「まさか」次期米大統領にトランプ氏! 館長:山田能久 高雄

高雄中学校より
高雄中学校より 道徳研修、
道徳研修、文化発表会について
文化発表会について
11月11日(金)5限目、宮城教育大学教授相澤秀夫先生をお
招きし、1年1組で道徳の授業をしていただきました。平成30
年に道徳の授業が、教科化されることとなっていて、この授
業はそれにむけて行われました。相澤先生の授業は、「書く
こと」と、「書いたものをクラス全員に発表すること」を重
館 長:山田 能久
発 行:稲成公民館
電 話:26-4925
主 事:笠松 亮太
FAX:25-6029
事務所:田辺市高雄一丁目23番1号
市民総合センター内
視したものでした。授業を受けた生徒からは、「あっという
「まさか」
まさか」次期米大統領にトランプ
次期米大統領にトランプ氏
にトランプ氏! 館長:
館長:山田能久
間に時間が過ぎた」という感想が多かったです。
今後も高雄中学校では、道徳の授業のあり方や評価の仕方を学び、生徒一人ひとりがより
よい道徳観をもち、自分の生活に生かせるようにするために、研修を続けていきたいと思っ
ています。
11月17日(木)、第34回文化発表会が行われました。昨年と同様、今年も吹奏楽部の演奏
から始まり、マーチ「ブルースカイドリーム」「Jベスト ヒッツメドレー」「365日の紙飛
行機」の三曲を演奏するとともに、1年生6人が舞台でダンスを披露し、オープニングを飾っ
てくれました。続いて作文発表。5人とも原稿を見ることなく、堂々とした発表でした。
第二部は、2年生の職場体験学習の発表。ただ、各職場の体験を発表するだけではなく、
ストーリー性を備え、ユーモア交えて楽しい発表となりました。次に1年生の合唱、「Well
find the way」「かえられないもの」の二曲で、男女とも元気で、きれいにまとまり、上手
に歌い上げられました。また、翌日郡市音楽会が紀南文化会館で行われたのですが、そこで
地球温暖化の影響が私たちの身の回りにも現われてきています。冬が近づいているのに、気温の
高い日が多く、当地方の特産物のみかんが浮皮になり品質が落ちてきたり、野菜は品薄で価格が高
騰しています。農作物は大変作りにくくなってきています。西日本の暖かい気候とは反対に、北海
道では11月中の雪としては、例のない大雪となって、長い日本列島では、沖縄は夏日、北海道は真
冬と大変な気温差になっています。今後、ますますこの気候変動による影響は、私たちの生活に直
結してくることは間違いないと思われます。
そんな中、1年という長い選挙戦をした、米大統領選は「米国を再び偉大にする」とのメッセージ
を掲げたドナルド・トランプ氏が制しました。選挙前の予想では、メディアや各種の世論調査に
よっても、ヒラリー・クリントン氏の方が優勢だと判断されていました。これは最初から最後まで
多少の動きはあっても変わるものではありませんでした。しかし、結果は「まさか」のトランプ氏
だったのです。でも、世の中の出来事は「まさか」の連続です。20数年前には「まさか」神戸で、
「まさか」高速道路が倒れるとは。5年前には「まさか」原発が炉心損傷するとは、「まさか」何十
mもの津波がくるとは。また、国際政治の中にも「まさか」イギリスがEUを脱退するとは。この
ように「まさか」はいつもあるのです。
も1年生は精一杯歌い、他の学校の先生からもお褒めの言葉をいただきました。
第三部は、3年生による演劇「マイライフ」。おもしろく楽しい中にも、今中学生が思い
悩んでいる自分の人生について考えさせられる劇でした。
午後は、県教育委員会推奨の「海難1890」の映画鑑賞。遭難した外国人に無償の「真心」
を伝えあう感動の映画で、今年の文化発表会をしめくくりました。
展示発表では、文化部や技術科学部、生産学級の作品をはじめ、美術科の「校庭の樹木」
「校庭の風景」、2年生の職場体験学習のまとめ、短歌が展示され、部活動や各授業で取り
組んだ成果を発表。そして3年生のビッグアート『Sun Smile』は目を見張るできでした。
米大統領選の開票結果が出ると世界に「トランプ・ショック」が走りました。大方の予想を裏
切って、トランプ氏が勝利すると、新聞各紙は「驚きを禁じ得ない」「戦後の国際秩序を揺るがす
激震」「怒涛のような進撃」などと、混乱した受け止め方をしていました。トランプ氏は不動産王
で、大富豪であり特権層であるにもかかわらず、既成政治を「特権層と癒着した庶民の敵」に仕立
て閉塞感がただよう米国民に政治の刷新をかかげ、これに多くの支持が集まったものと言われてい
ます。しかし、トランプ氏が主張した「米国第一主義」は孤立主義になりかねず、日本としても大
変心配されます。トランプ氏は政治経験は全くなく、ビジネスマンとしては優秀で、大成功してい
ることから、対応力は充分あると見られています。11月17日に安倍総理が世界で一番早く、トラン
プ氏と会談したが、これが世界中から注目されました。それは、次期米大統領としてのトランプ氏
が、世界の首脳にどのような対応をするのか試金石となるからです。過激な発言は選挙用だったの
か。当選後は少しずつ変わりつつあるのか、これは分かりませんが、ビジネスマン出身だというこ
とから、現状に対応することは充分あり得ます。しかし、「まさか」はあるのです。「まさか」が
多い世の中になってきているように思います。
私たちは、「まさか」が自然界や国際社会・国内においても絶えず起こるものだ
という、心構えを持ちながら、地域の中で力を併せていきましょう。世界各地で起
きている紛争やテロ等で、今この時にも多くの子どもたちや一般人が犠牲になって
います。「まさか」が多く起きている現在の世の中は、私たちにとっても他人事で
はないのです。
平成28
平成28年度
28年度 稲成・むつみふれあい
稲成・むつみふれあい文化祭
・むつみふれあい文化祭を
文化祭を開催しました
開催しました
稲成ふれあいいスクールより
稲成ふれあいいスクールより
11月12日(土)、13日(日)に平成28年度稲成・むつみふれあい文化祭を開催しました。
稲成ふれあいスクールでは、11月19日(土)に稲成小学校を会場にして、「楽しい防災教
今年も地域の方々の作品展、小学生や保育所年長児の絵の展示、舞台発表や、稲成小学校児
室」を開催しました。昨年も実施した防災教室の内容を実行委員会で検討し、子どもも大人
童のふるさと学習発表会がありました。
も楽しみながらできる内容を考えました、
作品展では、今年も多くの作品を出展してくださり、来場者は「すごいな」「きれい」と
言いながら鑑賞していました。舞台発表では、どの発表もすばらしく会場を盛り上げてくだ
さいました。
2日間にわたり、地域内外から、大勢の皆様にご来場いただき、会場はとても賑い、交流
当日は小雨が降っていたり、開催中に震度4の地震が起こってしまうなど、より実践的に
できたと思います。
内容については下記のとおりです。今後も内容を検討し、楽しんでいただきながらも、学
習していただける事業を企画したいと思います。
が深まったのではないでしょうか。最後になりますが、会場の準備や運営にご協力くださっ
た皆様、本当にありがとうございました。
子ども43名、大人17名の参加がありました。まずは炊き出し訓練を実施しました。子どもた
ちは、かまどを作ったり、豚汁の具を切ったりと、与えられた役割を一生懸命していまし
作品展は2日間開催しました。小学生にも見てもらう時間があり、どうすればこのような作
た。
品ができるのか友達同士で話をしていました。
災害時には避難所になる稲成小学校体育館で、ダンボールの間仕切りを使用し、避難所生活
舞台発表では歌や舞踊の発表があり、お菓子まきもしました。大勢の方が訪れ、とても賑い
を体験してもらいました。また、防災学習や、起震車体験もして、楽しみながらも、防災の
ました。高雄中学校吹奏楽部にも演奏していただき、会場を盛り上げていただきました。
知識を身につけることができました。