立川市高松第三学童保育所運営委託仕様書(PDF:223KB)

立川市高松第三学童保育所運営委託仕様書
立川市高松第三学童保育所の運営委託業務受注者(以下「受注者」という。
)が行う業務
の内容及びその範囲等については、立川市学童保育所条例(昭和 42 年条例第 41 号)
(以下
「条例」という。
)及び立川市学童保育所条例施行規則(昭和 58 年規則第 34 号)に定める
もののほか、学童保育所の手引書及びこの仕様書によるものとする。
1.目的
立川市学童保育所は、放課後に保護者の就労等で適切な家庭保育が受けられない1年
生から6年生までの児童を対象に保育を実施する施設であり、この仕様書は、立川市学
童保育所のうち、立川市高松第三学童保育所について、受注者が行う業務の内容及び履
行方法について必要な事項を定めることを目的とする。
2.事業及び委託に関する基本的な事項
受注者は、学童保育所事業並びに施設の運営をするにあたり、次に掲げる項目を留意
すること。
(1)地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)、条例内容を充分理解し、法令の規定に基づ
いた運営を行うこと。
(2)立川市個人情報保護条例(平成元年条例第 55 号)の規定に基づき、個人情報の保
護を徹底すること。
(3)市と密接に連携を図りながら運営を行うこと。
3.保育所の定員及び入所対象児童
定員は25名とする。
入所対象児童は小学校1年生から6年生までの児童で、市が決定し受注者に通知する。
4.保育所の保育時間等
保育時間は下校時から午後6時までとする。土曜日及び学校休業日(春、夏、冬休み、
臨時休校)は午前8時から午後6時までとし、保育希望者がある場合は午後7時まで時
間延長を行う。また、土曜日については、登所する児童がいない場合でも、学童保育所
は午前8時から午後6時までは開所しておくものとする。
ただし、市長が必要と認めたときは、臨時にこれを伸縮することができる。
5.保育所の休日
条例第4条に定められたところによる。
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6.職員の配置等
(1)職員の配置
職員の配置は労働基準法(昭和 22 年法律第 49 号)等労務関係法令を遵守し、次の職
員を置くこととする。
(ア)常勤職員1名を含む2名以上配置しなければならない。
(イ)任用に当たって、常勤職員は保育士または教員の資格を有すること。
(2)職員の勤務形態
職員の勤務形態は、安全性の確保を念頭に置き、効率的かつ円滑な形態とし、施設の
運営に支障が無いよう定めること。
(3)職員の資質の向上及び安全確保
職員の資質の向上を図るため、職員の研修等の実施または研修会等への参加に努め
ること。また、職務上事故等の危険な状況が予見される場合は事前に安全確保の確認
を行うこと。
7.施設等の概要
(1)名 称
立川市高松第三学童保育所
(2)所在地
立川市高松町1丁目 31 番 22 号
(3)施設の規模等 面積
77.09 ㎡
施設の構造 鉄筋コンクリート造 12 階建の1階部分の一部
(4)施設の内容
保育室、便所、事務室、倉庫、湯沸かし室
8.業務の内容
学童保育所は、児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)において、保護者が労働等によ
り昼間家庭にいない小学校1年生から6年生までの児童に対し、授業の終了後及び学校
休業日(ただし、日曜日、祝日、12 月 29 日から 31 日、1 月 1 日から 3 日を除く)適切な
遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図るという設置理念に基づき、運営の業
務を行うこと。
(1)立川市高松第三学童保育所の対象児童
立川市立第五小学校及び求めによりその他の児童を対象とする。
(2)学童保育所の活動について
①年間の業務
(ア)年間計画
年度当初に学童保育所の活動の基本となる年間計画を立てる。
(イ)年間指導計画
学童保育所としての目的、機能、役割を考慮して、児童の理想像や期待をこめ
て目標を立てる。
(ウ)学校との連絡
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・4月当初に学童職員体制表等持参し、下校経路上の確認や学童保育所の状況を
説明する。
・毎月学童保育所の情報物(以下「おたより」という。
)と学校の行事予定表や学
級通信の相互交換を行う。
・必要に応じ個々の児童についての意見交換を行う。
(エ)入所申請
入所申請者の受付は次年度4月1日入所の希望児童に対する一斉受付と、中途
入所申請の受付があり、ともに市の指示により申請書の配布及び受付を行う。
(オ)入所説明会
新年度入所児童、保護者に学童保育所の理念、指導計画などについての説明と
個人面談を行う。
(カ)保護者懇談会
年に数度、夏休み前など必要に応じ実施する。
(キ)各種届の受付
・転所届
・休所届
・退所届
・辞退届
・学童保育料減免等申請書など
②毎月の業務
・月間運営予定表の作成
・月別活動予定表の作成
・おたよりの作成
③日常の業務
・出席状況表の記入
・児童の健康状態の把握
・児童への遊び、生活の指導
・間食の購入と提供
学童保育所の間食は保護者会等から委任され、保護者から月額 2,000 円を保護
者会名義で徴収し、学童保育所が実際の運用(発注、支払い、会計処理)を行う。
なお、運用にあたっては市の指示により行う。
・保護者との連絡
全体的なことは、おたよりにより行い、個々の場合は連絡帳などにより行う。
事故、疾病等緊急の場合は電話で行う。
(3)帳簿の整備
学童保育事業の運営に必要な帳簿を、次のとおり備え付けなければならない。
・児童台帳
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・育成日誌
・児童の出席状況を確認するための出欠表
・職員の出勤簿
・備品台帳
9.児童への安全確保
(1)施設内または事業に関わる児童の事故・事件等が発生した場合、速やかに且つ適切
に対応すること。
(2)定期的に施設の安全確認を行い、児童及び職員に事故の無いような環境を整備する
こと。
(3)関係機関から送付される不審者情報等について、速やかにかつ適切に対応して、児
童及び利用者の安全を確保すること。
10.事故報告書の提出について
児童、利用者及び職員が事故等により傷害があったときは、速やかに事故報告書を市
に報告すること。
11.保険
入所児童に係る傷害保険及び賠償責任保険は受注者が加入すること。
12.事業報告書の作成
受注者は、月別事業実績報告書を翌月5日までに提出しなければならない。また、次
年度の4月末日までに年間の事業実績報告書を作成し、市へ提出すること。
13.個人情報の保護義務
業務上知りえた個人情報については、立川市個人情報保護条例(平成元年条例第 55 号)
等の関係法令に基づき、厳格に取り扱うこと。
14.備品等
学童保育事業を運営するに必要な備品及び消耗品は、市の貸与したものを除き受注者
の負担において整備すること。
15.委託期間
平成 29 年4月1日から平成 30 年3月 31 日まで
16.その他
事業運営について疑義が生じたときには協議し進めるものとする。
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