多様な働き方」
(51.1%)
、
「経済的に
安定した生活」
(50.0%)の 3 つが 5 割を超え、以下、
「ボランティア活動等、身近な社
会貢献の機会」
(37.8%)
、
「趣味・スポーツ・学習に気軽に取り組める環境」
(31.8%)
と続いている。
17
自由意見
Q16 東京都は、
“セーフ シティ”
“ダイバーシティ”
“スマート シティ”を実現し、
『新しい東京』
を創っていくための新たな 4 か年計画として「2020 年に向けた実行プラン(仮称)
」を策定する
予定です。
Q1 で掲げた下記の政策分野を参考に、新たな実行プラン策定に向けてご意見をお書きくださ
い。
※ 3 つのシティ
セーフ シティ(もっと安心、もっと安全、もっと元気な首都・東京)
ダイバーシティ(女性も、男性も、子供も、シニアも、障害者もいきいき生活できる、活躍できる都市・東京)
スマート シティ(世界に開かれた、環境先進・国際金融都市・東京)
(n=303)
(1) 3 つのシティについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
51 件
(2) Q1 で掲げた政策分野について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 167 件
(3) 上記以外(総論など)の意見 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
85 件
(主なご意見)
(1) 3 つのシティについて 51 件
○ まずは何よりセーフシティ、首都直下型地震に向けた対策を推進していただきたい。
(女性 20 代 練馬区)
○ 東京に生活するものとしての最大の関心は、安心、安全、健康。3 つのシティの内のセー
フシティを最も重視して欲しいと思う。そのための政策を着実に実施して欲しい。
3 つのシティのそれぞれは、必ずしも両立できるものばかりではない。開かれた街になれ
ば安全性が犠牲になることもある。そうならないようにしっかり優先順位をつけて、混乱
を生じさせないよう、慎重かつ着実に進めて欲しいと思う。
(女性 50 代 練馬区)
○ ダイバーシティについては、以前より声高に叫ばれているが、具体的な施策がなされな
いまま現在まで来てしまっている気がします。企業などと連携し、具体的な案についても
っと様々な声を上げるべきだと考えます。
(男性 40 代 練馬区)
○ ダイバーシティを目指すことに賛成。特に子育て、貧困児童の解消、教育の機会均等な
ど子供や若者が生き生きと育って、独立した社会人として活躍し、また国民の義務を果た
すことのできることが将来の日本にとって重要。
(男性 60 歳以上 世田谷区)
○ 4 年後に 3 つのシティを実行するのは不可能だと思うので、オリンピックに焦点を当てる
とすると、スマートシティに力を注ぐべきだと感じた。
(男性 30 代 荒川区)
18
○ 3 つのシティを実現させるために、一度にすべてをというのは無理でしょうから、政策分
野の各事項を取り掛かれるものから順に 4 か年に分けて、確実に実行していくことが大切
だと思います。具体的には、どれを優先して行えば良いのかはわかりませんが、それぞれ
の分野の専門家(評論家・著名人といった方ではなく、実際にその分野の仕事に実際に携
わっている方々)の意見をできる限り取り入れて、実現させるのが良いのではないかと感
じています。
(女性 50 代 渋谷区)
(2) Q1 で掲げた政策分野について 167 件
○ 地形上のポテンシャルが高い運河開発を推進して、水の都を目指して欲しい。
総じて水辺の護岸が汚いので、丁寧に開発を進めてお洒落な水上交通を都内に張り巡ら
せてください。
(男性 40 代 港区)
○ ゆとりの感じられる街づくり。緑が多く公共交通機関のバランスが取れた街。結果、安
心安全が担保されていることが感じられる街。無理無駄矛盾のない行政機関。これらを最
優先課題として個々の施策作成、実現にまい進すること。 (男性 60 歳以上 町田市)
○ 首都圏の鉄道駅すべてにホームドアを設置することが理想だと思う。痛ましいホームか
らの転落事故を皆無にしたい。これが実現すれば世界に誇れるものだと思う。
それと無電柱化について、これは災害時の安全面だけでなく都市の景観・美化にとって
も関係してくる。高いところから低いところに落ちるとか、地上に立てたものが倒れるの
は自然の摂理のようなもので、常に危険性をはらんでいると思う。
(女性 60 歳以上 板橋区)
○ 安全安心なまちづくりが最も重要と考えます。大震災が東京で発生した場合、津波など
で全てが失われてしまうことも考えられ、災害への対策は、第一に行う必要があると感じ
ています。2020 年のオリンピック・パラリンピックを成功させるためにも、防災関連の政
策分野は、早急に進めるべきだと思います。
(女性 60 歳以上 町田市)
○ 近頃は、想定外の自然災害が多く、テロなども頻繁に発生しているので普通に生活して
いても、いつなんどき事件や災害に巻き込まれるかもしれないという不安が付きまといま
す。2020 年オリンピック・パラリンピックでは、世界中からたくさんの方が東京に来て、
また、そういう事件など起こらないか心配です。テロ対策や自然災害への対策には、特に
力を入れていただきたいです。
(女性 60 歳以上 町田市)
○ あくまで統計的な数字ではありませんが、以前より治安が悪くなった気がします。まず
は、安全性の充実が一番重要だと思います。
(女性 40 代 武蔵野市)
○ 芸術文化の分野の取り組みに特に力が入っていると感じています。リオオリンピック閉
会式で見せたスマートの部分が、2020 年に更に素晴らしいものになることを期待します。
(女性 20 代 新宿区)
19
○ とりあえず 2020 年のオリンピック・パラリンピックに向けて、アスリートの育成や環境
整備は大変重要と考えますが、その後の東京にとっても高齢者の健康維持という観点から
スポーツは重要な政策分野と考えます。
日々の暮らしにスポーツを取り入れる環境を整えるだけでなく、高齢者のスポーツ競技
会にもスポットを当ててはどうでしょうか。目標ややりがいがあれば、高齢者もスポーツ
を継続できます。結果、健康寿命が延びれば、医療費や介護問題も多少軽減できるのでは
ないでしょうか。高齢者のスポーツ振興をお願いします。
(女性 50 代 渋谷区)
○ 2020 年に向けて、オリンピックを成功させるために、観光に力をいれてほしい。
羽田空港の充実、道路、鉄道の整備はもちろんですが、英語教育に力を入れてほしい。
これは、若い人ばかりでなく、高齢者も簡単な会話ができるように、地区の中で安く学べ
るようになると良いと思います。
(男性 60 歳以上 日野市)
○ 共働き世帯の育児支援の充実と多様な働き方の整備を併せて実施することで、都全体の
パフォーマンスを改善できると思う。
(男性 30 代 練馬区)
○ 保活中です。全く入れる確証のある保育園がありません。認可、認証、認可外あわせて
すでに 30 園ほど見学をしました。1 日 3 園回ったり、毎日が保育園見学に追われる日々を
この 3 カ月過ごしてます。都知事は「待機児童を死語にする」とおっしゃっていましたが、
それは 2020 年までの目標でしょうか。
母親たちは、その間に保育園に入らず離職を余儀なくされます。もっともっとスピード
を上げて取り組んでいただきたい。私たちは子供を育て、かつ働いて税金を払い、都を国
を活性化させようと頑張っていくつもりです。
(女性 40 代 墨田区)
○ 子どもへの虐待事件が増えていることが気になる。
「こども食堂」のように、こどもを周
囲が見守れる環境やしくみ作りをぜひご検討いただきたい。 (女性 40 歳 調布市)
○ 高齢者の生活の場所をたくさん作る。低住宅や特別養護老人ホームに入りやすくする。
(男性 20 代 八王子市)
○ 高齢者が今後もっと増加すると思われる。豊かな老後を高齢者が送っている姿を見るこ
とで、若い世代が今後の自分達の生活への励みになると思う。まず、高齢者の生活の充実
を図るような政策を第一に、実行プランを策定してもらいたい。
(女性 60 歳以上 八王子市)
○ 東京だけでなく、日本全体で人口の高齢化に伴う医療制度の改善が求められています。
しかし、その対策については、誰がどのようにリードするのか明確ではありません。多
くの課題の中からどんな施策を選定するのか、誰が推進して行くのかを知りたいです。
都民の声と都庁サイドの意見のすり合わせをする機会を作って、具体策を具現化するの
が良いのではないでしょうか。
(女性 30 代 目黒区)
○ いろいろあるが、ブラック企業対策を何とかしてほしい。せっかくの労働力がダメにな
ってしまっている。女性の活躍の推進ももちろん賛成だが、それ以上に会社に潰されて働
20
けなくなっている人材が多数いると思う。
(女性 30 代 足立区)
○ 一番重要なのは、安定した雇用と労働環境の整備です。その中で特に重要なのは、非正
規雇用の正規雇用への転換です。望ましいのは、法的に非正規雇用を禁止し、全ての雇用
を正規雇用とすることです。
現在の様々な問題、わけても人口減少の根本的原因は、非正規雇用による不安定な労働、
収入による出産率の低下と言っていいと思います。できるだけ非正規雇用を少なくし、正
規雇用を増やすようあらゆる方策を動員すべきです。
(男性 60 歳以上 練馬区)
○ 女性の活躍を考える機会が増えていますが、制度だけが加速し、現場は男性や独身女性
等の過重労働へつながっています。育児時間ができたばかりの時に取得し、周囲へ負い目
を感じながら、迷惑をかけてきた者として、手厚い制度に心苦しく思うこともありました。
育児や介護をしている人、していない人、また、病気と闘いながら勤務する人、しない人、
皆にとって平等な社会になるよう工夫が必要です。
(女性 30 代 大田区)
○ 子供の時代から実地も含めた教育が肝要。机上の勉強からは十分に理解できないから。
(男性 50 代 武蔵野市)
○ いろいろな弱者に対して、優しい気持ちになれるような教育を、小さい時から学習でき
る場がたくさんほしい。
(女性 60 歳以上 練馬区)
○ 東京オリンピック・パラリンピックまで 4 年を切りましたが、4 年後の東京の夏は、今よ
り熱いと思います。道路に樹木が少ないし、暑くても影になる場所とか公共のトイレとか
ベンチも少ないと思います。高齢者も増えるので、一休みができるところがあってもいい
のではないでしょうか。
(女性 60 歳以上 江戸川区)
(3) 上記以外(総論など)の意見 85 件
○ どれも必要。具体的な目標数値があるといい。
(女性 20 代 小金井市)
○ 政策自体は素晴らしいと思いますが、3 年でどこまで達成できるか、どのくらいの資金が
必要になってくるかも気になります。政策に伴う問題点も公表して欲しいです。
(女性 20 代 調布市)
○ 各政策分野について、何をいつまでにどうするのかと端的にわかるようにしてほしい。
そして、その結果、都民の生活がこうなることによって、こういった波及効果があり、ま
た、財源はこういった財源を活用し、他の政策との連動性がありますなど、実際にビジョ
ンが見えるようなものにしてほしい。
(女性 30 代 港区)
○ 策定したプランが、適切に実行されているかを評価する仕組みを作ることが大切だと思
います。
(男性 30 代 大田区)
21
○ 2020 年を単なるオリンピックイヤーとするのでなく、オリンピックを契機として、首都
東京を国際都市 TOKYO に脱皮する機会としてほしい。
それにあたっての施策は、個別具体的になると思いますが、大目的を持った上でぶれな
い判断による政策運営をしていってほしいです。
(男性 30 代 豊島区)
○ すべての政策に力を入れると、すべてがぼんやりとして中途半端に感じてしまう。最も
重視するもの、その次に力を入れるものと分けて、成果がわかるようにならないと、せっ
かく取り組んでも都民に伝わらないと思います。
(女性 30 代 杉並区)
○ 多岐にわたる政策分野があるが、小規模の小手先だけの実行プランではなく、2020 年の
先にも続いて行くような、根本的に状況を改善していくプランを打ち出してほしい。
現在抱えている問題の表面的な部分だけでなく、根本まで立ち返り、どうして今そうな
っているのかということを考えないことには、名前ばかりの四カ年計画になってしまうと
思う。
(女性 30 代 港区)
○ 具体的な時期、数値を掲げて実行して欲しい。常に見える化が必要かつスピード感を持
って取り組んで欲しい。また掲げた政策が多すぎて、本当に実行できるのかという不安も
感じます。
(女性 40 代 杉並区)
○ 何時になったら計画が実現されるのでしょうか。ここに記載されいる件は、何年も何年
も前から叫ばれています。実感することが出来るのは何時なんでしょうね。色々な事を計
画するより、都民が一番必要としていることをコンパクトに考えてほしい。
(女性 60 歳以上 新宿区)
○ Q1 で揚げた政策分野は、どれも必須の事項だと考える。しかし、4 か年という期限内で
計画し、実行することが可能かといえば、この政策分野を全て実現することは、ほとんど
不可能だと私は推測する。だから、まず第一にこの中で優先順位を決めることが大切であ
る。しかも、この優先順位の選択は、客観的に都民の視点からであるべきだと私は強調し
たい。次にこの計画が 4 年先の東京五輪だけを全ての目標としないで、その先のことも見
据えた上に計画されていくことが重要である。そして私は、そのように希望する。
(女性 60 歳以上 国分寺市)
○ 掛け声だけに終わらないように願います。オリンピックの成功も大事ですが、都民の生
活を忘れないでください。まずは安心して暮らせることが一番です。
(女性 60 歳以上 板橋区)
22