資料2 総合戦略に追加する事項(PDF文書)

総合戦略に追加する事項①
施策6 “すべての子どもが健やかに育つまち”の実現
⑶ ひろしまの次代を担う“ひとづくり”
資料2
KPI:子育てしやすいまちだと思う市民の割合
38.3%(2015年度)→48.7%(2019年度)
 広島の子どもたちが、「確かな学力、豊かな心、健やかな体」や「平和を希求する心」などの資質・能力
を身に付け、「心身ともにたくましく思いやりのある人」として、その可能性を最大限に発揮する教育へ
と更に進化することを目指します。
 こうした観点から、家庭や地域の子どもに関わる全ての人が学校と連携・協働して、子どもの学びを支
え、進める「ひろしま型チーム学校」を構築します。
 また、「ひろしま型カリキュラム」の推進、「キャリア教育」の充実など、生涯にわたり、学ぶ意欲のある
全ての人に学習機会を提供するよう、充実した学習環境の整備を推進します。
〔主な事業(案)〕
・ 「ひろしまキャリア教育応援団(仮称)」の設置(新規検討中)
(「ひろしまキャリア教育応援団(仮称)」を設置し、経済団体との協力の下、中学生を対象にした職場体験事業におい
て、体験先の規模や業種を広げるなどの充実について検討します。)
・ 平和教育プログラムの推進(継続)
(小学校から高等学校までの12年間を見通した体系的な平和教育プログラムを推進し、平和教育の充実を図ります。)
・ まちぐるみ「教育の絆」プロジェクトの実施(継続)
(学校・家庭・地域の連携による教育の充実・強化を図るため、各校の学校協力者会議にコーディネーターを1人配置し、
家庭・地域による教育支援活動や、学校による地域貢献活動を実施します。)
・ 「ひろしま型カリキュラム」の推進(継続)
(「読み・書き・計算」はもとより、「言語と数理の運用能力」を身に付けさせることで、思考力・判断力・表現力の更なる
向上を図ります。)
総合戦略に追加する事項②
施策10 “平和への思いを共有するまち”の実現
⑴ 「迎える平和」の推進
KPI:広島平和記念資料館入館者数(新規検討中)
149万5,065人(2015年)→164万人(2020年)
 核保有国の為政者を始め、世界の多くの人々に広島に来てもらい、被爆の実相に触れ、被爆者の体
験や平和への思いを共有してもらうために、核兵器廃絶に向けた議論をするための国際会議の開催・
誘致に取り組むとともに、平成28年5月のオバマ大統領の広島訪問を契機に、より一層世界の為政者
の被爆地訪問を呼び掛け、「迎える平和」を進めます。
 また、ふるさと納税制度を活用し、被爆建物の更なる保存強化を図る事業や平和首長会議加盟都市
の青少年・若手職員との交流を深める事業を実施するとともに、平和関連施設を巡るルートの設定な
どにより、被爆の実相を「守り、広め、伝える」事業を推進します。
〔主な事業(案)〕
・ 平和関連施設を巡るルートの設定等(新規検討中)
(外国人観光客の関心の高い「平和」をテーマとした観光周遊を促進する取組(市内の主要な平和関連施設を巡る
観光ルートの設定、復興後の広島の姿を展望する施設の整備(例えば比治山公園「平和の丘」)など)を検討します。)
・ 国際会議の誘致(継続)
(各国の為政者たちが広島の地に集い、核兵器廃絶に向けた議論をするための国際会議の開催を目指し、国への協
力の要請等を実施します。)
・ 平和記念資料館の再整備(継続)
(被爆の実相をより分かりやすく伝えるため、常設展示の全面的な更新を行うとともに、開館から61年が経過し老朽化
している建物の改修を行います。)
・ 被爆建物等の保存支援(継続)
(被爆の実相を伝える証人として重要な役割を担う被爆建物の保存に対する支援等を強化します。)
・ 青少年「平和と交流」支援事業(継続)
(平和首長会議の国内外の加盟都市の青少年に対し、被爆者の体験や平和への思いなどを学び、交流を深めるため
に実施している事業への参加を支援します。)