君が喚ばれたのは、西暦 20XX 年。 あらゆる困難が科学で解決するこの時代、君は神秘の力を持つ魔術師(プレ イヤー)として生を受けた。 月とかオランダとかネバダとか。なんか色々な場所で行われてきたらしい願 望器を巡る聖杯戦争が、どうやら今回は冬木市で開催されるようだ。 君はその噂を聞きつけて参じたか、はたまたただ巻き込まれてしまったのか ……ともかく、この魔術師同士の殺し合いに参加することになってしまった。 過去や未来の英雄と共にこの戦争を勝ち残り、望みを実現するマジックアイ テム聖杯を手にしよう! しかし、そう簡単に君の願いが叶うわけではない。何やら裏で手を引いてい る人間がいるやもしれないのだから……。 ──シナリオ設定なんて気にするな! バレバレの黒幕を倒し、君の手でストーリーを DO IT!!(それをやれ) 登場人物 監督役:小峠峯子 -コトウゲ ミネコ- 聖堂教会から冬木市に派遣された聖杯戦争の監督役。元代行者の 98 歳独身。 人がもがき苦しむ様を楽しむ生粋の聖職者(サディスト)。 たとえどれだけの破壊活動でも、とりあえず教会の力で隠蔽してくれる。 解雇(クビ)? フフフ……どうとでもなさってくださいな。 監督役補佐:蜜 -ミツ- 峯子の助手をしている女の子。 明るく活発で、見ている分にはただの少女。 どうやら純粋な人間では無いようだが……? 特殊ルール説明 勝利点 セッション中の行動により、PL に対し勝利点が与えられます。 勝利点はセッションに直接影響を与えるものではありません。聖杯を手にし た者が聖杯戦争の勝利者であるならば、勝利点の最も高い者がゲームの勝利者 であるといえます。 勝利点は以下の行動で加算されます。また、GM 判断により他の行動で勝利 点を得ることが出来る場合もあります。 ・NPC サーヴァントを倒す+3 ・同盟者が NPC サーヴァントを倒す+1 ・PC サーヴァントを倒す+6 ・同盟者が PC サーヴァントを倒す+4 ・NPC 中級サーヴァントを倒す+5 ・同盟者が NPC 中級サーヴァントを倒す+3 ・黒幕を倒す+8 ・同盟者が黒幕を倒す+6 これらの点数は草案のため、開始までにバランスを調整する可能性があること をご承知ください。 復活 今回の聖杯戦争では、脱落しても PL が希望すればセッションへの復帰が可 能です。 復活の際には以下のデメリットを負うことになります。 ・最も値の高いステータスを 1 ランク低下させる。同値のステータスが複数あ る場合、筋力>魔力>敏捷>幸運>耐久の順で選ばれる。低下の際、同時に+ 補正も失う。 ・優勝しても、聖杯を取得することが出来ない。ただし他 PL の了承を得た上 であれば、譲渡という形で使用することは可能。 脱落までに一般人への被害を出し過ぎていた場合には、ロールによって監督 役への説得が必要になります。 復活の際には HP と宝具の使用回数が回復した上で、教会もしくは霊地に移 動します。令呪は回復しません。 復活出来るのはサーヴァントのみです。マスターが死亡した場合、復活ルー ルは適用されません。 乗騎制限 今回のセッションでは、乗騎を召喚する宝具に対しペナルティをデメリット として設定します。 基本的には、乗騎召喚宝具を設定する場合は令呪を一画失った状態でセッシ ョンが開始することになります。 PL からの要望があれば、デメリットは他の形で設定しても構いません。 ただし、複数の宝具を持たないサーヴァントはこの制約を受けません。 一度に召喚出来る乗騎の数は最大1つまでとします。 補正値ペナルティ スキルや宝具などの効果によって得る dice の数が一定値以上、もしくは以 下になった場合、sides にペナルティが加わります。 ・戦闘フェイズと奇襲フェイズ中における全ての判定時に適用される。 ・得る dice が 11 以上になる場合、その判定時のみ side が{得る dice 値/10(小 数点切捨)}される。 ・また、減る dice が 5 以上になる場合、その判定時のみ sides が+1 される。 ・両方のルールが重複する場合、前者のルールのみを優先して適用される。 令呪回復 令呪回復は自陣営の行動手番時にしか使用出来ず、最大 HP の超過も行いま せん。 倍化処理 ステータスに+を持つサーヴァントに適用されます。使用宣言をすることに より、3 ターンに 1 度そのステータスを用いる判定に{(+の数+1)*5}の modifier を得ることが出来ます。
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