2016年、マーケット流行語大賞は?

2016年
12月22日号
Vol.338
2016年、マーケット流行語大賞は?
 本家流行語大賞でも・・・
今年も流行語大賞の季節がやってきました。
2016年の流行語大賞は、25年ぶりリーグ優勝
を果たした広島カープの緒方監督が鈴木誠也
選手を評した「神ってる」でしたね。
その他「EU離脱」、「トランプ現象」や「マイナス
金利」とボンジュールでもよく取り上げた言葉も
ノミネート30語にはいりました。
今年、ボンジュールのマーケット流行語大賞は
ワードクラウドで選びました。ワードクラウドと
は、AIを使って文章中の単語を出現頻度に応じ
て文字の大きさ等を変えて表現するものです。
今年1年のボンジュール全文を使って解析した
結果は・・・
 マーケット流行語大賞発表!
2016年のマーケット流行語大賞は「マイナス
金利」でした!
『マイナス金利』
1月、日銀はマイナス金利政策の導入を発表し
ました。その後長期金利は史上初のマイナス
金利に突入し、個人向け国債の募集停止な
ど様々な分野に影響を及ぼしました。
『米国』
今年、米国の金融政策や大統領選挙がマー
ケットに大きな影響を与えました。
2015年末時点で今年の利上げ予想は4回で
したが、結果的には12月に1回の利上げで終
えました。また、米国大統領選挙後、マーケッ
トの流れが大きく変わったことはいうまでもあ
りません。「トランプ・ラリー」で米国の株式市
場は過去最高値を更新し、NYダウは2万ドルを
うかがう水準にまで上昇しています。長期金利
が上昇し、ドル高も進みました。
『リスク』
6月のブレグジット(英国のEU離脱)に始まり、
11月の米国大統領選など政治リスクが意識さ
れた1年でした。予想に反して英国民はEU離脱
を選択、米国ではトランプ氏を次期大統領に選
出、イタリアでは憲法改正を巡る国民投票が否
決され首相が辞任しました。既存の政治や体
制への反発から、世界中でポピュリズム(大衆
迎合主義)が台頭しました。
 2017年も「政治リスク」は続く
2017年も政治リスクには注意が必要です。欧州
ではフランスの大統領選挙、ドイツの連邦議会
選挙等が控えています。来年も政治リスクから
目が離せませんね。
そして、トランプ政権が「神ってる」ことを願いた
いものです。来年も宜しくお願いいたします。
●当資料はピクテ投信投資顧問株式会社が作成した資料であり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、また特定の銘柄および市場の推奨やその価格
動向を示唆するものでもありません。●運用による損益は、すべて投資者の皆さまに帰属します。●当資料に記載された過去の実績は、将来の成果等を示唆あるいは保証する
ものではありません。●当資料は信頼できると考えられる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性、使用目的への適合性を保証するものではありません。●当資
料中に示された情報等は、作成日現在のものであり、事前の連絡なしに変更されることがあります。●投資信託は預金等ではなく元本および利回りの保証はありません。●投資
信託は、預金や保険契約と異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の対象ではありません。●登録金融機関でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とは
なりません。●当資料に掲載されているいかなる情報も、法務、会計、税務、経営、投資その他に係る助言を構成するものではありません。