Endpoint Security 10.5.0 リリース ノート - Knowledge Center

リリース ノート
McAfee Endpoint Security 10.5.0
McAfee ePolicy Orchestrator 用
目次
このリリースについて
新機能
解決された問題点
インストール手順
既知の問題
製品マニュアル
このリリースについて
このドキュメントには、本リリースに関する重要な情報が記載されています。 ドキュメント全体をよくお読みくださ
い。
プレリリース版のソフトウェアは自動アップグレードの対象外です。 リリースされたソフトウェア製品にアップグレ
ードするには、既存のバージョンを削除する必要があります。
新機能
最新リリースでは、次の機能が新たに追加されています。
1
適応型脅威対策の機能強化
脅威情報の名称が適応型脅威対策に変わりました。
•
アプリケーションの動的隔離 - アプリケーションの特定のインスタンスを隔離できるようになりました。
•
新しい McAfee 定義クエリー - Real Protect の事前定義クエリーが追加されました。
•
Real Protect スキャナー - エンドポイントで不審なファイルとアクティビティを調査します。機械学習の技術
を駆使して不正なパターンを検出します。 スキャナーは、この情報を使用してゼロデイ マルウェアを検出しま
す。
適応型脅威対策 は、McAfee ePO Cloud で管理されているシステムで使用できません。
ファイアウォールの機能強化
HTTPS プロトコルを使用してドメインとの接続状況を確認できます。
脅威対策の機能強化
•
オンデマンド スキャンに Windows レジストリのスキャン場所を設定できます。
•
カスタム アクセス保護ルールを作成して Windows サービスを保護できます。
•
エクスプロイト防止シグネチャとアプリケーション保護ルールを管理できます。
•
Endpoint Security 脅威対策: 誤検知軽減イベント クエリーを使用して、誤検知軽減イベントを表示できます。
Web 管理の機能強化
•
64 ビット版 Firefox のサポート。
エンドポイント移行アシスタントの機能強化
•
システム ツリー全体または 1 つのグループの設定を自動的に移行できます。
•
脅威対策ポリシーでワークステーションとサーバーの設定を同時に移行できます。
•
ファイアウォールの信頼されたアプリケーションをアクセス保護に自動的に移行できます。
•
すべてのエクスプロイト防止機能をサポートするため、他のファイアウォール シグネチャも移行されます。
解決された問題点
最新リリースでは、次の問題が解決されています。 以前のリリースで解決された問題点については、該当するリリー
スのリリース ノートを参照してください。
2
•
McAfee Endpoint Security 10.2 リリース ノート - PD26588
•
McAfee Endpoint Security 10.1 パッチ 2 リリース ノート - PD26322
•
McAfee Endpoint Security 10.1 パッチ リリース ノート - PD26448
•
McAfee Endpoint Security 10.1 リリース ノート - PD26220
•
McAfee Endpoint Security 10.0 パッチ リリース ノート - PD26003
•
McAfee Endpoint Security 10.0 リリース ノート - PD25363
インストール
参照
解決策
1164762 Endpoint Security のインストール中に VSCore が正常にインストールされるようになりました。
1162713 インストール後に DAT バージョンが正しく更新されるようになりました。
1157462 Endpoint Security のインストール中にサードパーティ ソフトウェアが自動的に削除されるようにな
りました。
1140210 脅威対策が実行されているサーバー上のファイルにアクセスしても、クライアントで Windows エクス
プローラーが停止しなくなりました。
共通設定
参照
解決策
1156420 カスタム オンデマンド スキャン クライアント タスクで [システムがプレゼンテーション モードの場
合にスキャンを実行しない] を選択しても、システムのロック時にスケジュール スキャンが正しく実行
されるようになりました。
1151408 以前のリリースでは、週ごとの実行を設定したカスタム オンデマンド スキャンが毎日実行される場合
がありましたが、この問題は解決されています。
1149816 システム リストアを実行したときに、アクセス拒否エラー メッセージが表示されなくなりました。
脅威対策
参照
解決策
1158941 Endpoint Security プラットフォームのカスタム プロパティを使用してクエリーを実行しても、予期し
たデータを取得できるようになりました。
1158562 システムの再起動後に [システム起動時にオンアクセス スキャンを有効にする] が再度有効になること
はありません。
1157626 Endpoint Security のインストール後にサーバーでブルー スクリーン (BugCheck 3b) が発生しなく
なりました。
1155418 Endpoint Security が次の証明書を中間証明機関ストアに正しく保存するようになりました。
• COMODO RSA Code Signing CA
• Verisign Class 3 Code Signing 2010 CA
1154040 自動応答の通知メールを送信したときに、[ターゲットのファイル名] フィールドに正しいフルパスとフ
ァイル名が表示されるようになりました。
1146894 ネットワーク共有フォルダーから StataSE アプリケーションを実行しても、クライアント システムが
停止しなくなりました。
1146604 クエリー結果に、ユーザーに表示権限のあるグループのシステムだけが含まれるようになりました。
1144864 Sophos LAN Crypt と脅威対策をインストールしても、ブルー スクリーンが発生しなくなりました。
ファイアウォール
参照
解決策
1156143 ポリシーを施行したときに、[mfefw.exe] で CPU が占有されなくなりました。
1153020 Endpoint Security ファイアウォールのプロパティ変換ツール サーバー タスクを実行したときに、有
効なルールが [ファイアウォール クライアント ルール] ページに表示されるようになりました。
1145366 接続固有の DNS 接頭辞を使用する場所別グループ (LAG) が正常に機能するようになりました。
3
Web 管理
参照
解決策
1162914 [ブロック リストと許可リスト] のユーザー別ポリシーがクライアントに正常に施行されるようになり
ました。
1156051 Internet Explorer 11 の起動時に、Web 管理のアドオンで 0.25 秒以上の遅延が発生しなくなりまし
た。
インストール手順
Endpoint Security のインストール中に次の情報を使用します。
詳細については、『McAfee Endpoint Security インストール ガイド』を参照してください。
ベストプラクティス: このリリースの製品をインストールした後にクライアント システムを再起動してください。
要件
このリリースでは、Endpoint Security または McAfee ePO から Windows OS の自社管理システムに McAfee
ePO Cloud を配備できます。
最新のシステム要件については、KB82761 を参照してください。
McAfee Host IPS に関する重要な情報
Endpoint Security 10.5 のインストール パッケージには McAfee Host Intrusion Prevention コンテンツ
8.0.0.7364 が含まれています。 このコンテンツ バージョンは McAfee Host IPS に必須で、Endpoint Security
10.5 で使用される新しいデジタル署名をサポートします。 インストールを行うと、前のバージョンのコンテンツを
使用している McAfee Host IPS のシステムでコンテンツが更新されます。
管理ソフトウェア
•
McAfee ePO 5.1.1 以降
McAfee ePO 5.3.1 以降を推奨。
•
McAfee ePO Cloud
最新の Endpoint Security 管理使用権とライセンスについては、KB87057 を参照してください。
•
McAfee Agent 5.0 パッチ 2 (5.0.2.333) 以降
McAfee Agent 5.0.4 を推奨します。
McAfee Agent の以前のバージョンが実行されているシステム:
•
McAfee ePO の場合、配備を行う前に McAfee Agent を手動でアップグレードする必要があります。
•
McAfee ePO Cloud の場合、必要なアクションはありません。 ユーザーに送信された McAfee ePO Cloud
のインストール URL から管理対象システムに新しいエージェントが自動的にインストールされます。
自社管理システムの場合、バージョン 4.0 以降にアップグレードする必要はありません。 McAfee Agent の
以前のバージョンは、手動でアップグレードする必要があります。
詳細については、『McAfee Endpoint Security インストール ガイド』を参照してください。
4
対応のレガシー製品 (移行の場合のみ)
これらのレガシー製品のすべてのパッチ レベルを移行できます。
•
VirusScan Enterprise 8.8
•
Host Intrusion Prevention 8.0
•
McAfee SiteAdvisor Enterprise 3.5
•
McAfee Endpoint Protection for Mac 2.3 または McAfee VirusScan for Mac 9.8
®
®
非対応の製品
•
McAfee Agent 5.0.2.132
•
Windows Server 2008
•
McAfee Agent 5.0.1
•
Windows Vista SP2
•
McAfee Agent 5.0.0
既知の問題
このリリースで確認されている既知の問題については、 KB82450 を参照してください。
製品マニュアル
McAfee 製品には、総合的なドキュメント セットが用意されています。
McAfee Endpoint Security には、次のドキュメントが用意されています。
• 『McAfee Endpoint Security リリース ノート』
(このドキュメント)
•
Endpoint Security 脅威対策ヘルプ
• 『McAfee Endpoint Security インストール ガイ
ド』
•
Endpoint Security ファイアウォール ヘルプ
• 『McAfee Endpoint Security 移行ガイド』
•
Endpoint Security Web 管理 ヘルプ
•
McAfee Endpoint Security クライアント ヘル
プ
•
Endpoint Security 適応型脅威対策ヘルプ
•
Endpoint Security 共通設定ヘルプ
製品情報メールの購読
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ス、アラート、ベストプラクティスなどの情報を提供しています。
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5
製品マニュアルの検索
[ServicePortal] では、リリースされた製品の情報 (製品マニュアル、技術情報など) を入手できます。
タスク
1
[ServicePortal] (https://support.mcafee.com) に移動して、[Knowledge Center] タブをクリックします。
2
[Knowledge Base] ペインの [コンテンツのソース] で [製品マニュアル] をクリックします。
3
製品とバージョンを選択して [検索] をクリックします。マニュアルの一覧が表示されます。
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