平成28年12月定例会一般質問

H28.12 議会(質問)
1 生涯学習推進について
(1) 介護予防運動教室や地域サロン利用者の現状を伺う
市総合体育センターなどを会場の 9 教室は、
平成 28 年度 381 名。
平成 27 年
度 8 教室で参加者数 346 名。
また、地域での介護予防活動は、平成 28 年度は 13 地区 45 教室が開催され
ている。H27 年度の活動実績は 11 地区 38 教室を開催、参加者数延べ 7,325 人
で、開催地区や教室数は年々増加している。
(2)生涯学習の現状と推進策は
平成 27 年度の市内公民館の利用実績数は延べ人数で 168,365 名であり、こ
のうちシニア層は、延べ 67,387 名で、全体の約 40%(40.0%)であり、参加
意欲は高まっているものと考える。
(3)生涯学習メニューが健康寿命の延伸に繋がっているという認識はあるの
か伺う。
健康寿命の延伸に貢献しているものと認識している。
(4)生涯学習メニューを地域包括支援センターは把握しているのか伺う
概ね把握しており、必要に応じて高齢者の方へサークルや教室の紹介をして
いる。
(5)生涯学習「(仮称)黒部学び合い大学」創設の検討をしてはどうか伺う。
直ちに、行政による生涯学習や商工業振興等の事業で取り組む状況ではない。
産官民の既存事業の枠組みの中で連携を強化し、継続的な広報・周知活動を推
進するとともに、各種事業間の新しいマッチングの可能性についても検証して
いく。
2.観光振興について
(1)新幹線に頼らない地元に向けての広報・観光戦略が重要では
まずは地元から利用、体験することが肝要であると考えている。
来年度には、
「黒部峡谷パノラマ展望ツアー」の市民向け体験会の実施を検討し
ているほか、タイムリーに発信するよう、地域全体としての情報発信力を高め
ていく。
(2)日本版DMO制度の導入に対する市の考え・状況について
日本版DMOは有用であると考えている。
観光局では現在、日本版DMOの形成に取り組んでおり、市としても支援して
いく。
(3)広域観光を進める今の体制が最適ではないのではないか
新川地域には、広域観光を推進する組織が複数存在し、事業が重複している
ものもあり、事業内容の棲み分け、あるいは、それぞれの団体の個性・特徴を
生かした事業の実施、団体間の連携などが課題となっている。
(4)複数存在する広域観光推進団体に対する考え方、事業の棲み分けについ
て
今後はさらに、それぞれの団体の目的や実施事業の明確化、これまで以上の
連携の促進に努める。
(5)観光団体の一本化の考えについて
現段階において、ただちに一本化というのは難しい。
今後は、それぞれの団体の特徴が活かされるような事業の選択と、団体間の
連携に努める。今後、関係者、関係団体とも相談していく。