水戸市第6次総合計画 ーみと魁プランー 3か年実施計画(2017年度~2019年度)を策定しました 魁のまち・水戸を目指して さきがけ 水戸市第6次総合計画ーみと魁プランーは、各種施策を定める都市づ くりの基本方針です。 「笑顔あふれる安心快適空間 未来に躍動する 魁のまち・水戸」 を、将来都市像として描いています。 この将来都市像の実現に向けた各種施策を円滑に推進するために定め ているのが、3か年実施計画です。今回は、2017 (平成29)年度から2019 (平成31) 年度で取組む重要事業などを位置付け、新たに策定しました。 問合せ/政策企画課 (☎232-9104) 「魁」は、第9代水戸藩主 徳川斉昭公が漢詩「弘道館に 梅花を賞す」に、自らの政治改革の姿勢を梅香になぞら え、 「雪裡(せつり)春を占(し)む天下の魁」と詠まれ、他 のものを先んずる精神として表されました。 県都、そして、水戸都市圏のリーダーとして、歴史に 裏打ちされた風格を保ちながら、あらゆる分野における 先進的な発展をリードする都市を目指すものです。 ●実施計画 (計画期間3年) 社会経済情勢の変化などに対応しながら、基 本計画に定める施策の実施に向けた年次計画 を定めるものであり、毎年度見直しを行う ▼3か年実施計画の構成 総論と各論をもって構成します。総論は、 目標人口などの基本的指標や 「魁のまちづく り重点プロジェクト」 などで構成し、各論は、 主要施策年度別計画や財政計画などで構成し ます。 詳細は、市ホームページをご覧になるか、 お問合せください。 3 2017. 2. 1 広報みと 水戸市第6次総合計画 ●基本構想 (15年間) <2014~2028年度> 本市の目指す将来都市像を描き、 実現するために必要な施策の大綱 を定めるもの ●基本計画 (10年間) <2014~2023年度> 将来都市像の実現のための具体的 施策や到達を目指す目標水準を定 めるもの ▶▶▶水戸市第6次総合計画-みと魁プラン- 3か年実施計画(2017年度~2019年度) 重点プロジェクト 3 Project 水戸の自然、歴史、文化の魅力を生かした 観光集客力アップ 【主な戦略的な取組】 プロジェクト 1 観 光資源を磨き上げ、来て、見て楽しめる魅力ある観光拠点の形成を図ります ・偕楽園公園 (千波公園など) の整備 (電力供給設備など) 【主な目標指標(2018年度)】 すみやぐら ・弘道館・水戸城跡周辺地区における歴史まちづくり(大手門、二の丸角 櫓、 ▼観光交流人口(年間入込観光客数) 土塀の整備など) ・保和苑 (ロマンチックゾーン) 周辺、七ツ洞公園 (英 万人(2018年) 国式庭園) の整備 基準値 (2012年) 現況 (2015年) ・水戸芸術館を中心とした文化の拠点づくり など 3,144,400人 3,674,100人 2 まちの魅力を発信し、来訪者を温かく迎える意識を 醸成します ▼新たな土産品の開発品数(累計) ・海外への情報発信の強化 品 ・フィルムコミッションの充実 ・優良タクシー乗務員の認定 基準値 (2012年度) 現況 (2015年度) ー 9品 ・おもてなしマイスターの育成、認定 など 保和苑 400 10 4 Project 人が集い、地域経済の活性化をリードする まちなかにぎわい・ 活力創造 【主な戦略的な取組】 1 商 業・業務の新規立地、まちなか居住を誘導し、都市中枢機能の集積を図ります ・空き店舗対策助成制度の活用促進 プロジェクト ・企業誘致コーディネーターを活用した誘致活動の推進、企業向けPRの強化 【主な目標指標(2018年度)】 ・創業支援事業計画に基づくサポート体制の強化 ・コワーキングスペースの運営 ▼中心市街地における新規出店数 ・子育て世帯の住みかえ支援、共同住宅の整備促進 など (市助成制度などの活用による 出店数の累計) 2 まちの新たな魅力を創出し、にぎわいあふれるまちとしての再生を図ります 店 水戸黄門漫遊マラソン ・水戸黄門漫遊マラソンの開催 基準値 (2012年度) 現況 (2015年度) ・新市民会館の整備 ー 12店 ・歩 いて楽しめる道路空間整備の推進 ▼中心市街地の歩行者通行量 (水戸駅北口・南口地区など) (歩行者通行量調査) ・公共交通基本計画に基づくバス路線の 万 人 再編 ・水戸まちなかリノベーション事業の推進 基準値 (2012年度) 現況 (2015年度) 119,588人 101,048人 など 25 12 5,000 1 「 魁 の ま ち・ 水 戸 」を 実 現 し て い く ため、水戸ならではの特徴を生かし、 個 性 と 魅 力、 そ し て、 都 市 力 を 高 め て い く う え で 効 果 の 高 い 政 策・ 施 策 へ の 重 点 化 を 図 る こ と と し、 重 点 プ ロジェクトを定めています。 重 点 プ ロ ジ ェ ク ト は、 4 つ の プ ロ ジ ェ ク ト を 位 置 付 け、 横 断 的 な 推 進 体 制 の も と、 優 先 的 か つ 集 中 的 に 取 組み、おおむね5年以内 (2018年 度まで)に一定の成果を上げることを 目指します。 ※主な 取 組 の う ち、 青 字は 2 0 1 8 年度までに完成予定の事業です。 魁のまちづくり Project 将来の水戸を担う子どもたちを育む 将来の水戸を担う子どもたちを育む 未来への投資 【主な戦略的な取組】 1 安 心して子どもを生み育てることができる よう、子育てを応援します 【主な目標指標 (2018年度) 】 ・市民センター子育て広場の拡充 (新設8か所) ▼保育所待機児童数(10月1日現在) 拡充4か所) ・開放学級施設の整備 (新設4か所、 など 人(2017年度) 2 さ まざまな分野でリーダーとなり、活躍す 基準値(2012年度) 現況(2015年度) る人材を育成します 220人 175人 市民センター子育て広場 ・水 戸スタイルの教育の推進 (まごころプラ ン、さきがけプラン、ふれあいプラン) ▼学力診断のためのテスト (県) の総合得点の平均点(対県平均との比較) ・小・中学校への空調設備の設置 小6 (市民球場の再整備、新 + 点 基準値(2012年度) 現況(2015年度) ・スポーツ施設の整備 たなスポーツコンベンション型体育館(東 小6 △ 4.4点 △ 3.4点 中3 + 点 中3 +14.2点 +10.1点 町運動公園新体育館)の整備等) など プロジェクト 0 5.0 20.0 2 Project 安全・安心を実感できる 災害に強いまちづくり プロジェクト 【主な目標指標 (2018年度) 】 ▼防災上重要な市有建築物等の耐震化率 (耐震改修促進計画) 基準値(2012年度) 79.1% 100% 現況(2015年度) 87.8% ▼主要な備蓄物資・資機材の充足率 (備蓄計画) 基準値(2012年度) 88.6% 100% 現況(2015年度) 95.3% 【主な戦略的な取組】 1 災 害の予防や減災に向けて、防災拠点やライフラインなどの機能 強化を図ります ・総合防災拠点 (本庁舎防災センター)の整備 ・南消防署の改築 ・耐震型循環式飲料水貯水槽の整備(3基) ・備蓄計画に基づく備蓄物資・資機材等の配備 など 2 災害に備えた人や組織、情報のつながりを強化 します ・防災情報伝達システムの整備 ・防災訓練・講座参加者の拡充 (約1万5,000人) ・小・中学校の全校全学年における防災教育の 実施 防災訓練 ・災害時要配慮者支援体制の充実 など 2017. 2. 1 広報みと 4 「 魁 の ま ち・ 水 戸 」を 実 現 す る た め、 施 策 の 大 綱 に 基 づ き、 さまざまな施策を位置付けています。 は新規の事業です。 青字は計画期間内に完成予定の事業、 な 雨 水 対 策、 公 共 下 水 道 (雨 の策定 自転車の安全対策の推進 の推進 ・通学路などにおける歩道整備 地域公共交通の維持・確保 上駅舎など) ・内原 駅 南 口 周 辺 地 区 整 備 (橋 線の整備) 府橋線(堀2工区)、赤塚駅西 充 実( 都 市 計 画 道 路 赤 塚 駅 水 ・赤塚駅周辺地区の拠点機能の などの立地促進 ・中心市街地における商業施設 民間まちづくり団体への支援 水) の整備) ・安心な暮らし 安全 の実現 組の推進 ・特定 健康診査・特定保健指導 などの推進 ▼主な事業 ・障害 者の収入拡大に向けた取 健やかな生活の実現 などによる歩行者・ ・ゾーン 歯科保健計画 (第2次) の策定 ▼主な事業 ・生活習慣病予防の推進 ・がん検診などの充実 ・配水管網の整備・更新 ・空き地・空き家対策の強化 相談支援事業、産後ケア事業 ・市民との協働による応急給水 ・妊産婦支援の充実 (妊婦健診、 など) ・緊急診療体制の充実 体制の充実 ・消費者被害防止対策の強化 新 た な斎場の整備 公共交通空白地区などにおけ インターチェンジのフルイン る移動手段の確保 ・常磐自動車道水戸北スマート ター化に向けた事業の推進 ・都 市 計 画 道 路 の 整 備( 路 線 工区のうち4路線4工区) ・道路 新 設 改 良 ( 路線) 路線のうち 10 ・安定的な医療提供体制の確保 人材確保の推進 ・産婦 人科医、小児科医などの 災害に強い まちづくりの推進 ▼主な事業 2 新 新 ・安全で安心な学校給食の提供 子ど も会活動の活性化 ・危機 管 理 対 策 の 充 実 (国民保 護計画の改定) 魅力ある都市機能の 充実 市民の多様な活動の 推進 ▼主な事業 ・地域コミュニティ推進体制の 充 実、 連 携 強 化 (町内会加入 に向けた取組の強化など) ・鯉淵、妻里市民センターの整備 ・市民 セ ン タ ー の 機 能 充 実( コ ミュニティルーム設置9か所) ・ボランティア団体、NPОな どの情報の共有、人材育成 自転車利用環境整備計画に基 26 1 ▼主な事業 みんなで支えあい 助けあう 地域社会の実現 あらゆる手段を活用した防災 情報の発信 ・市民との協働による地域防災 ▼主な事業 ・地域見守り・支えあいの推進 ・消防救急無線及び指令業務の ▼主な事業 ・立地適正化計画の策定 ・泉町1丁目北地区第一種市街 水戸駅前三の丸地区第一種市 地再開発事業 ・新たなバリアフリー基本構想 街地再開発事業 水路・排水路の整備、緊急的 4 推進 ・ 「み とちゃん」に よるPR活動の ・スポ ーツ文化の振興に向けた 取組の推進 の魅力の発信 に基づく施策の推進 (都市下 ・雨水排水施設整備プログラム ・市管 (石川川、沢 理河川の整備 渡川、狭間川) ・耐震性貯水槽(100t)の整 備(2基) 共同運用の推進 の推進 ・特別 養護老人ホームの整備促 進 (250床増) ・高齢者の健康づくり ・介護予防の推進 高齢 者、障害者などの権利擁 護の充実 中一時支援事業、移動支援事 ・在宅 福 祉 サ ー ビ ス の 充 実( 日 業など) 子ど もの発達支援の充実 ターンシップの促進) ・就労 支 援 の 充 実 (就職支援サ イトの運営、スキルアップセ 導 ( 弘 道 館・ 水 戸 城 跡 周 辺 地 ・歴史的景観の保全・形成、誘 区、備前堀沿道地区など) 2 豊かな自然との共生 ▼主な事業 光発電システム、省エネ機器 ・創エ ネ、 省 エ ネ の 推 進 (太陽 などの導入及び促進) ・生物多様性の保全 水事業、市民との協働による ・千波 湖 の 水 質 浄 化 の 推 進 (導 取組の推進など) ・生活 排 水 対 策 の 推 進 (公共下 水 道、 農 業 集 落 排 水 の 整 備、 心字池の整備 合併処理浄化槽の設置促進) ・ (仮 (サッ 称 )東 部 公 園 の 整 備 カー場などの整備) 緑の基本計画に基づく施策の 推進 樹園などを活用した魅力づくり ・森林公園周辺における観光果 ・新清掃工場の整備 ・第三 最終処分場の整備 交流を創出する魅力 の向上と発信 ▼主な事業 ・日本 遺産を生かした地域のブ ランド力の向上 づく施策の推進 茨城県央地域定住自立圏に係 ・ 東前第二土地区画整理事業(東 前大場線など) ・ 狭あい道路及び後退敷地の整備 自転車通行空間 を担う 未来 子どもたちの育成 ・わんぱーく・みと、はみんぐ ぱーく・みとを核とした多様 な子育て支援・多世代交流の 推進 ・総合 的な放課後児童対策の推進 ・子どもを生み育てやすい環境 づくり (子ども医療費助成、不 妊・不育症治療費助成など) 待機 児童ゼロの継続 ・郷土水戸に関する教育の推進 推進など) ・国際 (オール・ 理解教育の推進 イン・イングリッシュ授業の ・小・ 中学校施設の長寿命化型 大規模改造 あふれる産業の 活力 振興 ミナーの開催など) 3 歴史、文化の継承と 振興 ▼主な事業 ・天下の魁・水戸にふさわしい 歴史まちづくり 推進 ・世界遺産登録に向けた取組の ・吉田古墳の整備 ・芸術のまち・水戸としてのブ ランドイメージの創出と発信 る取組の推進 ・ 生涯学習のしやすい環境づくり ・子ども読書活動の推進 ・中央図書館の耐震化 ・第 回 国 民 体 育 大会・第 回全国 主体の行政運営 市民 の推進 ジェクトなど) ・平和 事 業 の 推 進 (ぴ~すプロ ・国際交流活動の推進 アップ、起業への支援など) ・女性の活躍推進に向けた環境 づくり (女性の就業、キャリア ・体育 施 設 の 環 境 整 備( 空 調 設 備の設置1か所) けた取組の推進 大会の開催に向 障害者スポーツ 19 ▼主な事業 ・イン (国際観光) バウンド観光 の推進 ・偕楽園・千波湖周辺の魅力づ くり ・弘道館・水戸城跡周辺の魅力 づくり (弘道館東側用地整備) ・植物 公園、森林公園の再整備 薬草を活用した魅力づくり ・商店 街活性化の支援 ・店舗 開業・出店の推進 ・農業 生 産 基 盤 な ど の 整 備 (ほ 場、かんがい排水、農道など) ・農産物ブランド化とPR活動 の強化 ・水戸の梅産地づくり 公設地方卸売市場施設再整備 計画の策定 ・企業立地の促進 ・ 市民主体の芸術文化活動の促進 ・起業支援の充実 ・UJIターンの促進 ・オセロ発祥の地としてのまち ・若者 の 地 域 雇 用 の 促 進 (体験 型就職セミナーの開催、イン 自主・自立した 「みと」づくり 11 74 「みと」づくり 活力ある ▼主な事業 ・政策形成過程における市民参 画の推進 市制施行130周年記念事業 の推進 スの向上 (オープンデータ活用 ・IC T を活用した市民サービ の推進など) 保健所の整備 ・ 中核 市移行に向けた取組の推進 く財政運営の推進 ・みと財政安心ビジョンに基づ 旧山根小学校の利活用に向け た整備 西谷津池の利活用に向けた 整備 ・市役所新庁舎の整備 6 2017. 2. 1 広報みと 2017. 2. 1 広報みと 7 新 未来に躍動する 協働による 10 30 市民と行政との 新 5 新 1 新 1 新 2 新 4 2 新 新 3 新 新 新 新 水戸城跡周辺 「みと」づくり 薬草を活用したメニュー (植物公園) 給食の時間 「みと」づくり 魅力ある 快適に暮らせる 新 水戸ならではの歴史、 自然を生かした 笑顔にあふれ 3 こみっとフェスティバル 新 2 新 新 1 1 1 新 2 新 新 新 要施 年年 度別 画計画 主主 要 施策策 度計別 ▶▶▶水戸市第6次総合計画-みと魁プラン- 3か年実施計画(2017年度~2019年度) いばラッキー
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