さぁ、 大掃除! ★点検・清掃で火災予防! 一段と寒い季節となるこの時期、暖房器具からの火災が増えています。 長年使用している古い暖房器具や、使用前の点検や清掃の未実施なども原因の 一つとなっています。正しい器具の取扱いで火災を予防しましょう! ★チェックポイント ・シーズン始め使用の際は、必ず事前点検を行いましょう。 ・器具を使用しない時は、電源プラグは抜いておきましょう。 ・長年使用した古い暖房器具は、メーカーや販売店等へ確認してください。 ・シーズン終了後の保管は、ほこりなどがたまらないよう箱やポリ袋に入れま しょう。 ・暖房器具の周囲は整理整頓し、洗濯物等を上に干すのは止めましょう。 ・コンセントプラグの差し込み付近は、まめに清掃しましょう。 ・たこ足配線は止めましょう。 ・石油ストーブは、必ず火を消して屋外で給油しましょう。 ・暖房中周囲でのヘアースプレー等の使用は危険です。 ・ファンヒーターのフィルター清掃を行いましょう。 ・ガスコンロのグリル周辺はまめに清掃しましょう。 掃 除 中 の ケ ガ に 注 意 ! ~掃除中の事故による救急搬送状況~ 東京消防庁管内 ※1では、平成23年から平成27年までの5年間に掃除 中の事故により、3,719人が救急搬送※2されています。 特に大掃除をすることが多い12月は、多くの人が救急搬送されています。また、 60歳以上の人が多く搬送されています。事故防止のポイントを守って安全な作業を 心がけましょう。 事故防止のポイント 1 高い所を掃除する際は、安定した足場を選びましょう。また、降りる際は バランスを崩したり、足を踏み外さないよう十分注意しましょう。 2 滑りやすい場所で掃除をする際には転倒に注意し、足場が濡れている場合 などは事前に処理しましょう。 3 年齢や個々の体力を勘案し、無理な作業は控えましょう。 4 機器類を掃除、メンテナンスする際には手袋を着用しましょう。 5 洗剤の混合使用による有毒ガス事故も発生しています!洗剤を使用する際 は、以下の点に注意しましょう。 ○ 種類の違う洗剤を一緒に使用しない。 塩素系洗剤と酸性洗剤を一緒に使用すると有毒なガスが発生することが あります。また、違う洗剤が混ざらないよう、前に使用した洗剤をしっか りと洗い流してください。 ○ 洗剤を別の容器に移し替えない。 アルミ缶など金属製の容器は、洗剤と容器が化学反応を起こし容器が破 裂したり溶けることがあります。 ○ 使う前に容器に書かれている注意事項を確認する。 洗剤の容器に書かれている注意事項などを必ず確認しましょう。 ※1 東京都のうち稲城市、島しょ地区を除く地域 ※2 労働中の事故も含みます。
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