近畿地整・建設コンサルタント近畿支部で 第5回合同現地研修会を開催

H28.12.19
近畿地整・建設コンサルタント近畿支部で
第5回合同現地研修会を開催
~河川部 河川計画課~
平成28年12月14日(水)整備局若手技術者とコンサルタント技術者が合同で現地視察し、具体事例を踏ま
えた疑問点、課題などに関して意見交換をすることを通じ、現場をみる目、考察力の研鑽等、相互の技術力の
向上を図ることを目的に合同現地研修会を実施しました。
今回で5回目をむかえ、整備局14名、建設コンサルタント協会14名が参加しました。
■現地視察
・現地視察は、宇治川塔の島地区で実施されている河川整備工事(河道掘削・護岸改修・落差工切り下
げ等)等、の状況について視察しました。
・現場視察中に、淀川河川事務所の担当者が資料を用いて、景勝地に配慮した工事について説明しました。
現地視察の様子
工事状況(宇治川)
工事状況(塔の川)
■意見交換会
・現地視察後、淀川河川事務所伏見出張所へ移動し、『景勝地で実施する
改修事業の施工計画』をテーマに、4班に分かれ、ファシリテーターのもと、行
政・コンサルタントというそれぞれの視点から意見交換を行いました。
意見交換会での主な意見
○完成形イメージのパースで、重機を目隠しする等の景観への配慮が必要。
活発な意見が交わされる
○観光客の動線に留意した位置(駅、宿等)に工事用看板の設置が必要。
(外国語標記等の外国人への配慮も重要)。
○工事期間を短くするなど、観光客減少の配慮が重要。
○低騒音・低振動の機械を使用する等の環境面への配慮が重要。
〇姫路城の改修工事のPRを例に、工事を逆にPRする工夫が必要。
参加者の感想
○ 受発注者相互の立場での課題や問題点がわかり、
有意義な機会であった。
○ 難しいテーマであったが、 皆で意見を出し合う
ことでアイデアが浮上し、勉強になった。
班ごとの発表状況
【問い合わせ先】
国土交通省 近畿地方整備局
河川部 河川計画課 調査第二係
〒540-8586 大阪市中央区大手前1丁目5-44
TEL 06-6945-6355